プロジェクト概要

フィリピンで暮らす母子家庭の子どもたち。

はなれ離れになってしまった日本の父親に会わせてあげたい!

 

はじめまして。私は、認定NPO法人みんなの夢の音楽隊の代表、今川夏如と申します。フィリピンのこどもたちとの出会いは学生時代にさかのぼり、15年前になります。震災などの影響で来日できなかった時を除いて、毎年彼らの活動をサポートしています。驚くほど偏見が多いことや、家族がばらばらになっている原因が、国家間の制度が原因であること、また、それについてほとんど知らされていないのが現状です。

 

5月17~31日まで、フィリピンの子たちが行う劇団の日本公演!彼らの交通費、滞在費、食費で、素敵な夢を一緒に叶えていただけませんか?

 

(フィリピンの子どもたち)

 

はなれ離れの父親と日本で感動の再会を!

 

5月17日~31日まで、フィリピンの母子家庭のメンバーで作る劇団の来日公演があります。彼らの国内での交通費や、公演日程以外の期間の滞在費・食費等が必要です。

千葉・東京・神奈川・大阪・京都などで公演が予定されています。来日するのは子ども7人とスタッフ3人のみです。また、彼らの父親は日本人で、それぞれ固有の事情により、普段会うことができません。公演先はもちろん、滞在中に父親との面会を実現するためのコーディネートをしています。

 

(素敵なカード作り)

 

国家間の制度によってこどもたちが悲しむ現実を知っていますか?

 

フィリピンでは国家全体が貧困体質にあり、海外への出稼ぎが奨励されています。そのためフィリピンでは、貧困のために日本に出稼ぎに行く女性はたくさんいます。日本で恋人ができて、子どもができることも多いです。が、滞在許可は短く、出産は帰国後、または不法にオーバーステイの状態となってしまいます。それぞれ個別ケースのため詳細は説明できませんが、家族がばらばらになってしまい、その原因は子どもや親には無く、貧困と国家間の制度の不備によるものがほとんどなのです。

 

(公演の練習中)

 

「日本にいる父に会ってみたい」そのちいさな夢を叶えてあげたい。

 

なかには、父親の顔を知らない子もいます。なんとか連絡をつけてみると、信じられないほど驚いて、その日のうちに会いに来てくれた父親もいました。日本にいた父親も必死に探していたのでした。

 

年月が経ったために、今は別の家族があり、会うことはできないと断られたこともあります。必死に説得を続け、駅で5分だけという約束で会えたこともあります。もちろん5分ではなく2時間以上、予定をキャンセルして一緒に過ごしてくれました。それまでずっと不安そうにしていた女の子が、本当にうれしそうにしていました。別れ際、父親が見えなくなってから泣き出しました。一緒にいられないことを、10歳にもならないのに、理解し、受け入れている姿が印象的でした。

 

(いつも笑っている子どもたち)

 

ありのままに自分を表現する、公演を。

 

演劇プログラムは、自分自身を表現し、自分を肯定するひとつの作業です。生い立ちも、見た目も、周囲にいるフィリピン人とは違います。かといって日本人とも違います。偏見やいじめの対象にもなります。子どもたち自身が自分の生い立ちや、日本人の血が流れていることをほこりに思い、成長していくことは、ひとりひとりの子どもたちにとって良いだけでなく、すべての同じ境遇にある子どもたちを励ますことにつながります。

 

(はじめての日本来日はみんな楽しそうでした)

 

壁なんていくらでもあった。

けどこどもたちの笑顔を見るたびにそんなこと、忘れてしまいます。

 

日本でこの活動をおこなうにあたって、「無責任な父親が悪いんでしょ?」とか、「お金目当てに日本に来たんでしょ?」とか、言われたことがあります。始めて彼らと一緒に活動したときは大学生でした。わかっていないこともたくさんありました。今は、自分自身父親になり、子育てをしながら活動をしています。

 

すべては個別ケースで、誰ひとり悪い人はいません。それぞれの置かれた状況の中で、だれもが一生懸命生きています。数年前、来日した女の子が、お父さんに会えませんでした。約2週間、私の家にみんなでステイしていましたが、帰り際、冗談交じりにおとうさ~んと言いながら抱き付いてきたことがありました。すべてがうまくいくことなんかありません。失敗もあるし、むしろ成功することの方が少ないのではないでしょうか。でも、子どもが成長していくことは、止まることもないですし、やめることもありません。続けて行くしかないなぁと思いました。

 

 

この活動を通じて

 

・この問題を広く日本のみなさまに知っていただくこと

・父親に会えるかどうかわからない子どももいます。日本にたくさん友達を作って、安心して日本に来てもらいたい。

・彼らの自立を支援することで、このような問題意識をもった子どもがきちんとフィリピン社会の中で成長し、力を付けていくことは、将来的にフィリピンの社会を良くしていくことにつながります。

・海外への出稼ぎを減らし、自国内で経済活動をしていけるようにサポートする等さまざまな効果が期待できます。

(日本で畑仕事!)

 

フィリピンの都市部では、畑などはほとんどありません。日本の子ども以上に、自然とふれあう機会が少ないこともあります。農家の協力を得て、滞在中の食材は自分たちで収穫したものを使用するようにしています。他にも、染色や木工、織物など、様々な体験を行い、将来の仕事への関心を高めています。

 

 

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