この秋、「吉岡宿にしぴりかの映画祭」を成功させたい!

この秋、「吉岡宿にしぴりかの映画祭」を成功させたい!

支援総額

210,000

目標金額 200,000円

支援者
18人
募集終了日
2016年9月30日

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宮城県大和町発!上映料を募り、にしぴりかの美術館にて今秋にドキュメンタリー映画祭「吉岡宿にしぴりかの映画祭」を開催したい!

 

はじめまして、吉岡宿にしぴりかの映画祭実行委員会の小野田豊です。映画『殿、利息でござる!』で「共助」の歴史を持つ町として有名になった宮城県黒川郡大和町の吉岡宿にて、普段ボーダレスアートを展示している「にしぴりかの美術館」を会場に、今年初めてとなるドキュメンタリー映画祭を立ち上げます。

この時代/社会が抱えているさまざまな「生き辛さ」について、まずは知り、考えていこうという映画祭で、今年は『架け橋 きこえなかった3.11』で知られる今村彩子監督の最新作『Start Line』をはじめとした計6作品を上映します。

見渡せば、知らないことばかりのこの世界。本当に私たちは、まだまだ知らない事が多いと感じます。その世の中の多様性を知り受け入れ、互いに尊重しながら生きていきたい。さまざまな人々を、そして、さまざまな生き方を知り受入れていく事によって、私たちは豊かな未来を築いていく事が出来るのだと思います。

 

中央ではなく地方の小さな町で、それを教えてくれる珠玉のドキュメンタリー映画を観ながら、少しずつ、世の中のあれこれについてみんなで知り語り合える映画祭になればと思いますが、この映画祭には全体で67万が必要でその一部である20万が足りません。どうか温かいご支援宜しくお願い致します!

 

映画祭を開催するにしぴりかの美術館

 

 

21年前、妻の精神障害の悪化により教員を続けることを断念。新聞配達で資金を貯めて、妻と自分たちの居場所を作ることにしました。

 

私、小野田豊は元教員です。14年間、ライフワークとして子供たちと向き合っていたのですが断念し、10年ほど新聞配達で妻と子供たち(結果5人)の生活を続けました。その中で、精神障害者小規模作業所にボランティアで行ってみたところ、家に残る妻は乱れることがありませんでした。むしろ喜んでいる感じ。では「当事者活動」なら妻とともにやっていけるのかな?と動き始めました。

 

妻は私にとって今でも先生です

 

 

資金は必要なので、お金が回る可能性を求めて動いてみましたが全てダメ。仕方がないので新聞配達と集金で12万円の生活の中、居場所を自前で借りて活動を開始しました。2001年、12月。心に辛さを抱える人と抱えるかもしれない人の居場所「街の喫茶店」の誕生です。

 

街の喫茶店

 

 

毎日、明日があるのだろうか?という活動の中、一人二人と仲間が増えてきて、「生きづらさ」についていろいろな経験を積み重ねることが出来ていきました。

 

本当に、退職してから、ずっと私の先生は私の妻でした。妻から学ぶ日々でした。結果として。振り返ってみれば。「街の喫茶店」が始まってからは、今度はその仲間たちが先生。

 

小規模作業所といっても何の助成も受けていないので、頼みは商店街の方々。商店街の祭りに混ぜてもらって、民間活動を通して生き延びていく。まさに手当たり次第に取り組んでいった数年でした。

 

事業所移転お披露目会の様子
皆でワークショップ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

予想以上に広がっていく「想い」が一つになり、ドキュメンタリー映画祭の開催が決定。地元の監督の方々の参加も受け、この活動を継続していきたい!

 

そんな中、世の中に「障害者自立支援法」というものが生まれることになりました。多くの周りに居た人たちの助けによって、私たちの「街の喫茶店」も、やっとその「お金の流れる世界」に混ざることができました。良いも悪いも…

 

私の人生も「私の知らなかった事」を妻によって教えてもらっている人生。街の喫茶店の歩みも「知らなかった事」から、互いに学び合う歩み。

「見渡せば、知らない事ばかりのこの世界。まずはゆっくりと、近づいてみよう」

 

当初、私はこんなに広がりを見せてくれるとは思っていませんでした。エネルギーが乏しい私たちですから、ボチボチと歩んでいければ良いかな?とにかく映画祭を続けていけたなら、何か良いことがあるかしら?程度に考えていたところ、名取市の宍戸大裕監督(「犬と猫と人間と2」「風は生きよという」等)白石市の我妻和樹監督(「波伝谷に生きる人びと」等)から多くの方々に「志し」「願い」が広がっていきました。

 

本当にすごい。当初、私は地元の「黒川地域自立支援協議会」主催ということにできると広がりがいいかなぁ、と思っていましたが、今や、そんなものではなく、この実行委員会組織の「実力」に「思い」に脱帽です。ぜひ、来年も再来年も、この実行委員会組織で続けられたら、と思います。さらに多くの「願い」が集まり深まっていくことでしょう。

 

写真は、実行委員会の一部です。現在もドンドン増殖中。

 

 

2016年10月1日~2日の2日間で、合計6作品の上映を予定。当日は、観る側と創る側が語り合う場として、トークセッションも開催します!

 

実行委員が集まって、どんな映画を見たいか?作品を上げていったところ本当に、たくさんの思いを持った、たくさんの、そして多方面のドキュメンタリー作品がある。ということを改めて知りました。

 

何年続けても、まだまだ宝の山はあり続けるのでしょう。とりあえず今年は6作品を二日に分けて上映することになりました。図らずも一日目は、心温まる作品。二日目は、なんとも重たい作品。と性格が分かれました。どちらも、ぜひ観ていただきたい。というか、観たい作品です。そして、宮城県ではなかなか見られない。東北でも貴重な上映です。

 

さらに、語り合う場も持ちたい。そして将来は観る側も創る側として参加することもできるんじゃないか?等と夢は広がります。各日ともに監督さん等のトークも設けます。そして、一日目の夜には場所を、吉岡宿の蔵(これ自体100年を超える歴史を持つ土蔵です)に移し幾つかのショートムービーを観ながら座談会を行います。いろいろな思いが飛び交うのもドキュメンタリー映画の良い面なのでしょう。

 

宮城県庁にて、これから記者室にPRに向かう実行委員会

 

 

ちょっと中心から外れたところで、中心から見逃されやすい人たちのことを考える。

そんな実績や積み重ねが社会の幅を広げ、小さな一つの役割を持つ文化活動が定着してくれると良いな、と思います。

 

宮城県の文化の中心は仙台市、のような感じがありますが、この映画祭を地方の町で開催し続けることで、文化に対する新たな視点。文化活動に対する新しい流れの一翼を担うことができるでしょう。特に、見逃されやすい人たちの生き方を知って行こう。知って行きたいというこの映画祭の性質にも合って似合っていると思います。

 

私個人の思いとしても、結局、目の前の一人ひとり。いろいろなタイプの人一人ひとり。その人たちが見捨てられず、気に留められ、尊重され「生きていてイイんだ」と

「人の目を気にしないで、自分として生きていてイイんだ」と思える社会を少しでも築いていきたい。その環境が育っていってくれる、一つ力になってくれたら…

そう願っています。

 

是非、私たちの想いを乗せた映画祭が開催できるよう、温かいご支援宜しくお願い致します!

 

これは、吉岡宿を包み込む、七ツ森・・・・・。こんな場所です

 

 

<資金使用内訳>

主に映画上映料の一部として使用させて頂きます。

 

<映画祭詳細>

★☆★<吉岡宿にしぴりかの映画祭>★☆★

 

チラシも素敵に出来上がりました

 

★☆★開催日<10月1日~2日>★☆★

場所は、

★☆★<にしぴりかの美術館>★☆★

吉岡宿の商店街の中に創り上げられた「街の喫茶店」の奥2Fに

私たちのアトリエnisipiricaがあります。

その附属展示室として、1Fに<にしぴりかの美術館>を作りました。

私たちが観たい作品を観られる場所。

そして

それを多くの人に見てもらえる場所。

として。

精神科にかかわる人の表現として突出している存在の

平川病院<造形教室>の作品を数多く所蔵しています。

現在そして映画祭の時も、

そこの代表的表現者<本木健>さんの個展を開催しています。

 

★☆★<主催・後援・問合せ>★☆★

主催:吉岡宿にしぴりかの映画祭実行委員会

後援:宮城県・大和町・大郷町・富谷町・大衡村・黒川地域自立支援協議会

問合せ:吉岡宿にしぴりかの映画祭実行委員会(にしぴりかの美術館内)

    tel:070-5011-0028(小野田)

    fax:022-343-7077

    e-mail:info@nisipirica.com

    facebook:https://facebook.com/eiga.nisipirica/

 

上映作品&プログラムは、

★☆★<1日目:10月1日>★☆★

10:30①「ちづる」(赤崎正和監督作品)

©2011「ちづる」上映委員会

 

 

 

 

 

 

13:00②「もっこす元気な愛」(寺田靖範監督作品)

©もっこす元気な愛 制作委員会

 

 

 

 

 

 

 

 

14:30ミニトーク「もっこす元気な愛その後の話」宍戸大裕実行委員

14:50③「Start Line」(今村彩子監督作品)

©Studio Aya

 

 

 

 

 

 

16:50トーク「私が旅で学んだこと」今村彩子監督

18:20「吉岡宿ショートムービー座談会」~蔵で語り合うそれぞれの生き辛さ~

19:50終了

 

★☆★<2日目:10月2日>★☆★

10:30④「DOGLEGS」(ヒース・カズンズ監督作品)

©Paul Leeming

 

 

 

 

 

 

12:00ミニトーク「障害者プロレスって何?」仙台障害者プロレスODAZUNA選手

13:20⑤「破片のきらめき」(高橋愼二監督作品)

©心の杖として鏡として 制作委員会

 

 

 

 

 

 

 

14:40トーク「病といきること」高橋愼二監督、本木健

15:40⑥「わたしたちに許された特別な時間の終わり」(太田信吾監督作品)

©Midnight Call Production

 

 

 

 

 

 

17:50終了

 

★☆★<チケット販売>★☆★

1回券=1,200(1,300)円

3回券=3,000(3,300)円

6回券=5,500(6,000)円

特別券=600(650)円 対象:小中学生、障害者及び介助者(1名)

特別券は1会見のみ ( )内当日料金 ※未就学児無料

 

★☆★<そのほか>★☆★

各日10時から各上映作品毎の整理券を配布します。

各上映定員を40名とし、それを超えた場合は別会場にて視聴願います。

上映作品①~⑤は字幕が付きます。⑥は字幕の用意がありません。

座談会会場「叶蔵」はバリアフリーではありません。

身体の不自由な方はご相談下さい。

会場に付属するトイレはバリアフリートイレですが一つです。

必要に応じて係りが隣接するグループホームのトイレをご案内します。

アクセス:

●東北自動車道、大和ICから西へ3km(案内看板あり)

無料駐車場あり(映画祭臨時駐車場「吉岡大駐車場」)

●高速バス:仙台駅より宮城交通大衡仙台線 吉岡営業所下車徒歩10分

初日「座談会」に参加する方は帰りのバスがなくなります。

交通手段がない方は事前にご相談ください。

 

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プロフィール

映画祭を呼びかけた小野田豊は、当事者活動から始まった障害者支援団体の人。その呼びかけに応えて宮城県内の映画監督など多方面から集まりました。

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リターン

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※当実行委員のデザイナー念佛明要(ねんぶつあきとし)が特別制作
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2016年10月
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プロフィール

映画祭を呼びかけた小野田豊は、当事者活動から始まった障害者支援団体の人。その呼びかけに応えて宮城県内の映画監督など多方面から集まりました。

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