支援総額
目標金額 700,000円
- 支援者
- 64人
- 募集終了日
- 2020年9月30日
「防衛技術博物館を創る会」のマンスリーサポーターを募集します!
#地域文化
- 総計
- 340人
【大雨災害】創業以来の窮地に立つ、旅館再建にご支援をお願いします。
#地域文化
- 現在
- 8,191,000円
- 支援者
- 270人
- 残り
- 32日
鳩ヶ嶺八幡宮 随神門の屋根を直し後世に残したい
#地域文化
- 現在
- 80,000円
- 支援者
- 10人
- 残り
- 27日
土津神社|ご神体が鎮座する御社殿を修繕し、「東北の日光」を再び。
#地域文化
- 現在
- 5,455,000円
- 支援者
- 276人
- 残り
- 32日
【エフエム西東京】地域への情報発信のため老朽化した機材を購入したい
#地域文化
- 現在
- 1,950,000円
- 支援者
- 164人
- 残り
- 12日
SHIOGORI:潮垢離で、田辺扇ヶ浜を熊野古道のはじまりの地に!
#地域文化
- 現在
- 1,955,000円
- 支援者
- 140人
- 残り
- 12日
50年の伝統を未来へ。フランス風郷土料理『﨔』復活プロジェクト
#地域文化
- 現在
- 1,060,000円
- 支援者
- 49人
- 残り
- 25日
プロジェクト本文
【達成のお礼とネクストゴールについて】
8月3日よりスタートした本プロジェクトですが、皆様からの多大なるお力添えにより、無事に目標の70万円を達成することができました!
私たちの想いに共感いただきご支援いただきました皆様に、深く御礼申し上げます。
初めての試みということで、もしプロジェクトが失敗したら神社の負担が増えてしまうという不安や、「なんで神社がクラウドファンディングをするんだ。」という疑問の声もあるかと思いました。悩み戸惑いながらも、池尻の大切な神輿を修繕し残していくためにという一心で日々進行しておりました。
しかしながら、このプロジェクトがスタートしたところ、予想以上に初日からたくさんの方々からのご支援や温かいメッセージをいただくことができました。池尻の伝統を守るという私たちの想いにこれだけ多くの方々に共感いただき、ご支援をいただけたという喜びと感謝で心が震える思いです。また、皆様に支えられているということを深く実感した日々でもありました。本当にありがとうございます。
そして、次の目標としてネクストゴール100万円を目指すことを決めました。
最初に設定していた金額は、神輿修繕のための最低限の費用です。今回、皆様からご支援いただいた金額に、氏子総代、神輿会、各町会や地域の方々からの奉賛金や寄付を合わせても、計500万円かかる大規模修繕費には、まだまだ正直足りません。今回のネクストゴールの設定につきましては、不足している分を補うものになります。
今一度ご協力をお願いする形になりますが、皆様からの想いを無駄にしないように努めてまいりますので、残りの期間もご支援ご協力の程、何卒よろしくお願いいたします。
最後に、情報の広報や拡散にご協力いただきました皆様、本当にありがとうございました。引き続き、応援の程どうぞよろしくお願いいたします。
2020年8月28日 追記
池尻稲荷神社 職員一同
令和2年10月より本社神輿の大規模修繕を実施!
はじめまして。ページをご覧いただきありがとうございます。私たちは東京都世田谷区にあります池尻稲荷神社にてご奉仕しております神職・巫女です。
池尻稲荷神社は今から360年前、江戸時代の初期に旧池尻村・池沢村の両村の産土神として創建鎮座され、それより村の共同生活と信仰の中心として現在に至りました。古くから「火伏せの稲荷」、「子育ての稲荷」として霊験あらたかと伝えられております。
当時は、大山街道のほとり常光寺の片隅に祀られました。村民の信仰はもちろんのこと、現在の二子玉川方面と上町方面の二つの街道からの人々が、角屋・田中屋・信楽屋の三軒の茶屋、現在の三軒茶屋で休憩して江戸入りする道筋にあり、往来する人々の信仰が篤かったと伝えられています。
また、江戸からの大山詣をする人々が、旧山手通りと大橋の間の坂道を下った道筋で、道中の無事を願ったとも伝えられています。当時からの御神徳のあらわれで、現在でも遠方からの崇敬者の方々が多く参拝に来られることは、とてもうれしく思います。
私たちの執り行う行事の一つ、例大祭を御紹介いたします。
例大祭は9月に行われるお祭りで、メインイベントとして本社神輿の渡御があります。当神社の本社神輿は昭和4年(1929年)、浅草・難波氏によりつくられました。その美しい佇まいから『貴婦人』という愛称で呼ばれ、宮神輿年鑑にも掲載されています。高さ2.2メートル、重さは1トン以上で、大人が70名以上いないと担げないほどの大きさです。戦火をくぐりぬけ、この時代まで残っている御神輿はとても貴重なものです。
例大祭の当日は、まず大祭式が本殿で斎行されます。その後、境内で神幸祭が始まります。神幸祭では、氏子の方々で構成される神輿会、白の半纏を身に纏った祭輿会、グレーの半纏を身に纏った福龍会の担ぎ手の皆さんが飾り付けされた神輿を囲み、厳粛な空気の中で境内は熱い熱気と活気に包まれます。
神職による神聖な儀式、御霊入れにより神様が神輿へお遷りになると、鳶さん達による『木遣歌』がはじまり、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような雰囲気です。
そして、神幸祭が1本締めで締められると、横笛や太鼓を奏でる里神楽による祭り囃子とリズミカルな笛の音が鳴り響き、その音色を合図に70人以上の担ぎ手による壮大な宮出しが行われます。
神社から出発した神輿は、高張提灯に先導されながら、池尻の町を5時間かけて練り歩きます。
約4キロの道を『セイヤッ!セイヤッ!』という掛け声と共に神輿を肩に担ぎ練り歩く伝統の光景と、貴婦人という愛称で親しまれている神輿を一目見ようと、沿道で待ち構える人々からの声援が飛び、町は1日中「お祭り」特有の活気に包まれます。
このように神輿の渡御はたくさんの方々に支えられて行われています。多くの方々の協力により行われる神輿の渡御は、池尻稲荷神社はもちろん神輿を通して地域の方々が繋がる重要な行事なのです。
この大切な本社神輿ですが、令和2年10月より大規模修繕を行うこととなりました。大規模修繕は、総額で500万円が必要となります。
私たちは池尻稲荷神社をともに支え守ってくださっている氏子総代、神輿会、そして各町会や地域の方々、そして私たちからの奉賛金や寄付を募りました。しかし、すべてを修繕するには足りない状況にあります。そこで、不足している資金を皆様から支援をしていただけたらと思い、クラウドファンディングに挑戦することといたしました。
どうか、池尻の大切な神輿を守るため、皆様のあたたかいご支援をよろしくお願いいたします。
御神輿と地域の繋がり
9月の例大祭では本社神輿の渡御が行われます。
池尻稲荷神社の本社神輿は、胴羽目の冴えた木彫りや打ち出し模様など、美しい勾欄造りの巳や神輿です。宮神輿年鑑にも掲載されたその繊細で豪華な佇まいから「貴婦人」と呼ばれています。
お祭りを通して地域が活力で満たされることは、私たちにとっても、地域の方々にとっても大事な伝統行事です。
この例大祭では、神社にお鎮まりになっている神様が神輿にお遷りになり、町の方々の手により地域を巡幸していきます。このお祭りにより神様と人が一体となり、人々は祭りを通して活力を呼び戻し、神様もこうした人々の姿を見て喜び、渡御する地域の各家々へ御神徳を与えてくださると信じられています。
池尻稲荷神社の神輿は、氏子、そして町内の神輿会、福龍会、祭輿会の担ぎ手の方々の手により受け継がれ守られてきました。
昭和4年(1929年)に氏子の方々の協力により制作され、大切に守られてきた本社神輿ですが、実は昭和55年(1980年)、道路の区画整理や担ぎ手の不足により神輿を出すことができなくなったことがありました。しかし、『あの神輿をもう一度担ぎたい』という声が次第に大きくなり、それを受けた氏子や崇敬者の方々が集まり定期的に会合を開きました。
そして多くの人に呼び掛ける活動を行い、ついに平成8年(1996年)、16年間の沈黙を破り、神輿の担ぎ出しが実現しました。担ぎ手には70名以上、渡御には400名以上もの人出が必要となります。その後、3年に1度の渡御から、本社神輿と山車の渡御を隔年で行うまでに盛り返しました。
このように、池尻稲荷神社の本社神輿は、地域の方々に協力と助け合いにより、守り受け継がれられてきた池尻の宝なのです。
このお祭りで用いられる本社神輿は、昭和9年(1934年)に新調してから補修しながら大切に扱ってまいりました。しかし、時の経過とともに損傷や劣化が進んでしまったため、修繕を行わなければなりません。今回の修繕は、当神社の本社神輿を今後も末永く保管できるよう将来を見据えた大事業であり、多額の費用を要します。
池尻稲荷神社の大切な本社神輿を修繕し次世代へ残すため、この思いに共感していただける方々に支援という形でご参加をいただけたらと思い、クラウドファンディングへの挑戦を決めました。
御神輿の修繕内容
今回の挑戦では、86年間大事に守られてきた池尻稲荷神社の本社神輿を修繕します。劣化や損傷を補うための大規模修繕を行い、次世代に繋げます。
経年の劣化により全体的な劣損傷があるため、分解しての全修理が必要です。
そのため、本漆喰の塗りなおし、飾り金具や金部分の付け直し、本金箔押し、組み立てなど大規模な修繕になります。
■飾り金具、金部分のはがれ、さび
■井垣の破損・本漆喰のはがれ
■さび・はがれ
■鳥居部分、損傷・本漆喰のはがれ
■資金使途
本漆塗りなおし代(台輪・井垣・鳥居・階段) 2,000,000円
飾り金具・金メッキ付け直し代(本体金具・大鳥1羽・小鳥4羽・風鈴4本・本坪倫16個) 2,000,000
本金箔押し代(屋根裏・垂木・枡組・軒面総金・彫刻の裏) 1,000,000円
必要金額合計: 5,000,000 円
プロジェクトメンバー紹介
■西山 和範(池尻稲荷神社 宮司)
数少ない池尻の伝統文化を継続するためにも本社神輿を修繕し大切に守り伝えていきたいと考えています。ご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
■和田 庸聖(池尻稲荷神社 権禰宜)
90年ほど前の池尻の氏子さん達の本社神輿への思いを後世に残していくために、また「祭」という文化を伝えていく上で皆様からのお力添え、ご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
■岩崎 麻衣(池尻稲荷神社 神職)
この神輿は昔から池尻やたくさんの地域の皆様からのお力添えにより大切に守られてきました。
この美しい「貴婦人」を先人たちからの意思により受け継いでいくのが私たちの使命だと思っております。どうか皆様からのご支援をいただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
■西山 ひとみ(池尻稲荷神社 職員)
神輿というシンボルの力により、町と神社が繋がってきました。
これからも神輿を保存しながら繋がりを強く続けてまいります。
皆様のご支援をよろしくお願いいたします。この繋がりが私たちの誇りです。
■西山 瑛子(池尻稲荷神社 職員)
氏子の皆さんが守り伝えてきた池尻稲荷神社の神輿は池尻の宝です。
この大切な宝物を守り後世へ伝えるため、どうか皆様の温かいご支援をよろしくお願いいたします。
本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
プロフィール
はじめまして、東京都世田谷区にあります池尻稲荷神社、西山宮司の次男の妻、西山瑛子と申します。 薬剤師と兼業しながら池尻稲荷神社の職員としてご奉仕しております。 理系出身のため、あまりなじみのなかった伝統や日本文化に、この池尻稲荷神社に嫁いで初めて触れ、感動しこの文化を守り支える一人になりたいと思いました。 山梨県の田舎出身なので時々、都会生活にカルチャーショックを受けながら、氏子の皆さんが守ってきた神社を支えたいと思い、日々頑張っています。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
リターン
3,000円
お気持ちコース
■お礼のお手紙
※いただいたご支援は、リターン費用がかからない分、サービス手数料を除いてすべて活動内容に活用させていただきます(寄付控除の対象にはなりません)
- 申込数
- 7
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年3月
3,000円
オリジナルクリアファイル2枚セット
■クリアファイル
このプロジェクトのために作られた限定のオリジナルクリアファイルです。
当神社の「貴婦人」と呼ばれる本社神輿と、御朱印として人気の「狐の嫁入り」をモチーフにしたデザインになっています。2種類の絵柄の2枚セットです。
■お礼のお手紙
- 申込数
- 10
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年3月
3,000円
お気持ちコース
■お礼のお手紙
※いただいたご支援は、リターン費用がかからない分、サービス手数料を除いてすべて活動内容に活用させていただきます(寄付控除の対象にはなりません)
- 申込数
- 7
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年3月
3,000円
オリジナルクリアファイル2枚セット
■クリアファイル
このプロジェクトのために作られた限定のオリジナルクリアファイルです。
当神社の「貴婦人」と呼ばれる本社神輿と、御朱印として人気の「狐の嫁入り」をモチーフにしたデザインになっています。2種類の絵柄の2枚セットです。
■お礼のお手紙
- 申込数
- 10
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年3月
プロフィール
はじめまして、東京都世田谷区にあります池尻稲荷神社、西山宮司の次男の妻、西山瑛子と申します。 薬剤師と兼業しながら池尻稲荷神社の職員としてご奉仕しております。 理系出身のため、あまりなじみのなかった伝統や日本文化に、この池尻稲荷神社に嫁いで初めて触れ、感動しこの文化を守り支える一人になりたいと思いました。 山梨県の田舎出身なので時々、都会生活にカルチャーショックを受けながら、氏子の皆さんが守ってきた神社を支えたいと思い、日々頑張っています。