働く場をコモンズに! “みんな”の軽トラックを購入したい!

働く場をコモンズに! “みんな”の軽トラックを購入したい!

支援総額

300,000

目標金額 300,000円

支援者
10人
募集終了日
2022年5月20日

    https://readyfor.jp/projects/gscommons-truck?sns_share_token=&utm_source=pj_share_url&utm_medium=social
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note
2022年04月26日 22:25

公開7日目 ~「なぜコモンズなのか」別ver.

 公開から1週間が経過し、落ち着いて自分のプロジェクトを振り返ることができるようになりました。あらためて読んでみると、冗長な部分、言い足りない部分に気づきます。

 

 「なぜコモンズなのか」という部分で、社会という視点から長々と書いていますが、個人的な思いはあまり書き込まれていません。そこを少し掘り下げていきたいと思います。

 

 

 私は西暦2000年に社会に出ました。いわゆる就職氷河期世代に当たります。ろくに就職活動もしなかったので、何十社も落ちたというような苦労はしていませんが、それでも私のものの考え方に影響がなかったはずはないと思っています。リストラ、新卒採用控え、派遣社員や契約社員などの非正規雇用拡大が当たり前のことになり、終身雇用・年功序列の制度が崩れて実力主義などと言われた時代なので、一つの会社に一生勤めるということは端から頭にありませんでした。

 

 一つの会社に縛られずに生きるというと、とても自由で前向きなようですが、そうした生き方ができるのは運と才能に恵まれた一握りの人だったことは今になってみれば明らかです。少なくない数の人が、経済的安定や社会的信用を得られず、ある面では非常に不自由な生活を送らざるを得なかったと言えます。

 誤解のないように書いておきますと、私自身、転職を繰り返し、確かに経済的安定や社会的信用とは縁遠い生活(貯蓄ゼロ、ローンが組めない、クレジットカードの審査に落ちる、など)を送ってきましたが、それが社会のせいであるとは思っていません。私が望んでやってきたことです。その気になればいつでも何とでもなると、根拠のない自信も持っていました。

 

 しかし、そんなことを言っていられるのは、若くて気力体力が充実していて、独り身で誰の面倒を見る責任もない、そういう間だけでした。結婚し、子どもを授かり、なんとしても育てていなかなければならないとなれば話は変わります。しかも、40歳も過ぎると、明らかに若いころとは身体が違うことに気づかされます(ケガが治りにくい、疲れがとれない、集中力が持続しない、とか)。ああ、一人でやれるなんていうのは幻想に過ぎないと、そんな当たり前のことにようやく気付いたのです。

 働く場を愉快なものにしたい、自分の時間を大切にしたい、そんなことは若いころから考えていました。そのために事業を始め、いろいろと試行錯誤をしてきました。でも、人と一緒に働くということ、つまりは、人を助け、人に助けられることを、ここまで切実に必要なものだと感じるようになったのは最近のことです。年老いた人、病気や障害を抱えた人、幼い子どもなどは、かつての自分であり、明日の自分です。そういうことを、頭ではなく、実感としてわかる年齢になったということが関係しているのかもしれません。

 

 生きていく道にはリスクがたくさんあります。セーフティネットはいつの時代も必要です(保険のCMみたいですね)。地縁、血縁は一番歴史の長いものでしょうし、会社や国家がその役割を担うことを期待されたりもしました。でも、それらが現代で十分に機能しているとは言えません。では、昔に戻ればいいかというと、そうとも言えない。地縁・血縁の共同体の息苦しさにうんざりして、そういうものを解体してきた面だってあるはずです。共同体としての会社はバブルと一緒に崩壊してしまいました。お金ですべて解決して、個人の自由を謳歌するというのはなかなか魅力的な方法ですが、誰にでもできるものではありません。

 ということで、自前で一つ21世紀バージョンのコモンズを手作りしてみたいと思ったのです。競争ではなく助け合いを原理とする場所。多様であることをよろこぶ場所。自由に息ができる場所。

 もちろん、それは働く場を一から立ち上げなくたっていいものです。お稽古事の教室でもいいし、子育てサークルでもいいし、同好の仲間とのグループでもいいし、今勤めている会社だっていい(先日、名前が同じというだけの縁でつながる会を見かけました)。人が2人以上いれば、そこはコモンズとなる可能性があります。

 そういう場所が人生に1つでは足りない。少なくとも3つ、4つないと困る。それはセーフティネットであるだけでなく、生きる意味そのものになり得るからです。それなのに私は、そういう場所をつくったり、探したりする努力を、これまでの人生で怠ってきました。チャンスはたくさんあったのに。なぜかいつも背を向けてきてしまいました。まさに痛恨の極みです。もう遅いかもしれませんが、人生に遅すぎるということはありません(たぶん。いや、そういうこともあるかな。でも、この件は違うはず)。

 

 コモンズをつくるのは、ビジネスとは違い、競争ではありません。たくさんのトライ&エラーが行われ、情報が共有され、それぞれのコモンズがより良い場所になっていく、というのがあるべき姿です。

 キリクイ / グッドシーナリーコモンズとして、いろいろやってみます。たとえば、このクラウドファンディングとか。成功するか失敗するかは問題ではありません。そこで気づいたことを共有し、また別の誰かが新しいことに挑戦する。そうやって、世界に愉快な場所が一つずつ増えていくといいなと思っています。

 

 

 さきほど、成功するか失敗するかは問題ではない、と書いてしまいましたが、やっぱり成功することも大事ですので、何卒ご支援のほどお願いいたしますm(_ _)m

 

 

リターン

3,000+システム利用料


alt

ちょっと応援! 三千円コース

〇感謝のメールをお送りいたします。

〇月2回のニュースレターで事業の報告などをいたします。

〇HPにお名前を掲載させていただきます。ローマ字20文字までで、イニシャルも可能です。
※掲載するHPのURL:https://sites.google.com/view/goodscenerycommons
※注意事項:このリターンに関する条件の詳細については、リンク先
(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年6月

10,000+システム利用料


alt

本気で応援! 一万円コース

〇感謝のメールをお送りいたします。

〇月2回のニュースレターで事業の報告などをいたします。

〇HPにお名前を掲載させていただきます。ローマ字20文字までで、イニシャルも可能です。
※掲載するHPのURL:https://sites.google.com/view/goodscenerycommons
※注意事項:このリターンに関する条件の詳細については、リンク先
(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。

支援者
3人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年6月

30,000+システム利用料


alt

思いっきり応援! 三万円コース

〇感謝のメールをお送りいたします。

〇月2回のニュースレターで事業の報告などをいたします。

〇HPにお名前を掲載させていただきます。ローマ字20文字までで、イニシャルも可能です。
※掲載するHPのURL:https://sites.google.com/view/goodscenerycommons
※注意事項:このリターンに関する条件の詳細については、リンク先
(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。

支援者
4人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年6月

50,000+システム利用料


alt

奮発して応援! 五万円コース

〇感謝のメールをお送りいたします。

〇月2回のニュースレターで事業の報告などをいたします。

〇HPにお名前を掲載させていただきます。ローマ字20文字までで、イニシャルも可能です。
※掲載するHPのURL:https://sites.google.com/view/goodscenerycommons
※注意事項:このリターンに関する条件の詳細については、リンク先
(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。

支援者
3人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年6月

記事をシェアして応援する

    https://readyfor.jp/projects/gscommons-truck/announcements/213431?sns_share_token=&utm_source=pj_share_url&utm_medium=social
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note

あなたにおすすめのプロジェクト

注目のプロジェクト

もっと見る

新着のプロジェクト

もっと見る