このプロジェクトでは継続的な支援を募集しています

「防衛技術博物館を創る会」のマンスリーサポーターを募集します!

「防衛技術博物館を創る会」のマンスリーサポーターを募集します!
このプロジェクトでは無期限で寄付を募集しています。「毎月」のコースで支援した場合、すでに完了した決済をキャンセルすることはできませんが、将来の決済を解約することができます。

マンスリーサポーター総計

332
このプロジェクトでは無期限で寄付を募集しています。「毎月」のコースで支援した場合、すでに完了した決済をキャンセルすることはできませんが、将来の決済を解約することができます。

    https://readyfor.jp/projects/bougihaku?sns_share_token=&utm_source=pj_share_url&utm_medium=social
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note
2024年09月28日 16:47

石破茂先生の自民党総裁選での当選にあたって・・・

まずはじめに記しておきますが、われわれNPO法人防衛技術博物館を創る会は政治的に中立です。しかし、前例のない防衛装備品を展示・保管する施設を創るには防衛省との連携が不可欠であり、これは一民間団体では到底叶うお話ではありません。防衛省・自衛隊とのカウンターパートナーは地方自治体や公的機関が望ましいのですが、地元御殿場市単体では、人、モノ、金が足りません。ではどうしたら良いのかを考え、解決する場所のひとつとなるのが与党国会議員による議員連盟なのです。

 

様々な業種・業界団体がロビー活動しているので、国会議員連盟はそれこそ星の数ほど存在します。我々は夢の博物館計画実現のための手段として国会議員の先生方と接しており、特定の政党を支持したり、特定の思想信条に基づいて活動しないことをマンスリーサポーター様におかれましてはご理解いただきたいと存じます。博物館実現へ向けて個々の事象についての判断は、個々人が是々非々でしていただけるように心からお願いする次第であります。

 

IMG_0060.JPG

2011年から組織的な活動を開始した我々が、前例のない防衛技術博物館設置へ向けて動き始める中で、転機となったのは2016年9月の「くろがね四起」修復完成お披露目会の様子がNHK全国放送ニュースで報じられたことでした。当該ニュースをご覧になった、城内実衆議院議員(自民党・静岡7区、写真左)から、「地元静岡県で、すばらしい活動をされている団体を是非とも応援したい」とお電話をいただいたのです。さらに、同じニュースをご覧になっていた石破茂衆議院議員と城内実衆議院議員が何か応援できることはないだろうか?と意気投合して頂いたことを切っ掛けに、自民党有志による「(仮称)防衛技術博物館の設置を実現する議員連盟」が2017年に設立されました。

content_405de55479e1d2e652a18583e6cbb3f3cbbf2c7e.jfif

写真は設立総会の様子ですが、防衛大臣経験者が4人もひな壇にならび、防衛省からも幹部が臨席、若林洋平御殿場市長(当時)にも出席していただき、民間施設への自衛隊車両譲渡、貸与についての意見交換がここから具体的にスタートしました。

 

これまでにも我々に対して、国・防衛省・自衛隊がやるべき事業だとか、いち民間団体の手に負える話ではないなど、多く方や御殿場市民からもご指摘を受けたことがあります。もちろん自分もそのように思ったり、共感したりする部分もありますが、自衛隊創設以来70年を経過しても防衛装備品を展示する博物館の設置計画は聞こえてきません。このようにお話すると、ちょっと物知りな方の中には「りっくんランド」があるじゃないか!とか富士学校や土浦武器学校には多くの車両が展示されている!とご指摘をいただくこともあります。しかし、この様なご指摘こそ、わが国の防衛装備品に対する無理解、博物館に関する意識の低さの証明に他なりません。実際には自衛隊の現場では装備品展示の専門部署はもちろんありませんし、人も予算もまったく足りていないのが現状だからです。

 

「石破茂」.jpg

この写真は2018年2月に御殿場市内で博物館設置に関するご講演をお願いした際に撮影された一枚です。石破茂先生は「くろがね四起」と聞いて、形や用途をお答えになれる数少ない国会議員のお一人です。体験搭乗後には鋭い質問を連発され、何はともあれ「モノを残す」ことの大切さを理解して頂いたことが嬉しかったことを、昨日ことのように記憶しております。

 

もちろん石破先生のようなマニアでなくとも、国務大臣経験者や、外務外交に明るい国会議員は防衛装備品に対する専門知識はなくとも、各国へ外遊された際に国軍博物館や科学技術館を訪問され、先進各国の世界基準をご存じです。だからこそ、わが国で防衛装備品顕彰がなされない現状を憂い、我々NPOの活動を理解し応援してくれるのだと感じます。

content_960c900fd378b22d48f455b4f916dca6ba764971.jpg

こちらは昨年2023年8月に浜田靖一防衛大臣(当時)に議連の陳情書を届けた際の一枚です。自分の左が城内実議連事務局長、一番左が若林洋平参議院議員(静岡県選挙区)、浜田防衛大臣(当時)の右は石破茂議連代表代行、一番右は中谷元議連代表です。

 

この陳情により、御殿場市に対する窓口を防衛省内に早急に作らなければ、今後の決済がたらい回し状態となる恐れがあると意見が一致したのです。勘違いしていただきたくないのは、防衛省内でも防技博構想に反対する人はいません(おそらく・・・)が、前例がない企画なので担当部署も担当者も決まらないことは数年間のやり取りで良く判ったというお話なので、だれが悪いわけでもありません、念のため。

 

また、御殿場市にしても静岡県にして、はたまた防衛省にしてもこの手の博物館に関する世界基準の見識がある担当者が都合良く配置されていることもありませんので、われわれNPOが民間の立場から公的機関に足りない知見をフォローし、理想的な博物館の規模、内容を今後も発信し続ければ良いと考えております。

 

content_e4dea40b3f0b679a6cb06a829f7584e42fbfe452.jfif

以上の流れを受けて、今年2024年5月21日(火)に衆議院議員会館にて、勝又正美御殿場市長に同行して第五回議連総会に出席させていただき、意見陳述させていただきました。こうやって多くの関係者にお集まりいただけるのは、これまで積み上げた当会の実績と言いたいところですが、実際には人と人のご縁がその全てといっても過言ではありません。

 

content_e1c56a4a3c3249437b90ec4a9984724d53087be6.jpg

中谷元議連代表と固い握手を交わすのは、神野義孝御殿場市議会議員です。お二人は防衛大学同期の元自衛官であり、幹部レンジャー課程のバディだったというご縁があります。このご縁があったからこそ、中谷元衆議院議員が議連代表を引き受けてくださったのです。

 

content_ecb3ecf44a6dbee957b1cb114a95efc1b1213777.jpg

勝又正美御殿場市長と石破茂議連代表代行も、ここ数年の議連総会等を通じてすっかり顔なじみです。こうして課題や問題に共に当たっていくことで、信頼関係が時間を掛けて醸成されます。

 

content_26269749671dafd2763b6e46f805729a66f34a48.jpg

地元選出の国会議員、県議、市議、そしてNPO理事たちとマンスリーサポーターをはじめとする支援者の皆様に支えられて、夢の博物館実現へ向けて進んでおります。

 

この度の「防技博の設置を実現する議連」代表代行の石破茂先生の自民党総裁・総理大臣就任の報に接し、着実に博物館設置実現へ向けて進んでいくためにはこれ以上ない「心強いニュース」だと感じております。同じミリタリーマニア(本当に失礼な物言いであることは承知しております)として、心からおめでとうございますとお伝えしたいと思います。

 

実行者:小林 雅彦

記事をシェアして応援する

    https://readyfor.jp/projects/bougihaku/announcements/343914?sns_share_token=&utm_source=pj_share_url&utm_medium=social
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note

あなたにおすすめのプロジェクト

注目のプロジェクト

もっと見る

新着のプロジェクト

もっと見る