心からの希望を支える「意思決定支援」を全ての人に届けたい！

こんにちは。SDM-Japan理事の森地です。

11月6日（月）に富山県社会福祉協議会の主催で富山県のサンシップとやまにおいてPSF（実践的意思決定支援ファシリテーション）の研修を行いました。

当日は、相談支援事業所、障害者支援施設、社会福祉協議会等から合計で34名のご参加をいただき、盛況のうちに研修を終えることができました！

□参加者の皆さんは、熱心に試行錯誤！

研修は前半の

「PSFモデルの概要」

「PSFの4領域」

「PSFの実践課程」

「表出された希望とベストインタレスト」

「支援とは」

「救済とは」といった理論部分を私が、

後半の

「意思・希望はどうやって立ち上がる」

「片足で目をつぶるとどうなる」

「支援者がそばにいるとどうなる」

「目的のある会話とは」

「目的のある会話で使うスキル」

「目的のある会話でのファシリテーターの役割」

「エコー」

「感情の反射」

「開かれた質問と閉ざされた質問」

「本人の希望を具体的に知るために」

「スキル1：意見なし助言なし」

「スキル2：現在とこれからのことを話す」

「スキル3：相手の話に巻き込まれない」

「スキル4：大きく考える」といった実践部分を小林理事が担当しました。

特に、後半の実践部分については参加者の皆さんが試行錯誤しながら熱心に研修に取り組んでいる姿が印象的でした。

□理論を学ぶだけではなく実践を！

研修終了後のアンケートでは、8割以上の参加者の皆さんが「講師の説明がわかりやくかった」、9割以上の参加者の皆さんが「講義の内容が理解できた」としており、7割以上の参加者の皆さんが「今後役に立つ」と回答してくださいました。

また、自由記述では、「今回学んだ意思決定支援の手法は、意思決定者自身が自分の本当の気持ちに気付くことを支援できると感じた。実践の中で活かしていきたい。」「研修の中で、ロールプレイで実際に会話をすることで、自分の話し方の傾向がわかり良かった。今後、少しでも実践的な意思決定支援をしていきたい。」「実践してみることにより、具体的に学ぶことができた。明日からの業務に生かしていきたい。」などの声が聞かれました。

今回PSFの研修を通して意思決定支援について理論を学ぶだけではなく実践においていかに展開していくかということを考えていただくきっかけになったかと思われます。

ご多忙の中研修にご参加いただいた皆様に改めて感謝申し上げます。

美味しかった富山名物「ブラックラーメン」