支援総額
目標金額 3,000,000円
- 支援者
- 336人
- 募集終了日
- 2020年1月31日
ワンラブ助っ人募集中!|ルワンダでずっと義足を作り続けるために!
#国際協力
- 総計
- 88人
女性のための新しい医療メディア|女性が納得して医療を選べる未来へ
#医療・福祉
- 現在
- 3,041,000円
- 支援者
- 232人
- 残り
- 43日
鳥取県に新しいお金の流れとしくみ【コミュニティ財団】を皆で創りたい
#地域文化
- 現在
- 1,860,000円
- 支援者
- 142人
- 残り
- 33日
元伊勢外宮豊受大神社に落雷。破損した風宮の修繕にご支援を。
#地域文化
- 現在
- 4,320,000円
- 支援者
- 189人
- 残り
- 33日
恐竜調査研究最前線 ―極寒の地で生きた、恐竜たちの痕跡を求めて―
#大学
- 現在
- 5,275,000円
- 寄付者
- 308人
- 残り
- 19日
制度の狭間にいる難病者700万人の社会参加の選択肢を増やしたい
#医療・福祉
- 現在
- 2,080,000円
- 支援者
- 168人
- 残り
- 16日
命を繋ぎ、共に生きる。希少猛禽類により良い救命医療と共生環境を!
#子ども・教育
- 現在
- 36,647,000円
- 支援者
- 2,264人
- 残り
- 33日
プロジェクト本文
終了報告を読む
【達成のお礼とネクストゴールに挑戦します!】
2月にスタートした「"みんなの魚屋"建設プロジェクト」が本日、300万円の目標を達成をすることができました!
多くの方々のご支援をいただき、ほんとうにありがとうございます…!私たちのチャレンジをこんなにもあたたかく応援してくださる方々がいることに感動と、その責任をひしひしと感じ、ドキドキしています。
2月1日(土)には、「おさかなひろば はま水」がオープンします! みなさんのご声援を胸に、魚本来の美味しさと海のドラマを伝える発信拠点として、ご期待やご要望に応えられるよう、みんなでこの場を創っていきます。
クラウドファンディングの期間は、残り4日! ネクストゴールにチャレンジしたいと思います! 加工・販売・交流スペースのさらなる充実した場づくりのため、ネクストゴール400万円を目指します。
1月31日(金)23:00の終了まで、引き続きご支援いただけましたら幸いです。 どうぞよろしくお願いいたします…!
2020年1月27日 榊 裕美(合同会社はまから)
子どもも大人も。
お魚を口にする誰もが、海の未来を創る主人公。
私たちにたくさんのめぐみをくれる
海の未来を考えることは、
自分や家族を思いやり、守ること。
魚をとる人。加工する人。
売る人。買う人。訪れた人。
みんなでつくるからこそ生まれる、
海との豊かな暮らしや社会を
ここからつくっていきます!
誰もが「主人公」に。みんなのお魚屋さんをつくりたい!
震災から8年ぶりに再開した魚市場を持つ、福島県いわき市最北の港町、久之浜。
漁業が盛んなこの町では、震災後、元々あった魚の加工場や小売店の多くが廃業し、今では町内で魚を買える場所はなくなってしまいました。
それに加え、魚や漁師との接点が日常の中からなくなってしまったことで、子どもたちの多くは目の前の海でどんな魚がとれているのかを知らないまま、学校を卒業していってしまいます。
そこで、地域の人や子どもたちが、身近ではなくなってしまった海やお魚との距離を縮め、今まで以上に海と人が豊かな関係性を築けることを目指して、この町に、 漁師と地元の人が集い、互いの想いを伝えあいながら売り場を作っていく、“みんなのお魚屋さん”をつくります!
地域に開かれたこのお魚屋さんには、誰でも利用できる椅子とテーブルがあります。放課後になると、地域の子どもたちがやってきてお魚の隣で宿題をするかもしれません。
「売る」「買う」「食べる」それだけではなく、お魚が食卓に並ぶまでにどんなドラマがあるのかを想像し、漁師と地域の人、そして地域を超えた多様なつながりと雇用を生み出しながら「仲間」を増やし、想いをカタチにしていくことができる。そんな場をつくります。
2020年2月、町内にある復興商業施設「浜風きらら」の空きテナントに「おさかなひろば はま水」をオープンします!
漁師の生き方に魅せられて
今回プロジェクトに挑戦させていただきます、合同会社はまからの榊裕美です。青森県出身なので「りんご」のニックネームで呼ばれています。
私の人生を大きく変えた、「漁師」との出会いは教育学部の学生時代。たまたま地元八戸の漁師さんをインタビューしたときのこと。初めて触れた漁師の存在はあまりにも豪快でかっこよく、私が生きる世界とは全く異なるものでした。
そんな漁師の生き方にすっかり魅了され、憧れを抱いた一方、衰退していく漁業が地域の衰退にも直結している現状を知り、いつかは漁業を中心とした地域づくりにかかわりたいと夢を抱くようになりました。
その後、一般企業に就職したものの、漁業への想いを捨てきれずにいた私は退職をして、大学院で漁業と教育について学ぶ道を決意。
そんな時、久之浜でのまちづくり事業についての相談を持ち掛けられたのです。そこで私はすかさず、自分が目指していた、漁業を軸にした教育事業について夢中になって提案。
「そこまで言うなら、うちのNPOで働きながらお前がやってみろ」、そう声をかけてくれたのが阿部峻久でした。今回のクラウドファンドの発起人でもあり、合同会社はまからの立ち上げ人の1人です。
そうして久之浜にやってきて、右も左も分からない私に「とりあえず船乗ってみる?」と声をかけてくれたのが、漁師の遠藤洋介、合同会社はまからの代表です。
彼の船に乗って、漁の現場を見せてもらっていくうちに、海のドラマはここから始まるんだ!と、漁師の大きな役割や使命を強く感じたのです。
震災をこえて。ここから未来は変えていける。
しかし、震災と原発事故後の福島の水産業の難しい現実に直面し、将来に希望を見出せず途方に暮れている漁師の姿を目の当たりにして、このまま何もしなければこの町から漁業の存在が消えてしてしまう!と強い危機感を覚えました。
漁業の存在が消えることは、この町の地域経済が崩壊してしまうだけでなく、守り継いできた文化や人々のアイデンティティも消えていくことを意味しています。
そこでまず手を打ったのが、NPOの事業として企画実施をした、子ども向けの漁業体験イベントでした。子どもたちが漁師になりきるという体験活動が、子どもや大人にとって、そして漁師にとっても、「この地域の漁業の役割」や「海と私のつながり」を再認識できるきっかけになるのではないかと考えたのです。
すると、最初は「りんごに言われて仕方なく」協力していた漁師たちが、徐々に「次は何する?」と前のめりな姿勢に変わってきたのです。
水産業というマイナーな業界。ましてや福島いわき。不安要素ばかりでこの先に希望を持てる未来なんてないと思ったこともありましたが、漁師たちの変化に触れ、「ここから未来は変えていける」。根拠はありませんがそう強く思いました。
そして、いわきに移住してから1年半後の2018年12月、遠藤と阿部と私の3名で「合同会社はまから」を設立し、鮮魚の販売と漁師の体験事業をスタートさせました。
社名の「はまから」に込めた想いは3つです。
▶「from」:この浜から海と人とのつながりを変えていくきっかけを生み出したい。
▶「precious」:子ども・お魚・海、浜の宝をこれからも守り続けたい。
▶「color」: 各浜それぞれの特色を大事にしたい。
生まれも背景も全く異なる3名で、新しいチャレンジの真っ最中です。
魚屋も加工場もなくなってしまったこの町で
久之浜漁港は震災前、市内で一番の水揚げ量を誇り、その魚は築地市場でも「常磐もの」とよばれ、高い評価を受けていました。
震災後は、津波による被害と東京電力福島第一原子力発電所の事故による影響で、漁業の自粛を余儀なくされ、いわきでは2013年から「試験操業」という形での漁業が再開しました。
昨年の水揚げ量は、震災前の15%と大幅に減少。しかし、いまでは出荷規制魚種を除く全ての魚の出荷が可能となり、毎日多種多様な魚が久之浜魚市場に並べられています。
震災後は、第一原発付近での漁が規制され、漁場が狭まってしまいましたが、そのぶん、市場と漁場の距離が近くなり、震災前よりも新鮮な魚を市場で手に入れることができるようになりました。
しかしながら、久之浜に元々あった魚の加工場や小売店の多くが廃業。
震災前は当たり前だった「地元の人が地元の魚を手に入れる」ことすら今はできません。漁師にとっては、自分がとった魚を地元の人に食べてほしいという想いがあっても、届ける手段が限られており、自分がとった魚がどれだけ売れるのかという不安も残り続けています。
魚を求めている人がいる。だけど魚を買う場所がない。
魚を届けたい人がいる。だけど魚を売る場所がない。
「じゃあ魚屋つくろうよ。」遠藤が言いました。
そこで「それなら子どもが来やすい魚屋にしようよ!」と私が提案し、今回のプロジェクトがスタートしたのです。
漁師の存在を知らない子どもたち
試験操業と魚屋の廃業は、港のそばに暮らす子どもたちから海の存在を遠ざけることとなりました。
震災前は、早朝から夜中まで一日中、船やトラックが出入りしていた久之浜漁港。漁の操業規模が縮小されたために、子どもたちが学校から帰るころ、漁港に漁師の姿はなく 、なぜ漁師たちは港にいないのか、子どもたちには想像もつかないようです。
「おさかなひろば はま水」建設に至ったきっかけの1つも、港町である久之浜に住みながらも「漁師に会ったことがない」という子どもの声からでした。
震災から8年が経過した現在、小学校に通う子どものほとんどが震災の記憶がありません。
町には魚屋もなく、目の前の海でどんな魚が水揚げされているのかを知らない子どもも増えています。
毎朝地元で水揚げされたお魚が並ぶ「おさかなひろば はま水」を、子どもたちが海や社会とつながるひとつの窓口として、さらには、学校では学べない“リアルな地域の日常”と出会える場所にします。
みんなのお魚屋さん「おさかなひろば はま水」
私たちがつくる、「おさかなひろば はま水」には、2種類のスペースがあります。これがひとつの空間にあることで、お魚の流通を盛んにし、雇用や消費を生み出していくことはもちろん、海とのつながりを感じながら、それぞれの想いがカタチになって生まれていく場所にしていきます 。
1 魚の加工・直売スペース
久之浜の魚市場に水揚げされる魚介類は、年間で100種類以上!カレイやメヒカリなど皆さんご存知のお魚はもちろんですが、その中には、数がそろっていないなどの理由で市場に出回らないお魚も多くあるのです。そんなお魚こそ、皆さんに食べてほしい!
ここでは、毎朝市場に通っているからこそ出会える、お魚たちを並べて皆さんのお越しをお待ちしています。目利きの仲買(いちい水産・木村元信)と、クリエイティブな 水産加工職人(福や・ヰ出拓馬)がタッグを組んで提供します。
売り場はこんな感じ。
▶ モニターには、その日の市場の様子や海で撮影した水揚げの様子の動画が流れます。
▶ 加工場には、大きな窓があり、誰でも加工の様子を見学できます。
おうちで「いただきます」をする前に、お買い物のときに、モニターで見た漁師さんの顔や、窓から見た加工のおじさんの顔を思い出してくれたら嬉しいです。
2 シェアスペース
朝の時間は、魚料理を中心とした朝食を提供する「漁師食堂」。昼の時間は、シェアスペースとして、お買い物に来たお客さんが椅子に座って一息付けたり、子どもたちが放課後に宿題をしたりなど、“お魚の隣で”、各々が自由に過ごせる場をつくります。
また、休日は、魚拓の作品づくりやお魚の調理加工体験など、楽しくお魚に触れられるワークショップを行います。自分だったらどんな体験をしたいかな。自分の子どもにはどんな体験をさせてあげたいかな。そんな意見を聞けるみんなのポストも設置したいですね。
<魚の加工・直売スペースとシェアスペースの利用イメージ図>
今回、皆様からご支援いただいたお金は、この2つの空間をつくるための「建設資材・備品代」に充てさせていただきます。
基本の空間は自分たちの手で改装などをしていきますが、建設後も、子どもたちや久之浜に訪れた方々から、どんなことやってみたい?という声を聞きながら、みんなでワクワク、この空間・売り場をつくっていきます。
みんなのお魚屋さんを、みんなでつくる!
たかがお魚、されどお魚。
普段食べているお魚が海から食卓に並ぶまで、実はめちゃくちゃ いろんな人の手を経ているんだってことを、もっとたくさんの人に知ってもらいたい。そうしたら、お魚を買うことも、食べることも、きっとこれまでと違う意味が生まれるはず。
魚屋を運営する私たちだけが儲かる仕組みでは意味がありません。
魚をとる人。加工する人。売る人。買う人。訪れた人。みんなが満足できるお魚屋さん。
みんなが暮らす地域だから、みんなでこの地域を楽しみながら創っていくんだ。創っていけるんだ。
それを証明したいから、この新しいチャレンジを皆さんと一緒に実現させたい。
ご支援・応援をよろしくお願いします!
ーリターンに関するご注意事項ー
本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
プロフィール
1992年生まれ。青森県八戸市出身。地元の高校を卒業後、埼玉県内の大学に進学。在学中に東日本大震災を経験し、ボランティアとして東北へ。大学を卒業し就職するも退職し、縁のできたいわき市の温泉旅館に住み込みで働くことに。一旦埼玉に戻り大学院に進学したが、いわき市久之浜でつながりのできた漁業サポートのプロジェクトに参画するため、休学し2017年にいわき市へ移住。2019年から久之浜に暮らし、合同会社はまからの一員として、地元で取れた魚の卸販売や地域の子どもたちに水産業の仕事を伝える教育事業などを行っている。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
リターン
5,000円
お気持ち応援コース
◆心をこめたお礼のお手紙をお送りします
- 申込数
- 87
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年5月
5,000円
震災後の久之浜で初めて造った常磐ものの加工品セット
◆加工場で造った初めて造った常磐もの加工品セット
旬の常磐もの詰め合わせセットをお届けします。
・手軽に食べられる加工品も入っています。
・内臓処理済みです。
- 申込数
- 139
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年5月
5,000円
お気持ち応援コース
◆心をこめたお礼のお手紙をお送りします
- 申込数
- 87
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年5月
5,000円
震災後の久之浜で初めて造った常磐ものの加工品セット
◆加工場で造った初めて造った常磐もの加工品セット
旬の常磐もの詰め合わせセットをお届けします。
・手軽に食べられる加工品も入っています。
・内臓処理済みです。
- 申込数
- 139
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年5月
プロフィール
1992年生まれ。青森県八戸市出身。地元の高校を卒業後、埼玉県内の大学に進学。在学中に東日本大震災を経験し、ボランティアとして東北へ。大学を卒業し就職するも退職し、縁のできたいわき市の温泉旅館に住み込みで働くことに。一旦埼玉に戻り大学院に進学したが、いわき市久之浜でつながりのできた漁業サポートのプロジェクトに参画するため、休学し2017年にいわき市へ移住。2019年から久之浜に暮らし、合同会社はまからの一員として、地元で取れた魚の卸販売や地域の子どもたちに水産業の仕事を伝える教育事業などを行っている。