困難を抱えた子ども達が未来に希望を持てる自立援助ホームを開設したい
支援総額
目標金額 1,300,000円
- 支援者
- 123人
- 募集終了日
- 2023年12月22日
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プロジェクト本文
11月28日よりスタートをしましたクラウドファンディングですが、5日目で目標金額を達成致しました。
ご支援して頂きました皆様、本当にありがとうございます。
人に頼るというような事があまり好きではなかった為、当初はクラウドファンディングをする事を迷っていました。
しかし、沢山の子ども達からのSOSの連絡。毎週のように行政機関から相談が入り、まるでドラマや映画の世界のような過酷な子ども達の現実を知り、一日でも早く、子ども達に安心安全な居場所を作らなければと思い、自立援助ホーム開設を決意致しました。
目標を達成できるかどうかも全く予想すらできず、子ども達の為に「やるしかない」というような気持ちで一歩踏み出しましたが、気が付けばたくさんの方にご支援をして頂き、励ましや応援の声が連日沢山届きました。今回の挑戦を通じ、多くの方から支えられ、励まされ、応援して頂いていることを実感しています。
重ね重ねになりますが、NPO法人陽和と子ども達の未来を応援してくださり本当にありがとうございます。皆様から頂きましたご恩は、必ず社会と子ども達に恩送りしていきます。
ネクストゴールとしまして、子ども達がより快適に生活ができるように、クラウドファンディングの予算に入れていなかった、リビングと食堂の椅子やテーブル、テレビ、パソコン、工事費の補填を入れさせて頂いた230万円をネクストゴールとして今から更なる挑戦をしていきたいと思っています。
自分たちの力ではどうしようもない物価高騰・資材高騰等の影響を大きく受けてしまい、「予算を大幅に超えてしまったリフォーム代をどうしよう・・・」「家具とか揃えれるかな・・・」という状況に置かれてしまいましたが、皆様のご支援のお陰で、開設に向けて進めていけそうです。
仮にネクストゴールの金額を達成できなかった場合でも、自己資金を元に必ず開設に向かって進んでいく予定ですが、大きな収入源がないNPO活動ですので、皆様からの多くのご支援いただけますと幸いです。
簡単に達成できる目標ではありませんが、人生をかけて、子ども達の新しい人生を応援して行ける自立援助ホームの開設に向けて頑張りたいと思います!
皆様、最後まで応援とシェアをお願いします。
2023年12月4日 追記
NPO法人陽和 理事長 渋谷幸靖
特定非営利活動法人陽和の理事長の渋谷幸靖です。
私自身、不登校・引きこもり・非行という道を歩んでしまい、社会に反発する事でしか生きる事ができない少年時代を過ごしていました。気が付けば女手一つで育ててくれた母親に対して、何一つ親孝行ができないまま成人を迎えました。振り返ると、いつも私の問題行動に悩まされ、母親の幸せそうな表情を見た記憶がありません。
25歳の時、「自分にとっての親孝行とは何なんだろう?」と考えました。親孝行の定義も分からず、何をすればいいのか分かりませんでしたが、ふと思う事がありました。
かつての自分のような少年を減らし、悩み苦しむ母親を一人でも減らしていく事が、自分にできる使命だと。そして、25歳の時に「NPO法人を作る」とノートに書きました。
子ども達の支援をスタートして、まもなく9年になります。
自分には価値がないと思い、生きる意味を見失っている子ども達や、虐待により心を閉ざしている子ども達、発達障がいで生きづらさを抱えている子ども達など、1人1人が、様々な困難を抱えている現実と日々寄り添っています。
暗闇にいる子ども達に、太陽のようなポカポカとした暖かい光を届けたい。社会や家族と調和していけるように。という想いで「陽和」という団体を立ち上げました。
特定非営利活動法人 陽和(ひより)について
・所在地 愛知県名古屋市天白区梅が丘三丁目1802-211
・活動地域 愛知県・岐阜県・三重県
・具体事業内容 発達障がい・引きこもり・非行・虐待を受けた子ども達など、困難を抱えた子ども達の自立支援
・従業員数 40名(ボランティアスタッフ含む)
【メディア掲載 新聞】
【メディア テレビ】
中京テレビ 「キャッチ」令和5年4月23日放送
CBCテレビ 「チャント」令和4年8月2日放送
※各社メディア掲載の承諾をいただけています。
自立援助ホームを開設しようと思った経緯
活動をしていると、虐待を受けていて、自宅に帰れない子どもや、住まいを失いホームレス生活をしている10代の子ども、友達の家を転々としていて、友達のアポイントが取れない日は野宿をするなど、いつ危険な目に合うかもしれないような子ども達と沢山出会ってきました。
「今日泊まれる所ありませんか?」
「何も食べていなくコンビニのトイレの水を飲んでいます」
このような、聞くだけでも辛い連絡が毎月のように来ます。
帰る場所がない子ども達には、提携している企業にお願いをして、寮に入居をさせて頂き、就職をして生活の基盤をサポートしていました。しかし、仕事が合わなかったり、精神的な問題で仕事をする事ができなくなったりと、仕事が定着しない場合は、住まいも仕事も失ってしまうという状況になり、落ち着いて生活設計を立て直す事が難しい場面を何度も経験してきました。
親からの援助が得られない為、高校に行きたくても高校に行く選択肢は強制的に遮断をされてしまい、「働くしかないから」という理由で社会に出ていく現実にも違和感を感じていました。
全国から子どもの相談の連絡が来る中で、「うちの子をそちらに預ける事はできますか?」という相談が絶えません。
子ども達がごはんの心配をすることなく、将来の夢や目標が探せる場所。
何かあれば悩みをいつでも相談できる場所。
落ち着いた生活をしながら、将来に向かって歩んで行ける場所。
困難を抱えた子ども達が、笑顔で過ごし、安心して生活ができる自立援助ホームが必要だと日に日に感じるようになり、自立援助ホームの開設を決意しました。
▼自立援助ホームとは
虐待や家族間の不和など、なんらかの理由で家庭にいられなくなり、家を出なければいけなくなった原則として15歳から20歳まで(状況によって22歳まで)の子どもたちが安心して生活をしていける場を与える施設です。24時間職員が寄添い、生活の支援・食事の支援・余暇の支援など、親代わりになります。
生き生きと生活できる場、安心して生活できる場を提供し、大人との信頼関係を通して社会で生き抜く力を身に付け、子どもたちが経済的にも精神的にも自立できるように援助する事を目的としています。
※掲載している少年の写真は、本人の承諾をいただけているものです。
2023年2月のイベントにて、自立援助ホーム開設を発表した時の映像です。大村さんの掲載承諾を頂いています。
私たちが自立援助ホームの開設を予定している愛知県豊田市は、愛知県で二番目に人口が多い市にも関わらず、自立援助ホームがありません。今回の挑戦は、豊田市や愛知県の困難を抱えた子ども達の生活支援のあり方をより豊かにする取り組みになると確信しております。
しかし、開設に伴い、建物を改装するリフォーム代などの開設費は、今年度の愛知県の予算の枠組みではできないと回答があった為、全て団体の持ち出しで開設をしていかなければいけません。昨今の社会情勢の影響で物価や建築資材が高騰し、勉強机やベッドなど、生活に必要な物の購入や、美味しい手作りのごはんを食べてもらう為の厨房機器の購入、憩いの場になるリビングをリフォーム工事しなければいけないなど、とても大きな金額がかかります。
皆様のお力をお借りする形でなければ、開設する事が難しい状況です。
毎月のように、「住まいがない」「行く場所がない」「ごはんが食べれない」という連絡が当団体には入ります。子ども達を安心安全な場所から自立を目指し社会に送り届けたい。ただただその想いで、今回クラウドファンディングへの挑戦を決意いたしました。
今回の挑戦の目的は、みなさまのご支援のもと、子ども達が笑顔で生活ができる施設を作り上げることですが、このプロジェクトをきっかけに、子ども達の住まいがない地域にも、新たな自立援助ホームが広がるように、私たちがモデルケースとなっていけたらなと思います。
今回皆様からご支援をいただいて開所させていただく自立援助ホーム『陽和ハウス』では、家庭の温もりを大切にしながら、24時間スタッフが寄り添い、傷ついた心のケアや、今抱えている不安や悩みを解消し、未来に向けて挑戦していく心を育んでいきます。
高校卒業や、大学進学を目指したり、提携している企業への就労体験・就職など、新しい人生をサポートしていきます。
また、陽和では「人間力」を最も大切にしていて、地域の方との交流や、子ども食堂や児童虐待防止の啓発活動など、ボランティア活動を通して、お金では買えない価値に触れながら、人と関わる事の大切さを感じ、自分が大人になった時に、困っている人に手を差し伸べれるような心豊かな大人になる事を目指していきます。
手作りのごはんにこだわり、お腹いっぱいにごはんを食べ、心も体も成長して行ける場所を、子ども達に提供していきたいです。
みなさまの温かいご支援を、どうぞよろしくお願いいたします!
■目標金額
130万円
■資金使途
建物のリフォーム費用:50万円
机・ベット・イス・自転車などの生活に必要な物:60万円
厨房機器・料理器具:20万円
※別途、READYFOR掲載手数料が発生します
■スケジュール
12月下旬着工~1月上旬完工
頑張ろうと思っても、頑張れない環境の子ども達がいます。
社会は平等でなければいけないですが、現実の世界では平等は存在しません。
安心して生活をする事ができず、当たり前のことができない環境。
お母さんの手料理を一度も食べたことがなかったり、親から暴力を振るわれたり、どこにも連れて行ってもらえなかったり・・・
子どもが子どもらしく生きることもできず、親を頼ることもできず、当たり前に必要な支援が行き届いていない子どもたちを減らしていくためにも、社会全体で育むことが大切です。
環境によって、子ども達の未来は大きく変わります。栄養がない状態の土では、芽が出ません。水を与えなければ花は枯れてしまいます。子ども達には栄養たっぷりの土(安心安全な場所)と、太陽の光(愛情)が必要です。
今回のプロジェクトを通して、1人でも多くの方と手を取り合い、一緒に子ども達に寄り添っていける事を願っています。
開設しましたら、是非、子ども達の笑顔を見に来てください。一緒にごはんを食べたり、子ども達の話を聞いてあげてください。
日本の未来を担う若者たちが、夢や目標に挑戦して行ける環境を作っていけたらなと強く想っています。
寂しかった過去。
苦しかった過去。
助けて欲しかった過去。
過去を価値に変えていけるように、皆様のご支援を何卒よろしくお願い申し上げます。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
文章だけではうまく伝える事が難しいですが、「私には何ができるかな?」と、考えるきっかけになればとても嬉しいです。
何の罪もない子ども達が、笑顔を失い、悲しく、寂しい人生を歩むのは、やりきれません。親を選ぶ事もできませんし、環境を選ぶ事も子ども達はできません。
今はまだ、ガチャガチャのような社会で、「たまたま繋がれたから助けてもらえた」というような状況です。このたまたまを減らしていき、困難を抱えた子ども達が、明日の不安に怯えずに、未来にわくわくできる社会を創っていきたいです。
その為には、1人でも多くの仲間が必要です。
「私も仲間になるわ」と、思って頂けましたら、ご支援して頂けましたら幸いです。シェアしていただけるだけでも、未来の子ども達に繋がります。
温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
渋谷幸靖
宗次 德ニ様
カレーハウスCoCo壱番屋創業者
素晴らしく、意義ある施設の完成・運営に期待を寄せて私は喜んで協力させていただきました。
この施設で、過ごす皆さんが心穏やかに、そして自身の夢や目標がかないますように、願っています。
島田妙子様
一般財団法人児童虐待防止機構オレンジCAPO
理事長
渋谷さんのお志しに感銘をうけメッセージをお送りさせていただきました。
私は小学一年生から中学二年生までの六年間、親から虐待を受け、何度も命を落としかけましたが、中学二年生の時、当時27歳の女性教師が体を張って私を虐待の縁から命を救ってくださいました。
たった一人の大人の勇気ある行動で、一人の命が救われました。
その後児童養護施設でお世話になり、父親はその後自死し、一家離散になり、私は高校にも行くこともできませんでした。15歳で社会に放り出された私は夢を持つということさえできない状況でした。
頼れる親もいない中ただ生きていくことに必死で孤独だった十代の頃に、こう言ってくれた人がいました。
「人の踏み台に乗らせてもらいなさい」
踏み台と聞くと、嫌なイメージがありましたが、「踏み台は、手の届かないものを取るために登らせてくれる台、どっしりとした踏み台を差し出してくださる方の台には遠慮なく登らせてもらい、自分もまたいつか人に踏み台を差し出せる人になりなさい」 いくつもの踏み台に乗らせていただいたおかげで今の私の命があります。
この言葉を実行しながら今こうして私は生かされています。
私も今度は踏み台を差し出す番だと思っております。皆さんの踏み台もぜひお借りいただけましたら幸いです。
1人の100歩より100人の1歩
竹内亜沙美様
特定非営利活動法人 障がい者みらい創造センター
理事長
渋谷理事長とは支援する対象は違いますが、生きづらさを抱える若者を支えていくことが共通点で日頃から連携させていただいています。
自分のことより子どもたちのことに時間を使い、彼等のために懸命に社会を変えようと活動されている渋谷理事長の姿に私はいつも心打たれます。子どもたちを保護し、ご飯を食べさせてあげているところや話を聞いてあげている場面を何度か見たことがあります。
子どもたちの様子から渋谷理事長を心から信頼し、出会えたことに感謝していることが第三者の私にも伝わってきたことが何度もあり、本当に素敵な関係性だと思う反面、家庭環境や親に恵まれない子どもたちがこんなにもたくさんいるのかと思うと本当に驚きました。
私は通常の中学校で教員をしていたので、様々な環境の生徒たちに会ってはきましたが、教員ができることはしれていて、学校や行政だけでは圧倒的に力不足であることを知っています。
日本は介護や障害者福祉は充実していますが、非行少年や家庭環境に恵まれない子どもたちを守る制度がまだまだ足りていません。法制度が足りていないから社会問題ではない訳ではありません。
家庭のことで行政が入りにくいから命に関わる場合のみ児童相談所が動くのではなく、すべての子どもたちのために誰かが動いてこの日本を変えていかなければいけません。
それができるのが渋谷理事長だと確信しています。
このクラウドファンディングを知った今!子どもたちの問題を知った今!私たち大人はどうするべきなのかを今一度考えてみてください。
「自分は恵まれていてよかった」「自分には関係ない」と思うのではなく、子どもたちよりも少し先を生きる大人として彼らに胸を張って生きていくために何ができるのか・・・ 皆様の一歩で救われる子どもたちがいます。一緒に陽和さんと子どもたちを支えていきましょう。
- プロジェクト実行責任者:
- 渋谷 幸靖(特定非営利活動法人陽和)
- プロジェクト実施完了日:
- 2024年1月10日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
愛知県豊田市で自立援助ホームを立ち上げます。 子ども達が自立に向けて生活をしていく建物で、支援金は建物のリフォーム費用や生活に必要な物品の購入費用に充てられます。 子ども達が食事を食べる為の厨房機器の設置。憩いの場になるリビングの改装。 勉強する為の机や通学する為の自転車、ベッドや棚などの生活に必要な物の購入に使用させて頂きます。リフォーム工事費用は総額で約209万円・厨房機器は68万円となりますが、その一部を寄付で募り、残りの金額は自己負担致します。
リスク&チャレンジ
- リターンを実施する上でのリスクについて
- リターンを実施する上でのリスクについて施設完成後に開催するイベント等はなるべくそのままのスケジュールで開催できるように余裕をもった設定にしてあります。
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プロフィール
困難を抱えた子ども達と寄り添っているNPO法人です。 虐待・発達障がい・非行・引きこもりなど、1人1人の生きづらさに伴走をして、未来に不安を抱え、生きる意味すら失っている子ども達が、未来に希望を抱けるように、寄り添っています。 環境により子ども達の未来は大きく変わります。 子ども達がわくわくしながら、色々な事に挑戦して行ける環境を作っていき、過去の辛い経験を価値に変えていく事が、私たち団体の使命です。 いつか誰かの為に、何かができる青年へと導いていきたいと想っています。
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・YouTubeにて勉強会視聴
※毎年4月が更新月になります。
- 申込数
- 12
- 在庫数
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- 2024年3月
プロフィール
困難を抱えた子ども達と寄り添っているNPO法人です。 虐待・発達障がい・非行・引きこもりなど、1人1人の生きづらさに伴走をして、未来に不安を抱え、生きる意味すら失っている子ども達が、未来に希望を抱けるように、寄り添っています。 環境により子ども達の未来は大きく変わります。 子ども達がわくわくしながら、色々な事に挑戦して行ける環境を作っていき、過去の辛い経験を価値に変えていく事が、私たち団体の使命です。 いつか誰かの為に、何かができる青年へと導いていきたいと想っています。