洪庵の妻・八重のふるさとに行ってきました（12月19日）

19日（水）に洪庵の妻・八重が生まれ育った摂津国名塩村（現・西宮市名塩）に資料調査のため行って参りました。名塩には適塾のことを研究されていた亥野彊氏、中山沃氏がいらっしゃいましたが、数年前に他界されました。調査では両氏旧蔵資料の現状を確認してきました。この件については、いずれ『適塾』でご報告することになると思います。

八重の生家は約50年前の昭和41年(1966)まで存在していましたが、解体されて現地には農協（現・JA）の支店が建っています。その脇には八重の胸像が設置されています。

八重の生家の億川邸には、洪庵の弟子の伊藤慎蔵の名塩蘭学塾が置かれていました。

そのため旧億川邸の前面の道路は「蘭学通り」と名付けられています。

名塩へはJR福知山線「西宮名塩」駅から徒歩約15分です。