プロジェクト概要

プロジェクトの終了が報告されました

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想像を超える達成までのスピードと多くの応援メッセージに、メンバー一同驚いています!本当にありがとうございます!!

 

お一人お一人のご縁とつながりに、感謝の気持ちで心温まると同時に、背中を押していただけていることに身が引き締まる思いも感じています。

 

プロジェクト期間まだまだ残している中で、私たちのプロジェクトに頂いた共感をエネルギーに、最初にご案内させていただいていた次なるチャレンジをさせていただくことにしました!

 

認定NPO法人支えてねットワークでは、最初の説明でも書かせていただいておりますが、「誰も取りこぼすことのない駆け込み寺になり、山口でひきこもりから脱したい人すべての社会復帰を実現する」という団体の使命(ミッション)を達成していくための事業強化をしていくために「ひきこもりを山口の社会へプロジェクト」を実施しており、専門家スタッフやひきこもり経験のある相談対応スタッフの配置、各ひきこもり支援事業の強化・開発などを行う為、年間約2,500万円の安定的な運営資金を集めています。

 

そして、本クラウドファンディングで第一目標として100万円を設定していましたが、次の目標として200万円を目指して、スタードダッシュの為の資金を集めていきたいと思います。

 

引き続き頑張ってまいりますので、ご支援よろしくお願いします!

 

ボランティア・ファンドレイザー 岡村達夫&役員・スタッフ一同

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自分自身がひきこもり経験者でした。

 

はじめまして、ひきこもり経験者の岡村達夫と申します。私は「認定NPO法人支えてねットワーク」の支援を受け、”ひきこもり”だったのが、今では”社長"の立場になりました。現在は、会社の経営等をする傍ら、お世話になった同NPOに恩返しをしたいという思いから、ファンドレイジング(資金調達)に関するボランティア・ファンドレイザーをしています。

 

支えてねットワークは、山口県山口市秋穂を拠点として、「社会復帰したいと思っていても、どこに相談しても公的制度の支援を受けられず、流れ着いていた」ひきこもりの方々やそのご家族への支援などを中心に、13年間活動実績のある認定NPO法人です。

 

しかし現在、有給職員2名、月1回以上関わっているボランティアスタッフ9名、全人件費約300万円で活動を行っていますが、現状の体制や財政状況では、必要な支援を行っていくことや事業継続していくことに限界が来ています。

 

山口県内には、約2万人のひきこもりがいると、本団体では推測しています。39歳までが約1万人、そして40歳以上の方が約同数いるという計算です。私たちが彼らのために支援を継続すべく、皆様のお力が必要です!

 

 

ひきこもり支援には4つのステップがあります。

 

「ひきこもり」と聞くと、怠けているようなイメージがあるかもしれません。ひきこもりの状態になっている方々は、人間関係、受験や仕事の失敗、家族の不幸、病気、障害など理由は様々ですが、実は、現状をどうにかしたいと思っている人もとても多くいます。

 

しかし、本人が社会復帰を望んていても、病気や障害の有無、年齢などで、公的な支援を受けたくても十分に受けられなかったり、制度が不十分で必要な公的サービスがない状況などもあります。

 

実際に、私自身も、今のままではまずいと思い、支援をしていただけるところを探しましたが、当時どこに行っても支援が受けられず、最終的に支えてねットワークに流れ着いてきました。

 

本団体はこういった方々の、最終的なセーフティネットとして受け入れを行っています。

 

また、現状の制度に沿った社会復帰支援の仕組みは、ひきこもりにとっては非常に高いハードルになっている現状があります。

 

例えば、近年、ひきこもりの相談も受けるの窓口は整ってきたものの、相談するとすぐに「就活」支援になる現状があります。しかし、ひきこもりの方々にとっては、過去にひきこもりとなった原因に向き合うことや、長く社会と関わっていなかったブランクなどもあり、リハビリもないなかで急に一般の会社で働くことは不安であり、現行の制度ではハードルが高ぎると、多くの方が話されています。

 

このようなひきこもりの方々への本来必要な支援としては、

 

①家から出るのが困難な状況などからの「初期相談」

 

(認定NPO法人支えてねットワーク 理事長 上村早苗)

 

 

②家以外の居場所を作って通えるようにする「外出トレーニング(居場所づくり)」

 

認定NPO法人支えてねットワークの拠点「和の家」

 

 

③企業で働く前の段階でNPO内において働くことができる「就労体験」

 

認定NPO法人支えてねットワーク内での就労の様子

 

④心の準備ができてから実際の会社で働く練習を行う「企業インターン」

 

山口市の公益団体で働くメンバーの様子

 

という4つのステップが求められますが、①「初期相談」、④「企業インターン」のような支援は公的支援で出てきているものはあるものの、社会復帰のために必要不可欠な②「外出トレーニング(居場所づくり)」、③「就労体験」のサービスに関しては、制度が整っておらず、公的支援では多くの地域で必要な支援が行われていないのが現状です。

 

山口県においても、①「初期相談」から④「企業インターン」まで一貫した支援をするために行政からの予算が下りている市町はなく、当法人では、今までこのニーズを予算なしの手弁当で対応してまいりました。実際に、本来必要なこれらの支援を一貫して行えている非営利団体も、山口県内では本団体のみ(障害者支援等は除く)です。

 

このように、当法人では、公的なサービスだけでは手が届かない、ひきこもりにおける制度の狭間のニーズに対し、セーフティネットとしての役割を長年続けてまいりましたが、制度の狭間のケースの支援が多いということは、行政からの支援の資金が出ないケースを中心に支えていくことを意味しており、財政的に厳しい現状があります。しかし、支えてねットワークが活動を休止し、セーフティネットとしての機能を果たせなくなると、後ろにはもう誰もいません

 

だからこそ、認定NPO法人支えてねットワークは、継続的な支援のための運営資金確保と、「誰も取りこぼすことのない駆け込み寺になり、山口でひきこもりから脱したい人すべての社会復帰を実現する」という団体の使命(ミッション)を達成していくための事業の強化をしていくために、専門家スタッフやひきこもり経験のある相談対応スタッフの人件費を含め、年間約2,500万円の安定的な運営資金の確保をしていく

 

「ひきこもりを山口の社会へプロジェクト」

 

を立ち上げることといたしました。

 

ひきこもりを山口の社会へプロジェクトについて

 

本クラウドファンディングでは、そのスタートダッシュとして、約2,500万円のうち、まず第一目標として100万円、第二目標として200万円、第三目標として300万円の支援金を集めたいと思っております。

 

具体的には、まずは、①「初期相談」から④「企業インターン」までの制度の狭間のニーズへの対応を含めたひきこもりに必要な一連の支援を継続的かつ安定的に行っていけるようにします。

 

また、今まで十分に行えていなかったニーズの掘り起こしなども強化していくほか、③「就労体験」で行える仕事も新たに増やし、様々な業務の練習ができるようにしていくほか、④「企業インターン」を受け入れて頂ける会社を増やしていくことも行っていきます。

 

さらに、県内では、同様の資金問題で、①「初期相談」から④「企業インターン」の一連の機能を作って「ひきこもり対策」として支援を行っている団体がないため、これらの取り組みを他団体でもしっかり取り組んでもらえるようにしていく啓発活動、実際に取り組んでみようという団体への情報提供、ひきこもり対策におけるファンドレイジング(資金調達)の勉強会など、県内の福祉団体やNPOの取り組みを支援していく中間支援の役割も持ち、関係機関と連携し、山口でひきこもりから脱したい人すべての社会参加を実現していくためのリーダーシップを取っていきます。

 

加えて、本プロジェクトで作った成果の出せるサービスモデル及びファンドレイジング(資金調達)のモデルを、全国で同じ問題で困っている団体等に啓発をして、全国のひきこもり対策にも貢献していくほか、政府・自治体への政策提言活動なども行っていきます。

 

プロジェクトを行い、実施する事業について

 

その1「社会復帰事業強化プログラム(直接支援)」

 ・ 相談支援事業

 ・ 外出トレーニング(居場所づくり)支援事業

 ・ 就労体験支援事業

 ・ 企業インターン支援事業

 ・ ニーズ掘り起こし事業

 

その2「中間支援活動(間接支援)」

 ・ ひきこもりセーフティネット普及啓発19市町キャラバン

 ・ ひきこもり事業推進のためのファンドレイジング研修会

 ・ ひきこもり支援事業実施団体情報交換会

 ・ 政府・自治体等への政策提言活動

 

私のひきこもり体験談

 

最後に私の体験のご紹介をしたいと思います。

 

岡村達夫が会社員の時代

 

私は、地元中小企業で働いていました。そのときは私自身も、まさか自分が「ひきこもり」になるとは思ってもいませんでした。

 

しかし、20代後半、残業や夜勤による体調不良、精神不安から人間関係も上手くいかなくなりました。それは、これまでに感じたことのない感覚で、すでに自分ではどうしようもない状態になり、退職しました。

 

無職と無収入の不安と焦りで、体調不良の中、焦って再就職もしましたが続かず、また再就職をして続かずを繰り返し、私は自信を失い「ひきこもり」になりました。

 

しかし、数年経ったある日テレビで見たひきこもり特集で、自身が「ひきこもり」であったことに気づき、

 

「このままじゃまずい!」「どうにかしなきゃ!」

 

と、様々な機関に相談をしました。

 

しかし、制度の狭間で支援対象外であった私の支援をしえてもらえるところは見つからず、最後の最後にたどり着いたのが、支えてねットワークです。

 

長年ひきこもり生活をしていた私にとってはすぐに就活は厳しく、家以外の居場所に日々通う外出トレーニングをするため、支えてねットワークの拠点である「和の家」に通い始めました。

 

「和の家」は、まさに自宅以外の社会での「居場所」となりました。

 

ひとりではなく、仲間やスタッフと一緒であるということが、社会にでることの不安を和らげてくれました。週に1日だけの利用だったものが、開所日すべてに参加できるようにもなりました。

 

認定NPO法人支えてねットワークの拠点「和の家」

 

通うことに慣れてきた段階で、NPO内で「就労体験」をすることになり、パソコンによる印刷物の作成業務等を行ないました。そうして、役に立てることを実感できるようになり、社会で働く自信を取り戻してきました。

 

 

そうして、社会で働く準備ができた時、出会ったのが、1830年代から続く老舗で、国宝などの神社仏閣の桧皮ぶき屋根を作る「ひわだや」さんでした。

 

 

山口市にある国宝「瑠璃光寺五重塔」の桧皮ぶき屋根を作ったのも、ひわだやさんです。

 

国宝「瑠璃光寺五重塔」山口市

 

同社では、桧皮葺の屋根材加工をする職人(桧皮拵え師・ひわだこしらえし)になる人材を探されていて、ひきこもり支援にも関心を示してくださったこともあり、「修行」させていただくことになりました。

 

そして、1年数ヶ月後、師匠より一人前として認めていただくことができました。

 

ひきこもりだった私が、国宝などの檜皮を作る職人になれたことは、これまで生きてきた中で一番大きな自信を得る出来事でした。

 

桧皮拵え師として作業をする私

 

また、今では、桧皮拵え師の仕事をする傍ら、「ハンマーダルシマー」という民族楽器の輸入販売業を行う会社も立ち上げ、社長として会社の経営も行っています。

 

ペルシャ発祥アメリカ製の珍しい楽器「ハンマーダルシマー」

 

ひきこもりの時代はとても辛いものでした。しかし、支えてねットワークが、どこからも支援が得られず、行くところのなかった私の「駆け込み寺」となってくれ、外出トレーニング(居場所づくり)や就労体験などもこの団体が行ってくれていたからこそ、いまの私があります。

 

ひきこもり経験者として、ひきこもり支援においてこれらの一連のサービスの存在は不可欠であると確信しています。

 

私のように、ひきこもりだった人が社会に出るとどうなるでしょうか。

 

まず、働いて税金を納め、スーツや車を買って仕事に行き、買い物や外食などもするようになります。また、彼女もできて、デートや旅行もし、結婚式を挙げ、子どもを作り、保険にも入り、家も建てるかもしれません。

 

それが山口県で2万人いるとどうでしょう。

 

日本で54万人(15歳〜39歳)、そしてそれと同数いると予想される40歳以上のひきこもりが社会復帰するとどうでしょう。

 

社会が変わっていくと思いませんか?

 

ひきこもりのままだと、逆に生活保護として税金を消費し、増税の理由になるかもしれまんせん。

 

こういった成果の出せる支援活動を山口県全体、そして、日本全体で当たり前にしていくためにも、皆様のご理解をいただければ幸いです。

 

ご協力をよろしくお願いいたします。

 

認定NPO法人支えてねットワーク

ボランティア・ファンドレイザー 岡村達夫

 

 


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