【スタッフのフリースクールへの思い】

　いつも当プロジェクトとご覧いただき、誠にありがとうございます。

　クラウドファンディングも残り18日となり、折り返し地点に入りました。最後まで、応援してくださる皆さまの期待に応えられるよう頑張ります。

 

　さて、最初の頃にも書き込みましたが、改めて、フリースクールへの思いを書きたいと思います。

 

　～スタッフ～

　小関　翼

　◆フリースクールスタッフ養成講座修了生

　◆CAPスペシャリスト

　◆子どもの心理的応急処置ファシリテーター

　◆子どもにやさしい空間トレーナー

 

　私は、公私ともに不登校の子どもや経験者と関わります。

　個人的な見解ですが、不登校の子どもたちは自分の気持ちに素直なのではないかなと感じております。「なんか学校に行きたくない」「友達といるのは楽しいけど、自分のペースで過ごせないのが辛い」など、自分の気持ちに気づき、素直になっている。これはとても大事なことだと思います。

 

 

　不登校は誰かに迷惑をかけるわけでもありません。

　不登校は誰かを傷つけることでもありません。

　自分の気持ちに従っているだけです。

　

 

 

　ですが、残念ことに「学校に行っていない」という事実だけで、就職が不利になったり、後ろ指をさされたりします。私も過去に人事に関わったことがありますので、履歴書が判断基準になるのは分かりますが、最初から不登校というフィルターで見られるのは残念です。

 

　私は、学校が悪いとも良いとも言いません。

　ただ、学校だけが全てとは思いません。

　それは、フリースクールも同じです。

　学校も、フリースクールも学びの場であり、

　自分にあう学びの場を選ぶことは本人の自由です。それを誰かが強要したりするのは、その子の人権が脅かされていると感じます。

 

　

　また、ずっと家で1人でいたから、誰にも相談ができなかったし、自分のやりたいことを見つけるきっかけがなかったという声も聞きます。

 

 

　私は、不登校が問題なのだとは思っておりません。問題なのは、学校というコミュニケーションの場を失い、人とのつながりの希薄化に伴い孤立すること。孤立したことにより生きる希望を失い、かけがえのない命を自ら絶ってしまうのではないか危惧しております。

 

 

　私は、人とつながるコミュニケーションの場・自分のやりたいことが見つかる場の1つとしてフリースクールを考えております。

 

　皆さま、引き続き応援ほどよろしくお願い申し上げます。