100歳まで歩いて暮らせる街プロジェクト
支援総額
目標金額 1,300,000円
- 支援者
- 6人
- 募集終了日
- 2023年12月11日
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- 総計
- 30人
プロジェクト本文
自己紹介
ご閲覧いただきありがとうございます。
大阪市生野区にある幸教寺で「100歳まで歩いて通えるお寺プロジェクト」(以下、100PJ)という健康促進活動を2021年4月よりしています。
また、2022年10月からは地域活動協議会(生野区では「地域まちづくり協議会」)と連携し、まち歩き企画をしています。
100PJは、幸教寺本堂をお借りして住職と理学療法士による心と体のお悩み相談所「ココカラ相談所」(以下、相談所)YOGAインストラクターによる「ココカラYOGA」(以下、YOGA)の2つを展開しています。
■ 【100PJの経歴】
2021年4月より開催の100PJに先駆けて、2021年年始にある共通の想いを持った住職と理学療法士が出会いました。
その共通の想いとは社会的処方(しゃかいてきしょほう)です。
社会的処方とは、「かかりつけ医の処方のみでは解決できないある患者の症状を、生活面から改善することを目的とした人同士の繋がり」です。
例えば、コロナ禍となりある高齢者が外出を控えておりました。それは感染防止策としては正しいでしょうが、そのことが原因で運動不足となり足の筋力が衰えて歩行困難になる事例が発生しました。
この場合、治療によって一時的に足が治ったと言えるかもしれませんが、専門家指導の下、継続的に食事療法や運動療法(理学療法士の方や栄養士による指導を指しています。医療行為は提供しません。)などをし、その高齢者が定期的に生活習慣を1人で改善するようにしなければなりませんが、単身世帯やもともと運動習慣のない方だと現実的に難しいでしょう。
私たちがお寺を使って目指す社会的処方は、心身の悩みを持った人が気軽に相談ができる場所を提供し、かつ1人では難しい運動習慣を皆で身につける楽しいイベントを企画することによって、そこで知り合った地域の人たちと繋がりを生じさせ、その人の生活の質の改善(QOL)や向上をお手伝いすることです。
これまでの100PJ開催で医師、薬剤師、看護師、精神保健福祉士、介護福祉士等の医療福祉関係者。団体では、大阪府看護協会、鶴橋地域包括支援センター、生野区社会福祉協議会などの方々との繋がりもできました。
活動の幅を更に広げようと思っているのですが、活動母体が宗教法人ということで政教分離の観点から助成金の申請が出来なかったり、「お寺」というだけでイベントを嫌厭されることが多々ありました。
そこで、今後はお寺という枠を越えて地域住民の皆様や各団体とのコラボ事業を円滑なものとすべく一般社団法人を立ち上げたいと思いました。
【活動歴】(2023年4月時点)
・2021年4月より月に1回を目途に開催。合計23回
・2021年10月よりYOGAを月に2回を目途に開催。合計33回
・相談所・YOGA参加者は述べ100名を越えました。
【幸教寺本堂以外の活動】
いくのみんなの文化祭「ほけんの時間」2年連続出展
2022年5月15日㈰自主企画
2021年10月30日㈰ まち歩き企画第一弾
「100歳まで歩こう!生野南プロジェクト」
2023年1月には100PJ内、相談所・YOGAが第7回大阪府健康づくりアワード地域部門優秀賞を受賞いたしました。
2023年4月2日㈰ まち歩き企画第二弾
「100歳まで歩こう!東桃谷プロジェクト」
【メディア】
2022年3月 他力本願.net取材協力
同年11月 浄土宗大蓮寺内おてら終活看護連携スピンオフ企画「お寺のコミュニティケア入門!~withコロナ社会と、3つのチャレンジ」100PJ事例紹介
同年 月刊『Nursing BUSINESS12月号』掲載
同年 12月24日読売新聞夕刊にて100PJ掲載
プロジェクトを立ち上げたきっかけ
■ 理念
お寺を活動拠点としている訳、それはひと昔前、地域や村のお寺は信仰の場であったことは言うまでもありませんが、寺子屋としての学びの場や身近な悩みを相談できる場など、様々な役割を担っていました。つまり、かつてのお寺は「老若男女を問わず誰もが自由に行き来できる共有地(コモンズ)」でした。
一方で、プロジェクト本部のある幸教寺へ来られた地域住民19名を対象としたアンケート調査(2021年)によると、地域にあるお寺のイメージは、お葬式が最も多く34.4%、ついで法事が31.4%でした。
つまり、地域住民にとって現代のお寺は、儀式・儀礼の為の場所であり、檀信徒に限定された閉鎖的なコミュニティであることが考えられました。
そこで、お寺本来の役割であった地域住民の共有地(コモンズ)を再興することを目的に取り組みをはじめることにしました。
社会的処方の実現にあたり、生野区内の人口動態や外国人比率などを調べた結果、地域課題として単身世帯高齢者の増加及び在日外国人孤立の問題が浮上しました。これらは既に訪れている日本の問題、すなわち少子高齢化、老々介護、社会保障費増加を反映しているデータとなりました。
これらを解決するためにプロジェクトの活動テーマを「健康寿命の延伸」としました。
健康は、「人生100年時代」ともいわれる現代社会において、老若男女を問わず全ての人にとっての普遍的なテーマです。また、コモンズというお寺本来の存在価値を強く生かした取り組みとして相応しいと考えました。
このプロジェクトを通じて、誰しもがココロとカラダの良好な状態となり、今この瞬間の自分を大切にでき、その結果、生まれた心の余裕を他人へとお裾分けでき、そして、より前向きな人生観あるいは死生観を抱くことができる機会を創出しています。
プロジェクトの内容
■ 指針
「健康寿命の延伸」を実現させるためには、ココロもカラダもより良い状態で、他者との繋がりを感じられること(Well-Beingな状態)が重要です。
しかしながら、年齢を重ねるごとにココロもカラダも衰え、他者との繋がりが希薄になり、孤独感を抱いたり社会的に孤立する可能性があります。
そこで、本部を訪れる全ての人がどんな悩みでも相談できるココロへの施しと、衰えはじめたカラダへの施し、そして人との繋がりを後押しすることをコンセプトに2つの活動をしております。
● 住職と理学療法士による「ココカラ相談所」
身体的悩みを抱えておられる地域住民の駆け込み寺として機能しております。
● インストラクターによる「ココカラYOGA」
ヨガと聞くと無理なポーズをするイメージがあるかもしれませんが、ココカラYOGAはストレッチをベースとして作られています。相談所へ来られた方の中で身体的機能に問題があり、日常生活においてストレッチや筋トレが必要な方におすすめしております。無論、口コミで来られた方も参加OKです。
● まち歩き企画と実践
大阪市生野区といえば「コリアンタウン」や「町工場の多い下町」というイメージが強いかもしれませんが、生野区に隣接する上町台地は仏教伝来の地として非常に古い歴史があります。このことから古墳や寺社仏閣などの旧跡がいくつか点在しています。
生野区のまち歩きの企画は、この旧跡や知る人ぞ知る商店や工場などを巡りながらまちの魅力を再発見し「皆で楽しく歩く!」ということで継続的な運動習慣とコミュニティの実現を目的としています。
また、社会福祉協議会、地域包括支援センター、各NPO団体など医療福祉に関係する事業所や災害時避難場所などをまち歩きのルートに入れることによって、いざという時のお役立ち情報を取り入れております。
このようにすると、住み慣れた街でも新たな期待感や地域への信頼性が生まれ、自分が住んでいるまちを好きになるでしょう。
まちを歩くことによって知らないお店を教えてもらい、そこに仲間たちと通うとその地域のお店にとってもメリットがあります。このように健康促進の観点だけでなく、まちづくりにも貢献できる企画なのです。
一般社団法人設立にあたり必要費を列挙いたします。
資金使途
- ロゴ制作 50,000円
- 一般社団法人設立費用士業依頼 250,000円
- 事務用品印鑑(ゴム印含む)30,000円
- 名刺(1名につき)印刷100部×人数分
- メンバー交通費 50,000円
- HP製作費 300,000~500,000円
- 返礼用品(Tシャツ)50,000円
- 残額、その他消耗品
事務所拠点に関しては引き続き幸教寺本堂をお借りする予定ですが、法人化に関する上記費用、その他イベントに使用する細かな備品等の購入(まち歩きイベント時の腕章、防犯パトロール用メッシュベスト、生野区内のオリジナル地図作成、歩くことに関する講習会費用〈会場費・講師謝礼〉)です。
プロジェクトの展望・ビジョン
行政や社会福祉協議会、地域包括支援センターなどの団体と円滑な連携をはかりながら社会的役割を果たすため、任意団体から一般社団法人化を目指します。
具体的な連携につきまして、既に北鶴橋地域包括支援センター、生野区社会福祉協議会施設内において100PJの広報活動や、スタッフの100PJ屋外活動への参加をしていただいております。
それらを通じて両施設利用者様へ100PJへの参加や健康啓発、社会的処方の必要性をお伝えしていただいておりますので、その延長として連携をしていきます。
また、100PJ取り組みの実績として、実際にご参加いただいた皆様へ身体活動量(健康習慣)幸福度、ソーシャルキャピタル(社会参加、社会凝集性、互酬性)の関連性についてアンケート調査を実践しております。
調査の目的
①どのような人がよく動いているのか?
②どんな人が幸せか?
この2つの調査内容から「よく動いている人は助け合いの精神が高い」ということがわかりました。
つまり、健康寿命の延伸をテーマとした100PJを通じて、助け合える/相談し合える環境を創出すれば、身体を動かす人が増えるかもしれないという仮説が生まれたのです。
この仮説を更に検証し、学会などで発表することによって行政との連携を計ろうと考えています。
一般社団法人化にむけた別の問題点としては、生野区は外国人比率の高さから多様性に富んでいる地域ですが、それゆえに宗教の壁を考えさせられることがあります。
「お寺」というワードがコモンズという本来の目的を阻んでいるので、今後はお寺から各地域にある会館やセンターなどで自治会の皆様と共に「まち歩き」を計画・実践していきます。
■ 最後に
僕たちが実践している100PJは健康の延伸をテーマとした”社会的処方”です。
プロジェクトの名前の通り、100歳まで誰もが安心して暮らせる街を実現し、既に訪れている長期高齢化社会においてのコモンズを形成し、そこで知り合った人達とまち歩きを実践することによって人と人、そして地域の繋がりを育み、その結果地域社会への孤立化を防ぐ取り組みです。
付随される効果としては、100PJの指針でもお伝えした通り”健康寿命の延伸”ですが、これらはコモンズの形成と切っても切れない関係と言えます。
即ちWHO憲章*1では以下のように定義しているからです。
「健康とは、肉体的、精神的及び社会的に完全に良好な状態であり、単に疾病又は病弱の存在しないことではない。」
真の意味での”健康”を実現する僕たちの取り組みにご賛同のほどよろしくお願いいたします。
- プロジェクト実行責任者:
- 石原政洋(100歳まで歩いて通えるお寺プロジェクト)
- プロジェクト実施完了日:
- 2024年12月31日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
東桃谷地域、生野南地域においてまちづくり協議会様とまち歩きの実践。 資金使途 ・ロゴ制作50,000程度 ・一般社団法人設立費用士業依頼250,000 ・事務用品印鑑(ゴム印含む)30,000 ・名刺(1名につき)印刷100部×人数分 ・メンバー交通費50,000 ・HP製作費300,000~500,000 ・返礼用品(Tシャツ)50,000 ・残額、その他消耗品
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プロフィール
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リターン
5,000円+システム利用料
感謝のメールと活動報告
感謝のメールを送ります。
活動報告いたします。
- 申込数
- 2
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年2月
10,000円+システム利用料
瞑想体験
プロジェクトの活動拠点である幸教寺住職による瞑想体験。ココロとカラダの健康促進活動の一環で開催しているシンギングボウル瞑想会へご招待。
・瞑想会
開催場所:幸教寺 本堂
開催日時:プロジェクト終了後随時ご案内
1支援につき1人まで参加可能です。
感謝のメールを送ります。
活動報告いたします。
- 申込数
- 1
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年2月
5,000円+システム利用料
感謝のメールと活動報告
感謝のメールを送ります。
活動報告いたします。
- 申込数
- 2
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年2月
10,000円+システム利用料
瞑想体験
プロジェクトの活動拠点である幸教寺住職による瞑想体験。ココロとカラダの健康促進活動の一環で開催しているシンギングボウル瞑想会へご招待。
・瞑想会
開催場所:幸教寺 本堂
開催日時:プロジェクト終了後随時ご案内
1支援につき1人まで参加可能です。
感謝のメールを送ります。
活動報告いたします。
- 申込数
- 1
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年2月