お腹をすかせた子どもが無料で参加できる料理クラブをオープン!
支援総額
目標金額 650,000円
- 支援者
- 43人
- 募集終了日
- 2019年11月29日
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- 現在
- 209,000円
- 支援者
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- 残り
- 40日
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- 総計
- 2人
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- 現在
- 1,132,000円
- 支援者
- 73人
- 残り
- 33日
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- 総計
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- 総計
- 51人
プロジェクト本文
こんにちは、西村俊彦です。
私は大学生の頃から学習塾を営み40年となりました。縁あって放課後等デイサービスの管理者もさせていただいておりました。
その間、大動脈乖離、破裂の人工血管手術、そして、闘病生活を体験致しました。
身体は手術で切り刻まれ約200針の縫い後跡が残っています。
現在、後遺症のため車椅子の生活です。
病に倒れ入院中の間、簡単に家族が貧困生活に陥り、息子たちに充分な食を与えられなくなる事を経験しました。
病気により簡単に経済基盤は揺らぎ、子どもの食事もままならない。自分は申し訳ない気持ちになっても病院食でも食べられる。そんな時、息子はさりげなくご近所の方にご馳走になったり、自分でカレーを大量につくり毎日食べていた…。
入院中の、この苦い実体験がプロジェクトの原動力です。
今おかげさまで歩けないこと以外は、助けをいただきながら可能です。その残された可能性と一緒にチャレンンジしてくれる仲間とともに、今回のプロジェクトを達成して、子どもたちの未来を切り開く応援をしてまいります!
お腹をすかせた子ども達に、あたたかい人とあたたかい食事を楽しんでもらいたい。
そして、その料理は、施しではありません。
自分たちで作って、自分たちで食べる。その経験を通じて、食事そのものが子ども達の自信と経験に繋がるような場を作りたい。
今回は、そんな場として立ち上げる「元気!お料理クラブ」のオープンのためのクラウドファンディングです!
小さい頃から、私には、これといって取り柄がありませんでした。
ですが小学6年生の時の担任の先生は、どんどん身長が伸びる私に、「足が長くなって速くなったね。」「高いところを拭き掃除してくれてありがとう。」とよく褒めてくれました。
今思えば、何をしても中途半端で自信のない私を褒めるネタは身長くらいしか無かったんだろうと思います。でも、私は先生の言葉がきっかけで身長が高いことに自信をもち、中学ではバレーボール部に入部し充実した時期を過ごせました。
実は中学生になった途端ピタッとのびなくなってしまいましたが、あの担任の先生のおかげでバレーボール部を続けることが出来たのだと思います。
そんな経験があったからこそ、子どもたちには、「ぼくっていけるんとちゃうかな?」って、はじめは根拠のない自信からでもスタートしてほしいと思っています。
そのためにも、小学6年生の頃の私にとっての担任の先生のような、見守る、チョッと背中を押してくれる大人が必要だと思います。「元気!お料理クラブ」は、お料理をはさんで子どもがそんな大人と出会う居場所にもしていきたいです。
大袈裟ですが今までの経験を生かした集大成として、
空腹の子どもを減らす。
子どもの自信と自覚を育む。
子どもを地域で育む。
そんな、温かい居場所を創りたいのです。
現在、貧困家庭の実態として6人のうちひとり注1が給食以外には満足に食事を摂れていないということです。
注1:2015年の厚生労働省の「子どもの貧困率」調査より。
このプロジェクトは子どもも大人と一緒にお料理を作るところがこだわりのひとつです。当然ながら学齢や経験値によりお料理のづくりの関わり方は違って当たり前ですが、子ども食堂とは以下の2点がちがいます。
ひとつは、待っていたら食べられるといったスタンスではありません。自分も作って食べた。それが、子どもの自己肯定感を担保するものだと思うからです。
「家で食べることが出来ないから、ここで、食事が出るのを待っている。」こういったスタンスではなく、自分の食べるものは自分で作った経験をさせてあげる。関わる大人は一緒に作って「美味しいね、今度いつか誰かの食事を作ってあげてね。」とおしゃべりをする。
そうやって次につながる声かけができるだけでも、参加する子どもの人格を認めることになります。子どもの性格によっては完璧に自尊心の担保にならないかもしれません。しかし、「食事が出るのを待っている」という受け身の姿勢よりも、劣等感に繋がりにくいと考えています。
もうひとつは、生きる力のひとつとして料理のスキルを身につけること、料理づくりをみんなでワイワイとすることそのものが、社会的スキルを学び、段取りが頭の体操になるからです。
例えば、調理具の使い方一つでも、道具を正しく使うことを学ぶ機会になるので、子どもの自立をお手伝いすることができます。また、食材を丁寧に、命をいただくということを忘れず扱うことであったり、「手分けして作る」という他者との共同作業の経験であったり…。
このように、生きていく上で本質的に重要なものを、料理を通して、学ぶ機会にしていく。「元気!お料理クラブ」で料理を子ども達と一緒に作っていくことは、そうした思いも込められています。
大人は参加費を支払います。その一部を「元気!お料理チケット」に替えます。このチケットはホワイトボードに貼られていて、子どもはそのチケットを自由にとってお料理クラブに参加出来ます。
また、このチケットのみを購入いただく事が出来ます。同じようにホワイトボードにコメントと共に貼ります。子どもへのチャリティーになります。これは「奈良の元気カレー」の仕組みを、許可をいただきヒントにさせていただきました。
調理機器、道具…230,000円
テーブル、椅子など備品…150,000円
広報費…50,000円
手数料、リターン費用…220,000円
必要金額合計: 650,000 円のチャレンンジです。
※上記とは別途に会場確保のための取得費、借用費は自己資金。
■オープンまでのスケジュール
- 本年中…開催会場の決定。
- 2020年1月中…お知らせチラシ第1弾完成、配布。地域等関係各位に挨拶回り。
- 2月中旬まで…会場リフォーム(必要な場合)。調理具、備品など購入。
- 3月初旬まで…クラブ部長さん(後述)募集。
- 3月29日(日)第1回元気!お料理クラブ開催。チラシ第2弾完成、配布。
- 以降毎月2回以上のペースで開催。
■利用設備
席数が10から15で一日の開催で2回転。子どもが一回あたり平均5名以上参加できる規模を想定しています。会場として、現在自宅の開放、公民館等の公共施設の借用の交渉、公園の使用許可申請…と多方面からアプローチしています。
地域の子ども達には、以下のようなやり方で「元気!お料理クラブ」のことを知ってもらい、参加してもらえるよう働きかけます。
・地域の民生委員さん。社会福祉協議会を通じて、必要な家庭に伝わるように働きかけます。
・登下校中の見守り隊の方々に協力をいただき、心配な子どもにお知らせを渡していただきます。
・小学校の放課後事業(大阪ではいきいき教室)でお知らせを配布していただきます。
※必ず初参加の時に保護者またはそれに該当するの方に参加票を記入してもらう。これはアレルギー食品の有無を掌握するのが主な目的です。
居場所づくりの視点から、ゆくゆくは学習支援、紙芝居、読み聞かせ、英会話などとのコラボレーションをしていきたいです。そのための第一歩として、まずは、オープンのためのコストの一部をご協力いただければ有り難いです。
お腹が空いたままでは、勉強はできません。好きなスポーツや芸術・音楽に没頭することもできません。もし、空腹を紛らわすために音楽を聴いている子どもがいたとして、その子が空腹が満たされて聴く音楽は違うと思いませんか?
私はそんな子どもの姿を(情けないやら、申し訳ないやら)実の息子にみました。
空腹の子どもを減らす、なくす。
大人が子どもに出来る未来への応援の社会的な取り組みとして、メインテーマのひとつだと思います。
40年間私教育の立場で30000時間以上の授業。3000人以上の子どもと出会った半生の経験を入院、闘病生活を通して振り返るチャンスを幸いいただきました。その間、自分の息子も簡単にご飯を満足に食べることができなくなる、というリアルな体験をしました。
そこで、最後に残しておきたいひとつとして今回のプロジェクトにチャレンジ!を決めたのです。
次男は、このプロジェクト内でカレークラブを計画しています。
自分も家族と食べられない時期があった。しかも、充分に食べられなかった経験から、一人でも多くの子どもにカレーをお腹いっぱい食べてほしい!との思いでカレークラブの部長で参画します。
- 息子からのメッセージ -
父の入院中は限られた金額でご飯を食べる必要がありました。
しかも、母は働くことになり自炊することになりました。
カレーを大量に作り最高20日間連続食べたり、もちろん、ルーだけです。
お米を醤油で味付けして、フライパンで炒めて、ご飯のふりかけにして食べたり…。
合計20ヵ月の事ですが、食べることをどうするかで、勉強やゲームなど手に付かなかったです。
今回の父のやりたい事を聞いて僕はカレークラブの部長に立候補しました。
どんなカレーになるかわかりませんが、まずはお腹いっぱいになりましょう。
もちろん、ルーだけではありませんよ。
このように、元気!お料理クラブは自分の好きなメニューでクラブの部長になってくださる方も大募集です!例えば、チャーハンクラブ、餃子クラブ、丼ものクラブ、パスタクラブなど…。
近い将来は、成功例、失敗例の全てを公開し、ドンドン真似していただいて、日本全国にこのプロジェクトの思いと共助の仕組みを拡げてまいります。
「元気!お料理クラブ」に参加した子どもたちが、お料理のスキルを駆使して、たとえ味はまあまあであっても、食べることに困ってる方に、まごころのご馳走を提供できる。そんな、地に足のついた大人に成長することを夢見て、今回のプロジェクトがスタートします。
このプロジェクトをとおして、学習塾でのべ20年間はお世話になった地元地域にまずは恩返しができれば、また、今回のプロジェクトによる地域交流が、共助による貧困、世代間格差、虐待防止などの社会問題の解決の一助になれば幸いです。
*注意事項:このリターンに関する条件の詳細については、リンク先
(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。
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プロフィール
学生起業から塾経営していました。放課後等デイサービスの管理者も歴任。急性大動脈乖離、人工血管等の3度の大手術より生還。身体は200針ほど縫いました。現在、子供たちの健全育成の為の居場所づくり。素敵な里山再生などソーシャルグッド活動にチャレンンジしています。
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リターン
5,000円
元気!お料理クラブ参加チケット1枚を子どもたちに。
・自筆の感謝のお手紙 。
・元気!チケット1枚をホワイトボードに掲示。子どもたちへプレゼント。
・ご芳名を額におさめて、実施会場に掲揚。
※元気!チケット1枚で子ども1人がクラブに1回参加することができます。
- 申込数
- 26
- 在庫数
- 74
- 発送完了予定月
- 2020年3月
10,000円
あなたの想いをもっと形に。元気!お料理クラブ参加チケット2枚コース
・自筆の感謝のお手紙 。
・元気!チケット2枚をホワイトボードに掲示。子どもたちへプレゼント。
・ご芳名を額におさめて、実施会場に掲揚。
※元気!チケット1枚で子ども1人がクラブに1回参加することができます。
- 申込数
- 9
- 在庫数
- 90
- 発送完了予定月
- 2020年3月
5,000円
元気!お料理クラブ参加チケット1枚を子どもたちに。
・自筆の感謝のお手紙 。
・元気!チケット1枚をホワイトボードに掲示。子どもたちへプレゼント。
・ご芳名を額におさめて、実施会場に掲揚。
※元気!チケット1枚で子ども1人がクラブに1回参加することができます。
- 申込数
- 26
- 在庫数
- 74
- 発送完了予定月
- 2020年3月
10,000円
あなたの想いをもっと形に。元気!お料理クラブ参加チケット2枚コース
・自筆の感謝のお手紙 。
・元気!チケット2枚をホワイトボードに掲示。子どもたちへプレゼント。
・ご芳名を額におさめて、実施会場に掲揚。
※元気!チケット1枚で子ども1人がクラブに1回参加することができます。
- 申込数
- 9
- 在庫数
- 90
- 発送完了予定月
- 2020年3月
プロフィール
学生起業から塾経営していました。放課後等デイサービスの管理者も歴任。急性大動脈乖離、人工血管等の3度の大手術より生還。身体は200針ほど縫いました。現在、子供たちの健全育成の為の居場所づくり。素敵な里山再生などソーシャルグッド活動にチャレンンジしています。