プロジェクト概要

プロジェクトの終了が報告されました

 

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皆様から温かいご支援を賜り、残り5日間を残して目標の100万円に到達することができました。ご支援をはじめ情報のシェアなどにご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。心より御礼申し上げます。

 

皆様から頂きました『MEIJIKAN』への期待に沿うべく、クラウドファンディングのネクストゴールに挑戦させて頂きます。 リニューアル後、2階のギャラリー『CHIGGO』にて、アーティストルームを手がけた作家たちによる「筑後」をテーマにした展覧会を開催したいと考えております。

 

そちらに掛かる経費(運送費+設営・撤去作業費+交通費など)と、今後も『MEIJIKAN』で継続的にアートや美しい手仕事、筑後や九州の文化に出会える機会を作るために、展示台やパネルなど備品の充実を図りたいと思います。筑後内外の様々な世代の人や文化が集まり、交流・発信する複合施設を皆さんと一緒に作りあげていければと思います。プロジェクト最終日まで引き続き、ご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

 

(2016年12月17日追記)

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100年の歴史を持つ筑後市・羽犬塚の「明治館」を
アート作品の中に泊まれる複合施設へと生まれ変わらせたい!

 

はじめまして、ブルームーンデザイン事務所の中川たくまと申します。これまで、主に美術館や文学館、保育園や幼稚園などのデザインを行ってきました。今回、筑後市羽犬塚(はいぬづか)で100年以上続く宿泊施設「明治館」の改修の相談があり、筑後内外の様々な世代の人や文化が集まり、交流・発信する複合施設をつくる為に「羽犬塚プロジェクト」を立ち上げました。

 

建物は、1階は主に九州で作られた新刊書を扱う書店と、筑後の美味しい朝食を提供するカフェ。2Fはギャラリースペース、3FはB&B、そして4Fは客室一つひとつをアーティストが手がける、部屋そのものが「筑後」をテーマにしたアーティストの作品になります。

 

 

このアーティストが手がける客室の改修費が足りていません。伝統ある明治館を新たな複合施設「MEIJIKAN」として蘇らせるために、そして筑後を元気にしていく為に皆さんのお力をお借りできればと思います。

「MEIJIKAN」の全体図
1階のブック&カフェの改修中の様子。家具や本棚は地元作家が製作。

 

 

多くの文化的資源がありながら、観光や若者の定着が進まない筑後市
そんな筑後市に再び賑わいを取り戻したい

 

筑後市は久留米絣や和紙などの伝統工芸や、稚児風流や盆綱引きなど歴史と魅力ある資源が多くある街です。ですが、わざわざ筑後に訪れる人はそう多くないのが現状です。また、他の地方都市同様、18歳を過ぎると多くの子どもたちが地元に魅力を感じれずに離れていきます。

 

今回の改修を機会に「MEIJIKAN」を起点にして国内外から筑後地域に足を運ぶ人が増えたり、地元の中・高校生たちが「MEIJIKAN」から発信する文化や様々な大人との交流を体験し、地元を見つめ直し、そしてそう遠くない未来に再び筑後に賑わいが生まれる事を願っています。

 

アーティストたちと藍染の体験を。筑後は久留米絣の一大産地です。

 

 

歴史ある筑後市羽犬塚の街
明治館の改修を通して、新しいアートと出会える場所に

 

筑後市のJR羽犬塚駅 の目の前に、この「明治館」は、あります。100年以上続く宿泊施設で、最近はビジネスホテルとして経営されていました。羽犬塚は、千年以上前から物資の集積地、薩摩街道の宿場町「羽犬塚宿」として栄えた町でした。

 

その羽犬塚を中心に、筑後市は広がっています。自然や史跡なども特徴のひとつですが、近くに「九州芸文館」という県の芸術文化交流施設があることもあり、アートをひとつの切り口として取り組むことにしました。

 

作家を通して見えるその土地の風景や暮らし。心を動かされて、その光景を確かめたくなって、その土地を辿ることもよくあります。そんなふうに筑後をテーマにした作品と触れ合える場、そして若手作家による作品の常設展の場の創出を、新しくなる「MEIJIKAN」で実現できればと思っております。

 

かつての明治館の様子。(左)

 

 

九州在中のアーティストたちが筑後に滞在し、
筑後の様々な場所をリサーチし、作品をつくっていきます。

 

今回の改修では、アーティストたちが構想段階から設計者・施工業者と協働しながら、資材やインテリアなども決めて作品を作っていきます。つまり、客室そのものが「筑後」をテーマにしたアーティストの作品になります。

 

客室のルームナンバーも「作品名」となり、宿泊客はアート作品の中に泊まります。今回、アーティストの選定とキュレーションを「九州芸文館」の立ち上げにも関わられたキュレーターの原田真紀さんにお声がけしました。

 

アーティストたちと、キュレーションを行う原田真紀さんとリサーチを行った時の様子

 

解体後の構想段階からアーティストが関わり、建築家や施工業者と打ち合わせを行っています。

 

アーティストは福岡在住の画家・田中千智さん、鹿児島在住の美術家・平川渚さん。佐賀在住の画家・瀬戸口朗子さん、福岡在住の彫刻家・古賀義浩さんの4名。

 

■田中千智(画家)

1980 年 兵庫県生まれ、福岡在住。多摩美術大学美術学部絵画学科油画科卒業。漆黒の闇に浮かぶ光に、現代社会の孤独や不安、儚さ、そして希望をにじませる。昨今国内外で注目集める福岡の画家。

 

客室の作品名「夜と旅人の部屋」(ツイン)

羽犬塚の街や史跡が、「夜と灯り」の絵画世界に溶け込む。作家が挿画を担当した本も傍らに置かれ、グラスを片手に夜を楽しむための大人の部屋がコンセプト。  

 

制作中の様子 撮影:木下由貴

 

■平川渚(美術家)

1979年大分県生まれ、鹿児島市在住。特定の場所に滞在しながら、手編みの手法を使い、透明感がありながらもダイナミックなインスタレーションを制作することで定評がある。場所の持つ記憶や意味を呼び起こし、そこに流れる見えない時間を丁寧に紡ぎだす。

 

客室の作品名「今日の話、明日みる夢」(セミダブル)

織り上がった時に描き出される絵柄が、あらかじめ染め抜かれた久留米絣の経糸と緯糸。それは、いわば未来の記憶を内包した糸。宿泊客の今日一日の話が加わり、あらたな物語が描き出されていく。

 

制作中の様子 撮影:木下由貴

 

■瀬戸口朗子(画家)

1980 年 佐賀県嬉野市生まれ 唐津市在住。2002 年佐賀大学文化教育学部美術工芸課程西洋画専攻卒業。目に見えない〈大事な事や物〉 が一貫したテーマ。光と闇を、色彩を駆使して軽やかに風景に映し込む画家。

 

客室の作品名「森の中庭」 シングル

木々が生い茂る山道を行くと、ふと開けた空間が現れる。それはほっと息をつける、自分だけの居場所。矢部川沿いの楠の群生に着想を得て、森の中庭を客室に再現する。

 

制作中の様子

 

■古賀義浩(彫刻家)

1986 年 久留米市生まれ、久留米市在住。2009 年 多摩美術大学美術学部彫刻学科卒業。セメント、灰、蝋などの素材を用いて、川の流れや燃焼など、自然の現象や時の経過による変化を視覚化する。

 

客室の作品名「川床の野」(シングル)

羽犬塚、明治館、旅行者。それぞれに蓄積された時間が偶然ここで交わり、新たな歴史となっていく。作品を介して、「時を刻む」ことに思いをはせるための空間。

 

制作中の様子 撮影:木下由貴

 

 

この「MEIJIKAN」を筑後・羽犬塚の地域活性化の拠点にしたいと思います。

 

今回のプロジェクトでは、アーティストの継続的なサポートもできればと考えています。宿泊客はサポーターとして、その宿泊料の一部をアーティストに還元する仕組みをつくります。1階には主に九州でつくられた本を集めた新刊書店、2階にはギャラリー。地元の中・高校生が日常的にアートや美しい手仕事、地元の大人や文化に出会える機会を作ります。そうすることで、現在だけではなく、未来の筑後地域の活性化や魅力づくりに寄与できればと考えています。ぜひ、皆様のお力をお借しください。どうぞ、よろしくお願いいたします。

 

「羽犬塚プロジェクト」

所在地:福岡県筑後市山ノ井138-23(JR羽犬塚駅下車徒歩1分)

 

■参加アーティスト

田中千智(画家)

平川渚(美術家)

瀬戸口朗子(画家)

古賀義浩(彫刻家)

 

■プランニングディレクション:中川たくま(ブルームーンデザイン事務所
設計:坂口舞・坂口佳明(設計機構ワークス

施工:大藪組

家具デザイン/製作:蔵谷亮介(nomade design)

プロダクト/家具デザイン:坂下和長(CRITIBA)

キュレーション:原田真紀(ママとこどものアートじかん
フードコーディネート:井口和泉(料理家)

撮影:木下由貴(写真家)

 

1Fイメージ

 


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