支援総額
目標金額 10,000,000円
- 支援者
- 649人
- 募集終了日
- 2017年12月27日
再考ノーマライゼーション
こんにちは。しょうぶ学園の福森伸です。12月27日のクラウドファンディング終了まで残りわずかとなってきました。これまでご支援をいただいた方、応援くださっている方、改めて御礼申し上げます。誠にありがとうございます。
チャレンジ達成にはまだ道のりが遠く、皆様のお力が切に必要です。どうか、引き続きご支援、ご拡散のほどお願いいたします。
今日は、福祉の世界でよく聞かれる「ノーマライゼーション」について、僕なりに考察してみたいと思います。
ノーマライゼーションとは:
1960年代に北欧諸国から始まった社会福祉をめぐる社会理念の一つで、障害者も、健常者と同様の生活が出来る様に支援するべき、という考え方である。また、そこから発展して、障害者と健常者とは、お互いが特別に区別されることなく、社会生活を共にするのが正常なことであり、本来の望ましい姿であるとする考え方としても使われることがある。またそれに向けた運動や施策なども含まれる。(Wikipediaより)
「ノーマライゼーション」は、障がい者に対する社会の認識の変化を促す側面もありますが、実際は「障がい者」が変わることばかり重視されているように思うのです。
障がい者が、健常者の生活様式に適応できるようになることが過剰に求められ、リハビリテーション(社会適応訓練)という手段がそのために使われてはいないでしょうか。リハビリによって、身体機能の回復は見られるかもしれません。しかし「自己実現」や「幸福」という尺度においては、リハビリをすることで「障がい者」が「健常者」に近づくことは在るのでしょうか? そして知的障がい者の多くが、社会的な価値や賞賛にはそもそも価値を見出していません。彼ら一人一人の自己実現、幸福という視点は「ノーマライゼーション」に含まれているでしょうか。
健常者によって健常者のためにデザインされた社会に、「障がい者」が適応することばかりを強調するのではなく、健常者の認識こそが変容されるべきではないかと僕は思うのです。そもそも「ノーマル」という概念は永遠に曖昧です。だからこそ、障がい、と言うより「人間」をありのままに受け入れる思想が重要で、そのような多元的なノーマライゼーションになって初めて、障害者にとっても意味と価値が生まれるんだと思います。
福祉の現場でも、ついつい自分たちの方に利用者を引き寄せようとはしていないだろうか。常にそうした疑いを持ちながら、これからも利用者さんたちとともにありのままでいられる場所づくりに励んでいきたいです。
リターン
3,000円
‖ 感謝の気持ちを込めて
◆サンクスレター
- 申込数
- 208
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2018年4月
10,000円
‖ 子どもたちへ「その人らしさ」に寛容な場を!「Bushland HOUSE」一口園長になっていただけませんか?
≪¥10,000 Aコース ※¥10,000 A or B でお選びください≫
◆サンクスレター
◆しょうぶ文化芸術支援センター 「Bushland HOUSE」一口園長認定証お届けいたします
◆一口園長さまのお名前を施設内に掲載いたします
◆しょうぶ学園内「レストラン otafuku」or「そば屋凡太 」にて無料でお食事をお楽しみいただけます
※お会計の際に「一口園長認定証」をご提示ください
※1名様・1回限りとなります
- 申込数
- 206
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2018年4月
3,000円
‖ 感謝の気持ちを込めて
◆サンクスレター
- 申込数
- 208
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2018年4月
10,000円
‖ 子どもたちへ「その人らしさ」に寛容な場を!「Bushland HOUSE」一口園長になっていただけませんか?
≪¥10,000 Aコース ※¥10,000 A or B でお選びください≫
◆サンクスレター
◆しょうぶ文化芸術支援センター 「Bushland HOUSE」一口園長認定証お届けいたします
◆一口園長さまのお名前を施設内に掲載いたします
◆しょうぶ学園内「レストラン otafuku」or「そば屋凡太 」にて無料でお食事をお楽しみいただけます
※お会計の際に「一口園長認定証」をご提示ください
※1名様・1回限りとなります
- 申込数
- 206
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2018年4月
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