わたしたちは、gender=(ジェンダーイコール)というNPO団体です。

NPOというとなんだか大それた団体のように聞こえるかもしれませんが、わたしたちは「保育園のクラス役員仲間」3名でスタートしたいわゆる「ママ友」の集まりです。

年齢も職業もバラバラ。

だけど、3人とも同じ意識を共有していたのです。

 

それは、

 

「母親」「女性」だからというだけで、家事や育児の唯一無二の第一責任者になることを押し付けられるのはおかしい!

 

あたりまえのように職業上の成功を諦めなければならないのはおかしい!

 

ということです。そのほかにも、自分たちの周りに空気のように存在するジェンダーの押し付けや偏りについて、

 

  • 「ご主人」とか「奥さん」って呼び方、嫌だよね!
  • 毎日の保育園の送りはパパで、迎えはママって損すぎない?
  • 「父母会」っていうけど、やってるの99%ママだよね?
  • 旧姓で仕事してるけど、なぜ選択的夫婦別姓が実現しないのだろう?
  • 絵本に出てくるお母さんはなぜみんなエプロンをつけているんだろう?
  • 育児用品のCMで、「ママ」だけに語りかけるのっておかしいよね?

 

などなど、小さなモヤモヤについても語り合うようになりました。

そして、次第に、子供達には自分たちのような思いをしてほしくない、そのためにはどうすればいいのか考えるようになりました。

 

そこで立ち上げたのがジェンダーイコールです。

ジェンダーイコールという名前は、その名の通り「ジェンダー(社会的・文化的に形成される性別)」の「イクオリティ(平等)」を目指す、という願いから名付けました。任意団体からスタートし、共感してくれた同じクラスの友人をメンバーに迎えました。さらに、中国から社会学の博士号を取るために来日していたメンバーも加わり、2017年8月にNPO法人となりました。

 

家事や育児、とりわけ育児は長い人生の中で一時的なものと捉えることもできます。「それがいつか宝物になる」というのも、ある意味では真理だと思います。

でも、みんなが「小さなモヤモヤ」に目を瞑り、性別に起因する固定観念の押し付けを受け入れたのちに「いい思い出」にしてしまうことで、次の世代がまた同じ思いをするのです。

 

性別や属性によらず、誰もが個性や能力を発揮できる社会を実現したい。

それが、わたしたちジェンダーイコールの目指す未来です。