山火事で師匠の蜂場が全焼。養蜂場を復活させ、恩返しがしたい!

山火事で師匠の蜂場が全焼。養蜂場を復活させ、恩返しがしたい!

支援総額

1,011,000

目標金額 600,000円

支援者
105人
募集終了日
2021年5月22日

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プロジェクト本文

終了報告を読む

 

おかげさまで目標達成!ネクストゴールを目指しています!

 

クラウドファンディングにご協力くださった皆様、ありがとうございます!

おかげさまで4月27日に、クラウドファンディングの目標金額を無事達成することができました!

これで師匠に、焼失した巣箱代を寄贈することができます。

 

開始当初から、プロジェクトの目標金額以上集まった場合は、

薄井一郎氏とつむぎ養蜂園が共同で行う養蜂体験業、

オンライン養蜂動画配信の仕組みづくりに使用する予定でおりました。

 

今後、薄井氏にも継続的に収入が入るを仕組みを作った方が、

将来的にプラスになると考えるためです。

 

 

ネクストゴールの金額は、40万円を追加し、 100万円といたします。

 

内訳

 

 

●養蜂体験用品代 47,200円

 

面布 1500円×20セット 30,000円 

耐油手袋 300円×50セット(使い回しをしないため) 15,000円   

救急用品、筆記用具、消耗品 2,200円

 

●養蜂イーラーニング設計システム環境構築 

初期費用 300,000円

・システム構築費

・Database設置費

・独自ドメイン取得費、SSL設定等

 

●クラウドファンディング手数料、消費税 52,800円

 

薄井氏の養蜂場復活と、今後の発展、

そして養蜂を通して、たくさんの人々と自然とのご縁をつむぐ活動に向けて、

引き続きご支援のほど、どうぞよろしくお願いします。

 

 

皆様こんにちは!

 

人と自然のご縁をつむぐ「つむぎ養蜂園」を運営する、

「株式会社つむぎ」代表取締役の阿久津 瞳です!

 

https://tsumugi-beegarden.jp/

 

 

自己紹介

 

私は、自然に囲まれた栃木県芳賀町で生まれ育ちました。

 

スタジオジブリの作品の、ナウシカやトトロが大好きで、

将来はナウシカのように、自然を守れる人になりたい願い、

 

自然のことを勉強するため、宇都宮大学 農学部 森林科学科で学び、

大学卒業後は敷地内に森があるホテルで、自然ガイドの仕事をしていました。

 

同時期に、アイリッシュハープの趣味が高じて、

本場のアイルランドまでハープを学びに行き、帰国後は演奏活動や講師を行うようになりました。

 

 

私はただのハープ演奏家では無く、人と森とを繋ぐハープ演奏家になりたかったため

「森のハープ弾き」と名乗っております。

 

国産材の需要と価格の低迷によって使われず荒れた日本の森を救うため、

国産材を使用したハープの製作、演奏、販売などを行ってきました。

 

演奏活動の際には、国産材でできたハープを使用し、

日本の森の現状についてお話しています。

森の中でハープを演奏するイベントの実績もあります。

 

クラウドファンディング実績

 

夢を叶える過程で、数々のクラウドファンディングプロジェクトを行ってきました。

 

 

 

 

たくさんの方のご協力のおかげで、プロジェクトは全て成功し、

現在では国産材ハープ製作者が増え、生産体制ができ上がり、

順調に売り上げも伸びています。

 

養蜂、師匠との出会い

 

2019年に、私は、宇都宮大学大学院 地域創生科学研究科に入学しました。

栃木県で多く見られる、里山を生かした地域活性化の方法を研究したかったからです。

 

入学後に、学部時代からお世話になっている、宇都宮大学の山本美穂教授のご紹介で、

今の養蜂の師匠である、うすい養蜂園の薄井一郎氏に出会いました。  

 

 

 

 

 

薄井氏は、栃木のいちご王国を支える、

花粉交配用ミツバチの貸し出しを生業とする養蜂家さんです。  

 

栃木県の養蜂業者が高齢化していることを憂いて、

後進の指導を大変熱心にされています。

 

宇都宮大学の学生である私たちにも、1年間もの間、週一回、

養蜂の作業の講習をしてくださいました。

 

その際は、地元の下野新聞にも取材していただきました。

 

https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/221159

 

講習の際に、初めてミツバチの箱を開けて中を見せていただいた時、

とても感動したのを覚えています。  

そして、師匠の薄井氏より、ミツバチの生態や飼育方法についてのお話を聞くほど、

その面白さにどんどん惹かれて行きました。  

 

それに加えて、はちみつを吸ったり、体についた花粉を団子にまとめたりする

ミツバチの仕草がとっても可愛いのです。

 

私はすっかりミツバチの虜になってしまいました。

 

大学の学部生時代に、森林には、人間にとって

 

土砂災害防止、水源涵養、生物多様性保全、木材生産、文化、地球環境保全、快適環境形成、保健、レクリエーションなど、様々な機能があるということを学んではいました。

 

しかし、養蜂に関わるようになってから、森林はミツバチにとって、

 

木本性蜜源、つまり、トチノキ 、ヤマザクラ 、フジ、クリなど、

ハチミツのもととなる花の蜜を得ることができる場所であると、初めて認識しました。

 

とても衝撃でした。

 

国産材ハープと同じく、養蜂には、人と自然の関係性を再び結ぶことができる可能性を感じました。

 

そこで、2020年4月から、私も養蜂業を始めることにいたしました。

 

 

 

 

里山の現状

 

私や師匠は、ミツバチの巣箱をいわゆる「里山」に置いています。

里山は、人と自然とがうまく折り合いをつけてきた結果生まれた景観です。  

 

市街地、住宅地などはどうしても、

ミツバチが人を刺すリスクや、洗濯物や車に糞が付くリスクがあります。

 

適度に人家から離れ、アクセスがしやすく、

巣箱に降り注ぐ夏の強い日差しを和らげてくれる里山は、養蜂場として適しています。

 

昔は、畑や田んぼに肥料として入れる木の葉や、燃料の木の枝、山菜などの食糧を手に入れる、

生活になくてはならないものでした。

 

 

 

良く手入れされた見通しの良い、明るい里山は、

たくさんの生き物が棲む生物多様性の高い空間であり、

人と、イノシシやシカなどといった野生動物たちの領域との緩衝地帯でもありました。

 

現代では、人と里山との関わりの希薄化や農業の後継者不足等により、

私や薄井氏がミツバチを飼育している栃木県でも、

あちこちで、荒れた里山や耕作放棄地が増えてきています。

 

 

里山が荒れると、地表に生える草花たちが育たなくなり、生物多様性が低下します。

また、野生動物たちと人間の領域の境が曖昧になり、農作物の鳥獣害が増えてしまいます。  

 

しかし、ミツバチを飼うために、里山に巣箱を置く際には、

下草を綺麗に刈り払うため、養蜂は里山の手入れにつながります。

 

 

▼師匠である薄井氏の活動

 

さらに薄井氏は耕作放棄地に菜の花やクリムゾンクローバーといった蜜源植物を植え、

全国的に不足している蜜源の増加と、景観の改善に取り組んできました。

 

 

加えて、栃木県の養蜂家の有志で結成した(私も所属している)

八方ヶ原西洋蜜蜂倶楽部(柏 雅美 代表)の一員として、

アニスヒソップという蜜源植物を植栽したり、山に蜜源樹の植栽をしたり、

薄井氏は精力的に活動してきました。

 

 

 

 

 

 

 

私もそんな薄井氏の活動を見習い、私も親会社所有の太陽光発電所に、

蜜源植物であるそばの花を植えました。

 

 

 

プロジェクトを立ち上げたきっかけ  

 

2020年4月からミツバチの飼育を始め、もうすぐ1年です。

まだまだ未熟ですが、師匠が1年、熱心に指導をしてくださったおかげで、

1年を通した養蜂業の仕事の流れが掴めて来ました。

 

2年目となる今年は、収量が隔年で増減するはちみつの当たり年であるため、

春先の花が咲く時期に向けて、いかに勢いのある群れを作るかを師匠にご指導いただきながら、

ミツバチのお世話をしていました。

 

そんな矢先、薄井氏の蜂場の一つが、他人の火の不始末が原因の山火事で全焼しました。

 

 

 

 

 

ミツバチの巣箱の中身は、蝋燭にも使われる、

よく燃えるミツロウでできた巣が入っているので、

一度火がつくと跡形もなく燃えてしまうようでした。    

 

残ったのは、辛うじて一部焼け残った巣箱2箱と、巣箱に使われていた釘と、

巣枠に使われていた金属板くらいです。

箱の中にいたミツバチもみんな燃えました。    

 

冬越しができた蜂の群れが102群、空の巣箱が53箱。総額400-500万円の損害です。  

 

師匠の蜂場はいくつかあるので、持っている蜂全てが全滅することは免れましたが、

大損害には変わりありません。

 

今回の火事の原因となった火の不始末は、重過失失火とは認められず、

失火責任法の規定により、失火者に対して損害賠償を請求することは法的にも不可能です。

 

震災などと違って、補助金が出るわけでもありません。

 

ちょうど同じ時期に、同じ栃木県内の足利市においても、

広い範囲を焼き尽くす山火事が発生しました。

 

師匠の蜂場の火事は、足利の山火事とは一切関係はございませんが、

例年春先になると山火事が多発することから、被災の危険性は常につきまといます。

 

今回の火事で、自分の蜂場でも同じことが起こるかもしれないと恐ろしくなり、

私自身、火事や天災で巣箱やミツバチを失った際に備えた保険等に入ろうといろいろ探しました。

 

しかし、はちみつの収量の変動や病気の蔓延でミツバチを失ったりして、 収入減になった場合に、

その減少分を補填する収入保険は見つけられたのですが、

火災によって焼失した、巣箱や群れ自体の損害を保障をしてくれる保険は存在しないようでした。  

 

今までお世話になった師匠に対して自分ができることは何か考えました。

 

養蜂の技術はまだまだですが、私にはハープとクラウドファンディングの実績がありました。

 

そのため、今回のクラウドファンディングの立ち上げに全面協力させていただきました。 

 

▼プロジェクトの内容

 

今回の火災の被害は、販売できるはずだった種蜂が102群、空の巣箱が53箱

被害額に換算すると、400-500万円の損害でした。

 

今回のクラウドファンディングでは、少ないながら、

せめて、その被害額の1割程度だけでも補填できたらと考えています。

 

師匠の全体損害金500万円の補填には遠く及びませんが、

養蜂場を再生させるための足掛かりになればと願っているところです。

 

今回のクラウドファンディングのゴールである60万円は、

リターンであるつむぎの商品・サービスの原価(材料費・送料等)と、

クラウドファンディング手数料を除き、全額を薄井氏に寄付いたします。

 

損害金の約500万円には及びませんが、せめて、師匠が壊滅した蜂場を復活させられるよう、

巣箱分だけでも購入していただければと考えております。

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

 

私が運営するつむぎ養蜂園は、体験業をメインに行っていきます。  

薄井氏には体験業の講師をしていただく予定です。

 

そんな養蜂の体験業を目指す上で、養蜂を初めて1年の私ではまだまだ経験が浅いです。

今後も薄井氏に、養蜂の技術指導をお願いしたい。

 

今回の被害を乗り越えて、ぜひ養蜂業を続けていただきたいのです。

  

薄井氏の今後の目標も、自分が培った経験や技術を若い人に一人でも多く伝えることです。

     

ビジネスだけでなく、地域の景観や次世代のことも考えて活動をされている、

とても尊敬する養蜂家です。      

 

また、薄井氏や私が行っている、蜜源植物を増やすことは、

 

より多くのはちみつが収穫できるようになることに加え、

ミツバチ以外の、野生の吸蜜性昆虫の食糧にもなります。

   

耕作放棄地や荒れた山が減って、里山の景観が改善されます。

 

ミツバチを飼い、蜜源を増やすことは、 養蜂家だけでなく、

里山に暮らす人々や、里山に棲む生き物のためにもなるのです。  

 

まず今年は、ミツバチを通して自然に興味を持ってもらえるような

単発の体験プログラムを行っていきたいと思います。

 

将来的には、より多くの人が、

養蜂と自然との関わりや、養蜂の技術を

オンラインで学べるような仕組みを作ったり、

 

趣味で養蜂を始めたい方、養蜂業に参入したい方へ

定期的に講習会を開く養蜂スクールにも挑戦したいと思っています。

 

養蜂を通して、たくさんの方が自然との繋がりを持ち、

荒れた里山や耕作放棄地の改善につながって行けば素敵だなと思っています。

 

ぜひ、皆様の応援をどうぞよろしくお願いいたします。

 

つむぎ養蜂園代表 阿久津  瞳

 

 


▼プロジェクトの終了要項
・寄贈するもの    
支援金

・寄贈金額    
385,660円

・寄贈完了予定日    
2021年7月12日

・寄贈先    
薄井一郎氏

・その他    
目標金額以上集まった場合は、薄井一郎氏と共同で行う養蜂体験業、オンライン養蜂動画配信の仕組みづくりに使用する。

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プロフィール

栃木県芳賀郡芳賀町生まれ。森林インストラクター。 2011年 宇都宮大学農学部森林科学科を首席で卒業。 2022年 宇都宮大学大学院地域創生科学研究科 社会デザイン科学専攻 コミュニティデザイン学プログラム 修了。 大学卒業後3年間、自然ガイドとして働きつつハープを習い、 その後アイルランドに渡り1年間アイリッシュハープを学ぶ。 宇都宮市でハープ教室「竪琴教室 林音」を主宰。 日本の森は現在、使われないことによって荒れている現状があるため、 日本の木の魅力を広めるべく、国産材ハープ「森の竪琴」の企画販売、演奏活動を行う。 人と自然とのご縁をつむぐ、株式会社つむぎ代表取締役。

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33
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年6月

3,000


お礼のお手紙

お礼のお手紙

代表の阿久津 瞳より、お礼のお手紙をお送りいたします。

申込数
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在庫数
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発送完了予定月
2021年6月

1,000


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お礼のお手紙

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代表の阿久津 瞳より、お礼のお手紙をお送りいたします。

申込数
16
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年6月
1 ~ 1/ 13

プロフィール

栃木県芳賀郡芳賀町生まれ。森林インストラクター。 2011年 宇都宮大学農学部森林科学科を首席で卒業。 2022年 宇都宮大学大学院地域創生科学研究科 社会デザイン科学専攻 コミュニティデザイン学プログラム 修了。 大学卒業後3年間、自然ガイドとして働きつつハープを習い、 その後アイルランドに渡り1年間アイリッシュハープを学ぶ。 宇都宮市でハープ教室「竪琴教室 林音」を主宰。 日本の森は現在、使われないことによって荒れている現状があるため、 日本の木の魅力を広めるべく、国産材ハープ「森の竪琴」の企画販売、演奏活動を行う。 人と自然とのご縁をつむぐ、株式会社つむぎ代表取締役。

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