プロジェクト概要

過疎地域に人が集い交流のできる

「コミュニティ・ファーム」を創り出したい。

 

こんにちは。このプロジェクトページを開いてくださり、ありがとうございます。 黒松内ぶなの森自然学校の高木晴光です。「自然と人、人と人、社会と自然の繋がりづくり」をミッションとしてNPOねおすを立ち上げ活動展開してきました。http://www.neos.gr.jp/ 

その拠点のひとつである、北限のブナ里・北海道黒松内にて自然学校を運営しています。ここに地域の農家と連携しつつ、土や作物だけでなく、人や地域も有機的につながれるコミュニティファームなるものを始め、赤ちゃんからお年寄り、障がいのある人も訪れることができるような農場モデルを創造したいと考えています。 その農場づくりのスタートに皆様のご協力を頂きたいとReadyforに登録しました。 よろしくお願い致します。

 

「コミュニティ・ファームの」モデルとして、北海道寿都町(すっつちょう)

湯別地区と黒松内町作開地区に農場を作ります。協力して頂くボラン

ティアが不足しているため、皆様からのご支援を頂けないでしょうか。

 

(農作業を体験している様子です。)

 

被災地支援から、「地域づくり」を通じて地域の活性化に

貢献することが出来ました。しかし、被災地だけではなく、

日本全国に過疎地域は数多く存在しています。

 

私たちは3・11の東日本大震災直後から岩手県釜石市鵜住居地域の復興支援をしてきました。そして、2013年6月にそれまでの活動拠点であった独自のボランティアセンターを「三陸ひとつなぎ自然学校」と発展的組織化させ、地域の実情にあった小さくとも継続的に中山間地の農業や漁業、小さなご商売の支援を続けています。

 

被災地支援の当初は緊急的支援でした。その過程で地域からの信頼を得ることができ、支援活動も「地域づくり」への貢献と変化してゆきました。全てを失った小さな漁港のワカメやカキの養殖資材づくり、漁師と中山間地で農業を営む家庭の女性達が協働する食の活動、仮設商店街のイベントなどさまざまな地域支援を展開しましました。

中でも、「青空広場」と銘打った被災者・地域の方々が気軽に立ち寄れる交流の場づくりは大変好評でした。これらの活動に若者・ボランティアが参加することで、結果的に被災地・過疎地域と都市の人々との交流が生まれ、地域に住む人々と都会からやってくる若者の双方が、「人が生きてゆくため・暮らしてゆくために何が必要なのか」を大いに学ぶことができる機会となりました。 

 

(2011.06 釜石市鵜住居橋野地区での青空喫茶・

被災者と地域・ボランティアの交流会の様子)

 

日本の各地を見渡せば、大災害に遭わずとも地域存続が困難な場所がたくさんあります。被災地の課題は目の前にあり、わかりやすく存在しています。かたや、普通の日常がある過疎地では、かえって地域の社会問題が見え難くなっています。ましてや、少子高齢化、人口減が急激に進む北海道の農村で大農法化が難しい、大きな自然観光資源がないは地域は、これからの活路がなかなか見いだせないでいます。そこで、被災地支援活動で得たコミュニティ活動の育み方を、私達が自然体験活動を事業として展開してきた北海道の農村過疎地域で応用したいと考えました。

 

日本各地に存在する過疎地域。私たちはその地域

本来の豊かな自然や文化の価値を再度見直すことで、

新たな地域づくりを行いたいと考えています。

 

日本全国各地には、このままでは荒廃してしまう畑や田んぼが数多くあります。しかし農地利用のいろいろな制約等のために、有効な利用方法がなかなか見つからない現状があります。一方、国際的農産物市場と競争するために、日本の農業は農地の集約、大規模農法の道を進んでいます。しかし、過疎地域の小さな田畑ではそれも難しく、里地里山の荒廃が心配される現実もあります。

 

地域活性の手法として6次化産業があちらこちらの町村で試みられています。農林水産業・加工業・サービス業とかけ合わせて、新しい経済活動を興す試みです。そしてうまくゆく地域もあるでしょう。ところが、これは一方では都会の人の嗜好に合わせた農産物という加工商品を作り出し、「販売する」経済活動です。もちろん、それも過疎地の地域振興には重要なことです。しかし、それだけではなく、本来の「田舎にある」社会的価値を都会の人に知ってもらうには「交流できる場」を作り出すことが大切だと考えています。

 

私たちは、自然豊かな田畑・地域で行う作業・体験活動そのものに人々の精神保健的(癒し・療養効果・リクリエーション・喜びなど)な魅力を付加させた「交流型農場」を作り出したいと考えています。 こうすることにより、大規模農業化・グローバル農業化の波に残され廃れゆく地域・土地の保全と地域活性化への「もうひとつの手立て」となる可能性があり、農山村に住もうという若者を少しでも増やすことにもつながるはずです。日本の農山村には、経済としての作物生産地としての役割だけでなく、たくさんの生き物がすむ豊かな自然、昔から暮らしてきた文化、精神的にも癒される風景や人といった「社会的価値」があります。私達は、その「田舎そのもの」の価値を改めて感じることができる農場モデルをつくりたいと考えています。

 

現在では、活動場所を北海道に移しています。私たちの

活動拠点である北海道を、コミュニティ・ファームのモデル

とすることを目指しています。

 

被災地で展開したコミュニティ活動を応用して、2012年秋から北海道苫小牧にある植苗病院の農園と林地で、心身の病を持つ患者さん達を対象に精神科医・瀧澤紫織医師と作業療法士さんの協力を受けて、OCHANOVA(お茶の場)活動を試みています。結果、良い療養効果が現れ、現在も月に1回のペースで試行を続けています。

 

ヨーロッパには、Eco-Therapyといった概念や実践事例が数多くあります。農園で作物を育てたり、運動やクラフト作り、環境保全活動をしたり、ガーデニングなどが主な活動ですが、心身の健康促進、Wellbeing (人生を豊にしていく事)に役立つのです。農場で仲間と共に労働することで気分が癒される、精神療養効果が現れています。 http://www.mind.org.uk/about-us/policies-issues/ecotherapy/

 

(苫小牧・植苗病院での自然療育活動の様子です。
本計画の将来的なイメージです。)

 

人々がやってきたくなるような、人々の癒しの空間ともなるような農場を作るためには、まずは生産場所として使われていない田畑を再生し、里地里山の風景を作ることを第一目標とします。場所は北海道寿都町(すっつちょう)湯別地区と同じく黒松内町作開地区を予定しています。

 

本プロジェクトの協働企画者である渡辺千春氏は、福島県郡山市を拠点に技術士事務所を開設して農業指導や農商工連携支援等の仕事をする傍ら、新しい農業や暮らし方のあり方を考えていました。そして、2010年、北海道と福島県での二地域農業を目指し北海道寿都町で小果樹類や山菜栽培を始めました。しかし、2011年の原発事故の影響により、止むなく福島から北海道に拠点を移すことを決意しました。現在は寿都町湯別地区に移住し、技術士事務所の仕事を続けながら大きな機械や農薬を使わない農業を目指して活動しています。私たちは、渡辺氏と協働し、この湯別地区や黒松内ぶなの森自然学校周辺の使われていない畑や雑木林を利用する予定です。

 

(自然の恵みいっぱいのブルーベリー。たくさん収穫できました。)

 

この地域では経済活動として地産地消を大きく展開するには、周辺人口や立地から難しさがあります。キーワードは「地産自給」にあると考えています。地域の自給のために農産物を作るという実践と概念化により、土地・地域・地域活動・農作業そのものに付加価値をつけて、交流創出に結びつけるという手法を試行します。

食糧生産地としての農山村地域の価値と共に、その精神保健的価値をも都会の人が気づける体験型・療養型・学習型農場(Social Farm)が最終目標です。 そのモデルを日本にも創り出したいと考えています。

 

まずは、継続的に経営を試行する実験的農場が必要

 

このためには、いつでも、誰もが入れる、利用できる、作業することができる実験的「農場」が継続的に経営されることが必要です。地域の慣行農業(既存の農家)や周辺住民からコミュニティファームに対して理解をして頂く、場合によっては農業政策とのすり合わせなどの課題も出てくるかもしれません。その解決はプロジェクトが進行する中、試行錯誤しながら解決してゆくしかありません。ます。また、「農場」そのものに様々な人(地域、研究者、利用者等)がネットワーキングできる核としての性質を獲得するための時間も必要です。

 

(今回モデルファームとして使用する、)

 

初期段階として2014年は、農場づくりに取り掛かります。そのためには、資金や人手が必要です。この度の募金では、プロジェクトの初期投下としてボランティアの移動補助や耕作資材の購入をしたいと考えています。

皆様、ご支援よろしくお願い致します。

 

引換券について

 

・進捗レポート

 

・黒松内ぶなの森自然学校のプログラム参加料の1000円割引

 

北限のぶなの森の散策や当地の豊かな自然地域のガイドを致します。 また、黒松内ぶなの森自然学校のゲストハウスの一泊宿泊ご招待を致します。(現地までの交通費はご負担願います。

 

 

・黒松内ぶなの森自然学校の1泊2食付のご招待

 

また、現地に赴くことのできない支援者の皆様には、以下の引換券をご用意しております。

 

・地域情報誌「黒松内・寿都の風土を歩く」と「Byway後志」

 

また、2万円以上のお寄付を頂いた方で当地にいらっしゃることができない方には、北海道寿都湾でとれる新鮮ホタテ1箱(15枚前後)をお送り致します。


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