身近な野鳥であるカラス類の死因解明を継続したい

いつも応援していただきありがとうございます。
気が付けば2024年になっていました。
退院してからはリハビリがメインで、余りフィールドに出て活動ができていない状態です。
春までには何とか復帰したいと思います。

死因解明の方ですが、今年は死骸回収も少なく、今のところ簡易検査では鳥インフルエンザは確認していません。
以前のように3月以降に増えるのではないかなと思って今から不安です。

今回は、うれしいニュースです。

共同研究者と2009年に捕獲トラップにいたブトにリングを付けて放鳥しました。
このブトはそれ以降も何度か私が目撃していました。
2021年には雛を連れていたので繁殖もしていることが分りました。

そのブトが先日久しぶりに元気な姿を見せてくれました。
今回は1羽で大浴場で水浴びをしていました。

リングも色が取れてしまっていますが、番号は見えたので確認が可能です。
15年目に突入していることになります。

本来ならトラップ内で撲殺されていたのですが、こうして長生きしていることが分って本当にい嬉しいです。

毎年繁殖期にも地面に下りてしまった雛を保護してリングを付けて戻しています。
これらに個体も目撃があります。

標識調査が重要なということをご理解していただけたら幸いです。

これからもご支援をよろしくお願いいたします。