柔道場建設プロジェクト2日目！～ベトラウティ村へ～

DAY2　～ベトラウティ村へ～

2日目は朝6時くらいに起床し、朝食を食べ、そのまま全体会議を行いました！

現地で日本とネパールを繋いでくれたネパール在住10年目の古屋祐輔さんがネパールに住み、ネパールのために活動するようになったきっかけや、このプロジェクトが始まった経緯、ネパールの主な宗教であるヒンドゥー教の宗教観や文化、ベトラウティ村のことなど、ネパールのことをちゃんと知り、理解して活動していくために詳しくお話していただきました。

1時間ほどの会議が終わった後、より深くネパールの文化や宗教観を知るためにヒンドゥー教の聖地と呼ばれる「パシュパティナート」という火葬場に訪れました。

パシュパティナートでの決まりやカーストの話、意外なヒンドゥー教と日本の関わりなど、普段の生活では知ることのない面白い話を聞くことが出来ました！

親族がご遺体を目の前を流れるガンジス川の上流でお清めし、カーストによって決められた場所で焼かれ、遺灰は川へ流される。

日本では見ることのない光景が目の前に広がり、衝撃を受けたとともに、ヒンドゥー教という馴染みのない宗教や文化を少し理解できたように思います。

 

パシュパティナートの見学が終わり、ベトラウティ村へ向かいました！

村へ向かう道中のレストランで昼休憩を兼ね、ネパール人学生と初顔合わせをしました！

英語で簡単な自己紹介をして、一緒にお昼ご飯のモモを食べながらいろんな話をしました！

 

ネパール人学生たちと一旦お別れして、ベトラウティ村へ。

舗装されていないガタガタの山道に揺られること合計約3時間、ようやく村に到着しました！

バスを降りると、村の有名なお祭りの"ラキ"がお出迎えしてくれました！

そのまま小学校へ行き、歓迎セレモニーが開かれました！

 

歓迎の印として、カダという首飾りをもらいました！

子どもたちと一緒にダンスをして楽しい交流をすることができ、良いスタートを切ることが出来ました！

セレモニーが終わると、このプロジェクトのメインである柔道場に向かいました！

写真でしか見たことがなかった柔道場をようやくこの目で見ることができ、感動しました！

このプロジェクトを完成させるぞ！と意気込みました！！

作業の打ち合わせをした後、震災後家が崩れて住めなくなった人たちが住む仮設住宅を視察しました。

 

海外の支援団体が元の場所に多額のお金を費やして建て直したのですが、住む人たちの気持ちを汲み取らないまま建てられ、今でも誰も住まず、村の中心に近くて便利な河川敷にある仮設住宅に住み続けています。

命の宿らない、からっぽの復興住宅が出来てしまった現状から、しっかりと現地の声に耳を傾け、本当に必要としているものを作り上げていくことがいかに重要なことなのかということを学びました。

視察を終え、辺りも暗くなってきました。

村へ戻り、自分の荷物を持ち二人一組になってこれから4泊5日を過ごすホームステイ先に各々向かいました。

これからお世話になる家族に挨拶をし、夕食を食べ、明日から始まる作業に備えて眠りにつきました。