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里山から始まる これからの『衣食住』をみんなでつくろう!

里山から始まる これからの『衣食住』をみんなでつくろう!

支援総額

1,110,000

目標金額 2,000,000円

55%
支援者
38人
残り
48日
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目標金額を達成した場合のみ、実行者は集まった支援金を受け取ることができます(All-or-Nothing方式)。支援募集は7月17日(金)午後11:00までです。

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プロジェクト本文

 

 

 

世界を覆う惨禍を前に、人は無力で立ちすくむことしかできないのか。

 

日々暗く覆われたメディアや世間の声に接するたびに、私は声に出して「そんなことない!」と言いたいと思ってきました。

 

でも実際に何ができるだろう。悶々と考え続ける中、私が取り組んできた細やかな日常生活の中に、大きな可能性の芽があることに気づきました。

 

どんな状況であっても、一人ひとりの暮らしが集まり、 “今”という時代をつくってきた。

 

身近な暮らしの衣食住を通してなら、つくりたい未来に向けて、できることはあるはずです。

一人では難しくても、多くが力を合わせればきっと。

 

そんな未来図を実現できるコミュニティをつくりたいと、私は会社の仲間たちとクラウドファンディングに挑戦することにしました。

 

 

 

こんにちは!熊谷洋と申します。

 

東京のIT企業に勤めていた27歳のとき3.11を経験、自らの足で地面に立つような暮らしと生業をつくりたいと一念発起し、5年前に東京から長野県南木曽町(なぎそまち)へ移住。現在は同町内で空き家を再生した3軒のゲストハウスを営むフォークロアという会社の代表を務めています。

 

妻と娘と。写真好きのゲストに撮っていただいた家族写真

 

3.11直後、スーパーの売り場から食べ物と飲み物が消えたのを目の当たりにしたとき、被災地の役に立ちたくてもできることがほとんどないと気付いたとき、都市生活と会社組織から一歩外に出た自分がいかに無力かということを思い知らされたことを原体験として、自然とともに生きる力、暮らしの衣食住をつくる力を身に付けたいと中山間地域への移住を決めました。

 

南木曽に住み始めて数日後のある日、近所のおばあちゃんに初対面で言われた「空き家になってから夜は真っ暗で気も暗なってたけど、電気ついてるの見ると明るなるよ」という言葉に、自分がそこに居るだけで役に立てることもあるんだと気付かされました。それ以来「灯を燈し続けること」がずっと私の取り組みの根っこにあります。

 

もう一つ気付いたこと。それは都市部では当たり前の契約関係をベースとした貨幣経済ですが、ここ南木曽の里山にはそれ以外に住民同士の信頼関係をベースとした「おすそ分け経済」が存在するということです。

 

ご近所みんなが顔見知りで、それぞれに暮らしの衣食住をつくっているから、ある家庭でタケノコやゼンマイが食べきれないくらい採れたら近所へ配ったり、そのお返しに納屋の修繕やタイヤの交換を手伝ったり、みんなで協力して休耕地の草刈りをしたり。

 

それぞれの家庭で余りあるモノや技能をコミュニティの中で分け合う「おすそ分け」の慣習が、里山の暮らしを豊かにしているように感じました。

 

 

 

地元の方々にたくさん支えられ、消防団として消火活動に参加したり、お祭りの御神輿を担いだり、高校受験を控えた中学生たちへ家庭教師をしたりしながら、大工仕事と畑仕事に奮闘すること2年。

 

築200年の空き古民家をセルフリノベーションしたファーマーズ・ゲストハウス「結い庵」を開業しました。宿のテーマは『里山くらしのおすそわけ』です。

HOSTEL結い庵 Facebookページ

 

改修中の結い庵。大工仕事を教えてくれた棟梁と記念の一枚

 

「こんな山ん中に客が来るかよ?」地元の方々に心配されながらオープンした結い庵。蓋を開けてみると、日本の豊かな自然の中に佇む古民家での暮らしに魅力を感じる海外ゲストが引きも切らず訪れてくれる宿になりました。

 

国内だけでなくヨーロッパやオーストラリアからリピートしてくれるゲストも増え始め、予約サイトのレビュー評価もエリア最高レベルを獲得。リノベも宿業も経験値ゼロから手探りで走り続けてきた私たちが「灯を灯し続けること」への手応えを感じた瞬間でした。

HOSTEL結い庵 Booking.comページ

 

あああ
世界中から訪れるゲストたちが自然と打ち解ける夕食タイム。メニューには結い庵で採れた新鮮野菜が供される

 

特に嬉しかったのが、結い庵に滞在する海外ゲストと地元住民をつなぐことができたこと。ゲストの中には建築や木工に携わる方もいて、日本の伝統的な技術や工法への関心も高い。

 

南木曽の大工さんや木工職人さんの工房へ連れて行くと、いつの間にか通訳を挟まなくても互いの作品や道具、手つきを見せ合うだけで通じ合っている。

 

これまで旅行者と地元住民として交わることがなかった両者が笑顔でつながるのを見て、なんだか結い庵がこの小さな山あいの地域と世界をつなぐ“窓”のような存在になれたような気がしています。

 

大工のアメリカ人ゲストを町内の木工所へ案内。やりとりは今も続く​​​​​

 

 

 

昨年2月、“DIY the Future!”を合言葉に、時代に取り残された空き家や休耕地の再生とコミュニティの循環づくりに取り組もうと、フォークロアという会社を設立しました。結い庵で機会を見つけては取り組んできた、地域コミュニティの中の人と外の人をつなぐ“窓”としての活動を、より大きく多様なものにしてきたいという想いもありました。

フォークロアWebサイト

 

同年7月、同町内に空き家だった明治期の町屋を再生した1棟貸しゲストハウス「柏屋」を開業し、その直後から新たな空き家改修に着手しました。

 

リノベーション中の柏屋。完成した壁面をバックに

 

 

 

今年4月初旬、新型ウイルスの感染拡大を受け、3軒目のカフェバーを併設したゲストハウス「MOUNTAinn Nagiso(マウンテン・ナギソ)」の完成直前に開業延期を決定しました。

 

同時に結い庵と柏屋も休業を決定し、今期売上は前年比100%増収予測からほぼゼロとなる見込みです。

MOUNTAinn Nagiso Facebookページ

 

MOUNTAinnのゲストキッチン。4月には多くのゲストで賑わう予定だった

 

3.11を超える未曾有の事態を前にした私たちは、これからの未来にどんな社会の在りようを望み、それに対しどんなアクションを起こせる存在でありたいか、チームで対話を重ね、「暮らしの衣食住を自分たちで作れるようになりたい。そして、それを新たな事業の柱にしよう」と決めました。

 

これまでも里山の大らかさに背中を押され、町にゲストハウスがないなら作ればいい、行きたいと思えるカフェがないなら、みんなで作ろうの精神で実現させてきた私たち。

 

世界中の人々の日常生活に暗い影が落ちる今、暮らしに彩りを添える衣服、美味しい食べもの、癒しの古材クラフトを作って世界中へ発信したり、作り手になれるDIYワークショップ、背景にある思想や歴史を学ぶローカルツアーを開催したりしたいと考えたのです。

 

MOUNTAinn改修の現場。ひと休みの風景

 

 

 

暮らしの衣食住に連なるプロダクトを作るだけなら、クラウドファンディングを活用しなくてもできるかもしれません。

 

でも私たちはこれまでの取り組みから、地域の中と外の人の多様なつながりこそが、コミュニティをさらに豊かに面白くすることを学んできました。

 

私たちがどうしてもクラウドファンディングを通して、このプロジェクトを実現させたいと思ったのは、この《里山暮らし》コミュニティを地域の内側だけでなく、外へ大きく開かれたものにしたい、そして一人でも多くの方とつながる機会を得たいと考えたからです。

 

具体的なプロジェクトの内容は、以下の通りです。
 

①里山ものづくりの実践に向けて、以下のことができる工房と機材を整備します

 

 ⑴ハードなDIYや農作業で着たいワークウェア(例:古着の柔道着、剣道着をリメイクしたワー

  クエプロンやトートタイプの道具袋、Tシャツ、手ぬぐい等)の製作、草木染め

 

 ⑵「自然を身近に」をテーマに、屋外でも使える古材を使った折りたたみチェア、“里山の厄介

  者”竹を使ったスマホスピーカーから、屋内でも自然を感じられる竹の花器入れや古材を使っ

  たプランターケースまで、様々な木工クラフトの製作、保管

 

 ⑶結い庵の田畑で採れた農作物(米や季節の野菜、大豆、エゴマ、蓼藍、マリーゴールド、ハー

  ブなど)や自家製醤油、味噌や梅酒、ジンジャーエール等の加工、保存

 

 ⑷上記プロダクト作りに関するDIYワークショップの開催

 

②上記プロダクトを販売できるオンラインショップを構築し、販売します

 

工房の一部となる厩(うまや)跡を片付け

 

 

 

資金の使い道

 

▼ファーストゴール(160万円)

 ・工房施工→160万円

 

▼セカンドゴール(220万円)

 ・クラフト製作機器(染め道具、電動工具)の購入→40万円

 ・撮影機材の購入(一眼レフカメラ、照明機材)→10万円

 ・オンラインショップ製作→10万円(外注)

 

▼サードゴール(320万円)-

 ・工房拡張工事→100万円

(手数料を除く)

 

 

スケジュール

 

▼2020/5中旬 

クラウドファンディング開始

工房着工、商品製作着手、オンラインショップ内製着手


▼2020/7中旬 

クラウドファンディング終了(2ヶ月間)

リターン対応開始、オンラインショップ外注着手


▼2020/8上旬

クラフト製作機器導入


▼2020/9上旬

オンラインショップフルオープン、工房完成

 

▼2021/7上旬 リターン対応終了

 

結い庵ファームを手入れしながらヒナたちのお散歩。育てた玉葱の皮は染料にもなる
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​​​​​

 

5年前に私が一人で始めたことは、現在18人のスタッフたちや地域の人々と一緒に取り組むテーマになりました。フォークロアのメンバーの半数以上は、東京、名古屋から移住してきた20〜30代です。有名企業出身者から元ニートまで、バックグラウンドはまさに十人十色。でもその多様な個性こそが私たちの強みです。

日本仕事百貨に掲載された求人記事

 

フォークロアという会社は、時代に取り残された空き家や休耕地の再生とコミュニティの循環をつくるために誕生しました。今日、時代の大きな転換点にあって、私たちは中山間地域から都市部へ開け放たれた“窓”となり、《里山暮らし》コミュニティを離れていても近くにいても、ともに育むことができる拠り所へとリノベートさせたいと考えています。

 

このクラウドファンディングのリターンは、支援してくださる方々と里山を結び、その想いを実現させられるよう一つ一つ作りこんだものです。

 

世界を覆うこの惨禍のあとに何が待っているのかは誰にも分かりませんが、確かなことが2つあります。一つは、人間社会はもはや以前の在りようには戻れないということ、もう一つは未来がどうなるかは分からなくても、どんな未来がほしいかは一人ひとりが選択できるということです。

 

私たちはこういう選択をしました。そして先の見えない世界の中、一人でも多くの方がこの取り組みに希望を感じくれたら、離れていても近くにいても《里山暮らし》コミュニティの一員としてつながることができたら。心からそう願っています。

 

フォークロアのスタッフたち。みんなで漆喰を塗ったMOUNTAinnの壁をバックに

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

プロフィール

熊谷 洋 | 株式会社フォークロア 代表

熊谷 洋 | 株式会社フォークロア 代表

地域起業家|株式会社フォークロア 代表 ◯宮崎県出身。高校中退を経て、立命館大学卒業後、NTTデータ入社。大規模システム開発のプロジェクト管理や海外事業企画に従事 ◯3.11を経験し、持続可能な21世紀のライフスタイルを日本の里山から模索したいと、2015年に地域おこし協力隊として東京から長野県南木曽町へ移住 ◯2017年、築200年の空き古民家を2年がかりでセルフリノベーションした「里山くらしのおすそわけ」がテーマの「HOSTEL結い庵」を開業 ◯2019年、『「Folk(人々)」の「Lore(ものがたり)」を次代へ紡ぐ』という想いをこめて、時代に取り残された空き家や休耕地の再生とコミュニティの循環づくりに取り組むべく、株式会社フォークロアを設立

リターン

5,000

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シンプル応援コース

フォークロアのプロジェクトに賛同し、リターン不要でプロジェクトの実現を後押してくださる方へ、御礼の手紙と合わせて、私たちの日々の活動を記した里山ダイアリーをお送りいたします。

■工房内の古材ボードにお名前掲示(希望制)
■里山ダイアリー(PDF)
■サンクスレター

支援者
8人
在庫数
制限なし
発送予定
2021年7月
このリターンを購入する

プロフィール

地域起業家|株式会社フォークロア 代表 ◯宮崎県出身。高校中退を経て、立命館大学卒業後、NTTデータ入社。大規模システム開発のプロジェクト管理や海外事業企画に従事 ◯3.11を経験し、持続可能な21世紀のライフスタイルを日本の里山から模索したいと、2015年に地域おこし協力隊として東京から長野県南木曽町へ移住 ◯2017年、築200年の空き古民家を2年がかりでセルフリノベーションした「里山くらしのおすそわけ」がテーマの「HOSTEL結い庵」を開業 ◯2019年、『「Folk(人々)」の「Lore(ものがたり)」を次代へ紡ぐ』という想いをこめて、時代に取り残された空き家や休耕地の再生とコミュニティの循環づくりに取り組むべく、株式会社フォークロアを設立

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