123年前に地元四日市で製造された国内最古級の貨車を現役時の姿に！

貨物鉄道博物館常務理事、南野です。

「関西鉄道鉄製有蓋車復元プロジェクト」の進捗です！

今日は、担弾機（板バネ）の製作です。

こちらは、広島県呉市広多賀谷の「ハマダベンディングサービス」さんにお願いしました。

ハマダベンディングサービスさんは、鋼材の曲げ加工を専門に行っており、下の図面のとおりに相当な精度で曲げて頂きました！

ハマダベンディングサービスさんから、加工作業中の画像を頂きましたので、ご覧ください！

端部の小さいR部は、大型のプレス機を使って、少しずつ曲げていきます。

端部Rが完了したら、ロールプレス機で、大きいRを曲げていきます。

こちらが、4セット完了した状態です。

そして、本日貨物鉄道博物館へ到着しましたので、明日7月2日開館日に関西鉄道貨車荷室内で、1セット展示公開しますので、ご覧頂きたいと思います。

相当な精度で曲げられています！

今後は、bambinoさんの作業場で、側面と端部の加工を行います。