コロナ失業で勉強できなくなったブラジル人の子供に無料で学んでほしい

コロナ失業で勉強できなくなったブラジル人の子供に無料で学んでほしい

支援総額

1,950,500

目標金額 1,160,000円

支援者
161人
募集終了日
2020年11月23日

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プロジェクト本文

終了報告を読む

現在「ネクストゴール挑戦中」です!

(11月16日アップデート)

 

ありがたいことに、皆さまからのあたたかいご支援をたくさん頂戴し、スタート時の目標であった「116万円」を終了10日前にクリアすることが出来ました!

 

*ネクストゴール

186万円です。

156万円+クラウドファンディングシステム利用料+税=186万円

 

*何に使うか

現在ミライに通っている56人(4人増えました)の子たち全員に1万円をプレゼント。「お月謝にあてる」という形で、いつもの額から1万円引いた額を月謝とさせて頂きます。

 

お休みしている20人の子たちだけではなく、今通ってくれている子たちにもプラスになる方法として、ネクストゴールを設定させて頂きました。

 

 

↓下記がプロジェクトスタート時の内容です😊

-------------------

ページをご覧いただき、ありがとうございます!

 

静岡県・菊川市にある、ブラジル人の子ども託児所・学習施設の「ミライ」と申します。

2017年に特定非営利活動法人ミライとしてNPO登録をしてから今年の10月まで、305人の子どもにポルトガル語、日本語、英語の3カ国語で授業を行い、日本の公立校へと送り出してきました。

 

 

ところが、新型コロナウィルス感染症拡大による派遣切りで、当施設にお子さんを預けていた90%の保護者さんが仕事を失いました。今年の3月には87人が通っていましたが、2020年10月現在、ミライにいる子どもは52人。毎月のお月謝のみでやりくりしている経営は、非常に厳しい状態です。

 

  • 認定NPOの申請中であること
  • ブラジル政府へ認可の届け出中(3年前から申請していて、現在も審査中)
  • 公的支援を申請した後、必ず提出する申請書を作成できる人員を雇う資金がない
  • 申請書を作成できる人員がなかなか見つけられていない
    という4点から、公的支援を受けられていません。

 

理事長である日系2世の黄地潔(おおちきよし)が私財を使い、赤字覚悟で設立したNPOのため、すでに借り入れが1,600万円あるほか、月謝の支払いが困難になり休学している子どもが増え、施設の運営が難しい状態です。

 

 

*プロジェクトを立ち上げたきっかけ

休学している子どもたちは、日本の公立校へ入るために日本語を、そして両親とコミュニケーションを取るためのポルトガル語を、加えて英語を学んでいました。

 

なぜポルトガル語を学ぶかというと、母語が確立されていないまま他言語を学ぶと、どちらも中途半端になる「セミリンガル(ダブルリミテッド)」という状態になり、その後の言語習得に苦労する子どもたちをたくさん見てきたからです。

 

両親は派遣社員として工場で働いていて労働時間が長いケースが多く、子どもと接する時間が短いため

家庭のみでポルトガル語を学ぶのが難しい。

ゆえに、両親がポルトガル語で話しかけても子どもは日本語で返答する。

そんな在日ブラジル人家庭はたくさんあります。

 

日本語ができないために特別支援教育へ所属している外国人の子どもの数は、日本人の2倍。

ポルトガル語、そして日本語を学ぶ機会を失った子どもは、学校をやめ、社会から孤立してしまうケースも増えています。

文部科学省の調べでは、約2万人の外国人の子どもが学校に通っていないそうです。

 

(Photo by Unsplash/guillaume-de-germain)

 

想像してみて下さい。

 

海外旅行で、現地の言葉がわからないところへ旅したことはありませんか?

身振り手振りで道を聞き、コミュニケーションを取る。

周りの人が食べているものを見て、食事をオーダー。

「インターネットがあるからいいや」と思っていたら、WiFiの調子が良くない。

頼りになるのは、ガイドブックだけ。

 

そこに、小学生のあなたが、しばらく住むことになったら。

 

 

現地の学校へ行き、言葉を習い、友達を作る。

教科書に何が書かれているのかわからない。ヒントは写真やイラストのみ。

日本人は珍しいようで、じろじろ見られる。

体育で団体競技をすることになっても、コミュニケーションが取れないから何をしていいのかわからない。

 

気候が全然違う。

文化も違う。

食べ物も違う。

 

そして、両親は遅くまで帰ってこない。

そんな毎日が続く。

 

何を、感じますか?

 

(Photo by Unsplash/chinh-le-duc)

 

私たちは、しっかり母語の習得をした後に、日本語と英語を学ぶカリキュラムを実施しています。

現在生活している日本のみならず、世界でスムーズにコミュニケーションを取れる子どもを育てるお手伝いをしたい。子どもたちへ学びの機会を提供し続けたい。そう願い、現在休学している20人に無料で学んでもらえるよう、クラウドファンディングを立ち上げました。

 

 

*プロジェクトの内容

今回のクラウドファンディングでは、

  • 1人50,000円の月謝×20人=1,000,000円
  • クラウドファンディングシステム利用費160,000円

合計1,160,000円

 

を目標にしています。

「月50,000円なの?高いんじゃない?」と驚かれる方がいらっしゃるかもしれません。

これは、ブラジル人学校の平均的な授業料なのです。

 

お月謝には

  • 当施設から子どもたち自宅までの往復送迎費用
     (車両維持費、ドライバーの給与、ガソリン代など)
  • 日本・ブラジル・アメリカの教科書代、筆記用具代など
  • 朝、昼、おやつの給食代
  • 先生たちへのお給料

が含まれています。

いただいているのはほぼ実費。

ブラジル人を製造業などへ派遣する会社からの支援はゼロです。

 

お月謝のみでやりくりしているため、恥ずかしながら、先生たちにお給料を待っていただいたこともあります。

 

 

菊川市から、袋井市、牧之原市吉田町など近隣の市まで往復する送迎用の車は3台。

25万キロ以上走って、もうボロボロです。

買い替えたいのですが、子どもたちの学習設備を整えることを優先にしている状況です。

 

Googleマップより)

ミライが送迎しているエリアは、ざっくりこんな感じ。

かなり広めですよね。

 

*プロジェクトの展望・ビジョン

 

今回は、休学している子どもたち1カ月分の学費を賄うためのクラウドファンディングです。

経営を改善させるには至らない金額ですが、これまで途中で学びを止めてしまい、伸びていた語学レベルがほぼ元通りになってしまう子たちを見てきました。

 

海外旅行に行って、少し現地の言葉を話せるようになったのに、帰ってきたらわからなくなってしまった、という経験をされた方もいらっしゃると思います。

 

今回は「1カ月だけでも子どもたちのためになれば」と思い、と思い初めての試みとしてチャレンジしてみました。

 

もし皆さまから多くのお気持ちがいただけた場合は、1カ月ではなく2カ月、3カ月と無料で通ってもらえるようになるかもしれません!

 

(Photo by Unsplush/larm-rmah)

 

ミライはブラジルの子どもだけでなく、外国人、ハーフ(ミックス)の子どもが日本で、日本人の子どもと同じく、スムーズに生活できるお手伝いをしたいと願っています。

 

現在日本で暮らす小・中学校の学齢に相当する外国人の子どもで、住民登録がされている人数は12万4,049人(文部科学省調べ)。両親が話す母語と日本語習得に苦労している子どもや、日本文化に馴染めないでいる子がたくさんいると考えられます。

 

日本人は、移民に慣れていません。

入国管理局によると日本の人口の2.3%である293万人が日本で暮らしているそうです。

これは、移民数1位であるアメリカの19%(国連調べ)5千66万人、2位のドイツは11.5%(明治大学より)1千313万人という数字から比べると、とても低いパーセンテージです。

 

移民という呼び名はありますが、みんな顔立ちも身体の大きさも、それぞれ違う人間。それが、個性。

それは日本人でも、外国人でも同じです。

 

慣れていないから、日本人ぽくない人が正面から歩いてくると知らないうちにその人から離れたり。

慣れていないから、家や駐車場を借りようとすると「外国人お断り」と言われたり。

これらは、ハーフ(ミックス)からも、日本に住む外国人からも、よく聞く「日本あるある」です。

 

日本の芸能人が海外進出して芽が出なかったケース、聞いたことがあると思います。

もし、もしそれが「外国人だから」「肌の色が違うから」だとしたら?

どう、感じるでしょうか。

 

(Photo by Unsplush/clay-banks)

 

わたしたちは「まず知ってもらうこと」を大切にして、地元の団体さまたちと協働でイベントを行い、地域共生にも力を入れてきました。

 

世界中の子どもたちが、母国語と現地の言葉、そして世界の公用語の1つとされている英語を自由に駆使し、どこの国へ行っても楽しく生活を送る。家族みんなが未来に希望を持って暮らせる。

そんな世界を作ることが、ミライの目的です。

 

(Photo by Unsplush/natalya-zaritskaya)

 

代表である黄地と娘さんのルーツである、ブラジル。

同じくブラジル出身の親を持つ子どもたちを対象に、この施設をはじめました。

 

ミライがある静岡県・菊川市はフィリピンやペルー出身の方たちも多く住んでいらっしゃるため「入所できますか?」という問い合わせが多数あります。

 

現在、ブラジル、ペルー、アルゼンチン、日本にルーツを持つ子たちが在籍しており、すでに多国籍な環境ですが、今後もっと広く、庭がある建物が見つかればそこへ移動し、フィリピンの子たちやペルー、またその他の言語へ対応するなど、横展開も視野に入れています。

 

海外からやって来て、日本で生活していくため日本語を学び、それを「楽しい」と言う子たちが、ここにはいます。子どもたちの応援、よろしくお願いします!

 

 

 

【プロジェクト終了要項】

 

運営期間    
2020年12月1日から12月31日

 

運営場所    
静岡県菊川市半済1117

 

運営主体    
NPO法人ミライ

 

運営内容詳細    
NPO法人ミライが運営する、ブラジル人の子ども託児所「ミライ」の授業料。親が派遣切りにあってしまい、通いたくても通学できなくなってしまった子たちに無料で通ってもらうため

 

その他    
給食施設にあたらないため、届出不要

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プロフィール

静岡県・菊川市で2017年からブラジル人の子ども託児所・教育施設を運営している『ミライ』と申します!これまで305人の子どもたちを、日本の公立校へ送り出してきました。私たちは「日本で生活しているすべての外国人の子どもたち、そして家族が幸せに暮らせる環境を作る」を目的に活動しています。 経理や事務、車両整備を担当してくださる方などなど、仲間を募集しております!

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