街の小さな映画館をデジタル化して佐賀の映画文化を守りたい

街の小さな映画館をデジタル化して佐賀の映画文化を守りたい

支援総額

1,229,000

目標金額 1,000,000円

支援者
89人
募集終了日
2014年9月28日

    https://readyfor.jp/projects/ciemadigital?sns_share_token=&utm_source=pj_share_url&utm_medium=social
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note
2014年08月18日 11:19

シエマは広がる

シエデジ会メンバーの柳原忠行さんから、コラムを寄せていただきました。
今週金曜日まで上映している夢は牛のお医者さんのエピソードに合わせて、デジタル化の呼びかけをしてくださっています。

ぜひご覧ください。
ーーーーーーーー
シエマは広がる 柳原忠行

映画のデジタル化で、資金力の弱い単館系のミニシアターが次々と閉館する中、
私たちは、九州の地方都市、佐賀の文化を守ろうと、
「シアターシエマ」のデジタル化を支援する運動をすすめています。


私はこれまで、ことあるごとに、佐賀の文化、佐賀の街づくりと、
言葉の枕に「佐賀」を付けて、多くの人に協力をお願いしてきましたが、
シエマは、佐賀の枠を越えて大切な宝になっていることに気が付きました。


先日、 今シエマで上映中の「夢は牛のお医者さん」を観ました。
新潟県の過疎の村の小さな小学校で、新入生ゼロだった年に、
子牛3頭が入学してきて、子どもたちは、牛とじゃれ合うように暮らします。
子牛が来たとき、小学校低学年だった女の子は、下痢をした子牛を見て、
牛のお医者さんになろうと思い、念願かなって獣医になります。

子牛の入学式から、女の子が中堅の獣医になって、地域の酪農家を支えるまで、
26年間の取材です。

牛と子どものふれあい、夢に向かって突き進む女性、それを支える地域の人たち、
スクリーンに登場する人たちの姿は感動的です。

でも私は、映画に登場しなかっを先生たちを見ているような思いもしました。
新入生が居なかった年に、子牛を入学させるという発想はどなたがしたのだろうか。
それを実行した先生たちは、どんな人なのだろうか。
映画に登場しないだけに、素晴らしい教師像が浮かんできたのです。
そんなことを考えているとき、
鹿児島県の小学校の先生が、佐賀市のシエマで「夢は牛のお医者さん」と観て、
トンボ返りで鹿児島に帰られたことを知りました。
先生の間で、この映画は評判になっているのでしょうか。


それにしても、九州の南の端の鹿児島から、北部の佐賀まで、
時間とお金をかけて映画に学びに来られた先生が居られたことを知り、
どこにも、子どもたちと真剣に向き合う先生が居られるのだと嬉しくなりました。


シエマの支配人の重松江梨子さんに聞くと、
他にも県外から観に来られる人が多いということです。
職業は分かりませんが、先生が多いのだろうと思います。
小粒でも良質な映画を観ることができるミニシアターが少なくなる中、
シエマは佐賀の人たちだけでなく、九州の人たちにとっても必要なのだと
知ることができました。


私はこれまで、多くの友人に募金をお願いしてきましたが、
佐賀県外の人には、声をかけるのを遠慮してきました。

それでも、山口、東京、北京から募金を寄せてくださる人がいて、
恐縮してきましたが、
シエマは佐賀だけでなく、みんなの宝なのだ、
だから、全国の人に協力をお願いしている、レディーフォーでも
多くの人が共感してくださっているのだと思いました。


募金は目標の1000万円の半分近くになりましたが、
正直なところ、息切れもしてきています。
でも鹿児島から観に来てくださった先生が居ると聞いて、
あらためて力が湧いてきています。

リターン

3,000


alt

・デジタル化完了のお知らせを兼ねたお礼状

申込数
33
在庫数
制限なし

10,000


alt

・デジタル化完了のお知らせを兼ねたお礼状
・デジタル上映お披露目の招待状×2枚(デジタル化完了後有効)
・映画館ロビーへのお名前の掲示

申込数
41
在庫数
59

3,000


alt

・デジタル化完了のお知らせを兼ねたお礼状

申込数
33
在庫数
制限なし

10,000


alt

・デジタル化完了のお知らせを兼ねたお礼状
・デジタル上映お披露目の招待状×2枚(デジタル化完了後有効)
・映画館ロビーへのお名前の掲示

申込数
41
在庫数
59
1 ~ 1/ 6

あなたにおすすめのプロジェクト

注目のプロジェクト

もっと見る

新着のプロジェクト

もっと見る