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2023年10月06日 12:00

アジアツアーのお話し②

こんにちは!

 

インターン内藤のAsiaTourの日記をご紹介🌎

今回の日記はスポーツ用義足の製造過程についてです!

============================

【8月19日(土)】@ブータン
 この日はPGさんではなく、BPCの通称Umapさんに迎えに来ていただいた。

二班に別れ、山中さんはナショナルスタジアムで行われた

為末大さんのランニングクリニックの撮影に行った。

ランニングクリニックでは現地の陸上コーチが多く参加し、

前日の15歳の大腿義足ユーザもブレードを履いて参加した。

 

もう一方(内藤)は病院へソケット作りの続きの撮影に行った。

 

 病院では弟のソケットをPP素材で作るところを目にした。

彼の断端は踵が残っていたため、

ソフトライナーでソケットに上から入れられるようにと形状の工夫と

プラスチック素材でも後ろにブレードをつけられるように強度の補強を行う必要があった。

そのため補強が必要な部分はPPの板をもう1枚重ねて製作することを

以前教えてもらったと遠藤さんが現地の義肢装具士さんに伝えた。

IMG_3334.jpeg

 

ソフトライナーにストッキングを被せて、熱したPPの板を2人がかりで貼り付けていた。
余った部分をハサミで切り落とし、厚手の軍手で整形。

ソケットが冷めた後は中の石膏を剥がした。

PPソケットにブレードを取り付けるためドリルを使って穴を空けた。

DSC05397.jpg

 

 ブレードを取り付け義足が完成した。

縦に切り込みを入れたライナーを弟の左脚に合わせ、

ソケットに入れようとするがなかなかスムーズにはまらなかった。

結果的に何度もヒートガンを使ってPPソケットに広げ、

体重を乗せてソケットをはめることができた。

IMG_3402.jpeg

 

 今回のソケット作りは走る前の入れやすさと

走っている間の抜けにくさがトレードオフなため、その塩梅が難しいことを知った。

DSC05388.jpg

IMG_3310.jpeg

DSC05366.jpg

 

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