貧困・困窮状態にある若者の「実費」を肩代わり！継続支援のお願い

10月は騒々しい夏場が過ぎ各拠点で落ち着いた運営がされています。下半期に控えるさまざまなイベントの準備も始まりました。

今回も実際に交通費を補填した方の事例をご報告します。

※個人情報の特定を避けるため、年齢・性別・支援拠点など一部改変している部分がありますことご了承ください。

―――リナさん（20代・男性）―――

幼少期の経験から異性の方に素顔を見られることに強い抵抗感がありました。外出時は年中マスクをしています。最近はコロナもあって違和感を持たれにくいのですが、以前は「なんでいつもマスクなの？」と単純な疑問も詰められているように感じて人と関わること自体が億劫になっていました。

このままではいけないことはわかっていて、支援を受けるようになりました。金銭的な余裕はなくて交通費もしんどかったのですが、こちらでは補助があると聞いて利用のきっかけになりました。

――支援スタッフの声―――

リナさんは数か月は私たちのところに通い、仕事体験を継続していくなかで少しずつ自信を取り戻して短期のアルバイトをするようになりました。今はステップアップのための就活も進めています。

私は支援を利用するための交通費から、就職活動のための交通費へと用途が変わったことをポジティブに捉えています。リナさんがより多く働けるようになったら、きっとみなさまからの寄付が納税という形で社会に還元されていくでしょう。

私たちが大切にしている「若者支援は社会投資」という考えを体感するケースでした。

【2023年10月の活用状況と残高】

■活用可能金額：101,686円
■活用した金額：63,520円

・ICカードによる補填･･･  44,000円（10名分）

・QUOカードによる飲食費支給･･･ 12,000円（500円×24枚)）

・外出イベントの交通費補助･･･7,520円（19名分）

■受益者数：53名（10月31日時点/延べ）
■繰越金：38,166円

【寄付の引き受け状況について】

2023年10月分（翌月25日着金）について

寄付金額：96,000円／寄付者数：42名
活用予定額：63,552円（※1）
繰越金含残高：101,718円

【今後の予定】

・寄付活用額と月単位の使用額がおおむねイコールの状況となっておりますので、活動幅を無理に広げず、対応を継続してまいります。

・長期インターンに伴う交通費補助を行うため、繰越金を崩して対応する予定です。

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※1‥‥Readyfor社への手数料およびクラウドファンディングページの運営や寄付いただいたみなさまの情報管理、調査・研究をはじめとするバックオフィス業務にかかる人件費を主なものとして、実費補填するための振込手数料、本活動に関係する広報活動の費用を事務費としてしています。