生活に必要な外出ができない人へ。外出支援を無償で提供したい！

こんにちは。ドコケア事務局です。

 

皆さんからの温かい支援、ありがとうございます。

プロジェクトも開始してから、まだまだ5日目。

この新着情報で、交通弱者の方々やドコケアのことを皆さんに少しでも知って頂けるよう、お伝えしていきたいと思います。

 

今日はプロジェクトページでも、ご紹介している「まさおくん」のお母様にお話しを伺ったので、ご紹介します。

 

まさおくんは現在、幼稚園の年長さん。やんちゃな男の子です。

新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が出る前に「ドコケア」を利用して、近所の介護士さんと人混みを避けつつ公園までお出かけに行きました。

私たち、ドコケア事務局も同行させて頂いたのですが、まさおくんは走りっぱなし！！！ その運動量の多さに、普段面倒を見ているお母様の大変さを痛感しました。

 

そんなまさおくんは、気管切開カニューレと言う、首元の皮膚と気管を切開し、特別な管を入れて気道を確保して生活しています。 それ以外にも胃ろう（手術でお腹につくった、栄養を摂取する特別な管を入れる小さな口）からの注入や、時間ごとの服薬など、医療的なケアがたくさん必要になります。

こういったケアが必要な子どもたちは「医療的ケア児」とよばれています。

医療的ケアは、本来医師や看護師にのみ許される行為ですが、 医療的ケア児は、吸引や注入などの医療的な手技が、家族のうち最低2人は出来る様にならないと、お家で過ごすことが出来ません。 ご家族は大変な努力をされながら、我が子との生活を守られています。

 

いつも元気なまさおくん、コロナ禍ではどう過ごしているのか心配になり、連絡をしてみました。

 

「コロナ禍で外出が出来ず、困っていることを教えてください」

親子ともこれまでのように外出できず、ストレスが溜まってきています。室内ではトランポリンを飛んだり、晴れた日は自転車に乗って身体を動かしていますが、体力が落ちてきているのではと心配しています。

 

「通院などの外出時に不安なことは、ありますか？」

まさおは、言い聞かせてもまだ衛生面がよく分かっておらず、色々なところを触るので心配です。

病院から帰る時に、除菌ジェルで手を消毒し、マスク代わりの人工鼻は外さないように注意しています。コロナウイルスに感染したら肺炎になってしまうので、とても怖いです。

 

感染のリスクを最小限に減らすため、 電話受診などを取り入れ病院へ行く回数を減らしたり、 訪問看護の回数や時間を減らしたりと、試行錯誤をしながら、とても苦労されている様子のまさおくんのご家族でした。

 

1日も早くコロナウイルスの影響が落ち着いて、また一緒に走り回れる日を楽しみにしています。

 

まさおくんのドコケア体験ムービーはこちら

 

＃生活に必要な外出ができない人へ

＃外出支援を無償で提供したい

＃ドコケアがクラウドファンディングに挑戦中