川越に広げる、障害児が学校卒業後に働く場。第四拠点干し芋工場

川越に広げる、障害児が学校卒業後に働く場。第四拠点干し芋工場

寄付総額

3,257,000

目標金額 2,000,000円

寄付者
240人
募集終了日
2020年11月6日

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2021年07月31日 12:13

川越に広げる、第4拠点干し芋工場、開所に至るまでの報告。

この度は、社会福祉法人皆の郷のクラウドファンディングの取り組み、「川越に広げる、障害児が学校卒業後に働く場。第4拠点干し芋工場」にご協力いただき深く感謝申し上げます。おかげ様を持ちまして、建設を進めていました第4川越いもの子作業所が完成し運営を始ましたのでここに報告します。

社会福祉法人皆の郷は、第7期将来計画(2016年から2020年)を策定し、そのプロジェクトの中に、重度の障害を持つ学校卒業後の行き場が不足していることから、「第4川越いもの子作業所」の建設を目指しました。

第4番目の作業所の作業種目を何するかを検討し、芋に関わる作業を探しました。最初はポテトチップス製造の検討に始めました。埼玉県の八潮市にあるポテトチップスの工場を見学して、大量の水を使用し、また製造過程(フライ・袋詰め等)の困難さから残念をしました。次に干し芋を検討し、干し芋製造を行っている店舗や農家、工場を見学して、その工程が障害のある人が入りやすいことから干し芋製造の作業所にすることを決定しました。2019年6月に川越市石田に約2,000㎡の土地とその隣にさつま芋を栽培する同じくらいの畑が見つかり、地主の承諾を得ることができました。

7月に川越市に障害者福祉施設の整備計画を提出し、翌年には国に整備の協議書を提出しました。協議書は承認され2020年の8月には実施設計が進み、10月9日に建設業者が4者参加して入札を行いました。また、後日干し芋設備と厨房設備の入札を行っています。11月12日に地鎮祭を行い工事が始まっていきました。

コロナ禍の建設のため、資材の納入や人手の確保の影響で工事が2か月ほど遅れてしまいました。

5月30日に、建設業者から社会福祉法人皆の郷に鍵の受け渡しがあり、その後開所式を川越市長をお迎えして行いました。

また、5月の初旬に2,000㎡の農地に、さつま芋の紅はるかの苗を植えました。

6月7日に市の完了検査を終え、第4に備品を運び込みをしながら準備を進めました。

また、6月4,5日と19,20日の4日間、周辺の住民の方を中心に内覧会を行い、196人の方が見学に来ていただきました。干し芋設備を見た驚きの感想が多かったのですが、中には広い土地にいもの蔓が伸び、殺風景だった畑がにぎやかになったと賞賛のお言葉をいただきました。14日には茨城から3トンの紅はるかが届き、21日から干し芋の製造の練習が始まっています。

6月に障害者施設の開始届を提出し、7月1日に開所しました。9名の障害のある仲間たちが食堂に集まり、施設長がここまでの経過と、これからの作業予定を話しました。

そこに集まった職員も利用者も含めて、ワクワクして施設長の話を聞いていました。

その日から、本格的な干し芋製造が始まりました。作業室は入り口にエアシャワーがあり、白い作業服を着た利用者、職員が一人一人入っていきます。みんなで原料のさつま芋の入荷の受け入れから、それを入れる気温を13度に保っている倉庫への保存。そして、芋の洗浄、蒸し、皮むき、切り、せいろ並べ、乾燥庫への入庫、乾燥した干し芋の出庫、せいろはがし、冷凍庫への保存、製品化のための袋入れと一連の工程の説明を受け、初日の午前は終わりました。

午後から、乾燥庫から出した干し芋をせいろからはがす作業を行いました。干し芋がくっついているせいろから、壊れないように、ちぎれないようにはがす作業は容易ではありません。みんなはがしに全力で向かいました。障害の重い人も試験に取り組める作業だと知りました。

次の週には、干し芋の袋詰めを行いました。Readyforにご協力いただいた方たちに、送るためのものです。まず干し芋の入るビニールの袋に、現在考案中のオリジナルデザインのシールを貼り、裏には成分表と注意書きの入ったシールを貼りました。これからの干し芋パッケージは、当分の間シールを張った袋で製品にしていきますが、今年の10月頃には、シールではなく、オリジナルデザインで印刷された袋になります。干し芋の内容量は80gとし、川越の街中で持ち歩いてもおかしくなく、開封してもまた閉じることができるようにしていきたいと思います。

 

次にいよいよ袋詰め作業です。干し芋を袋に直接入れると、干し芋がべたつくので、袋の側にくっついて、難儀します。そのため薄いトレーに並べフィルムを張って袋に入れると、とても作業がしやすくなりました。

袋の先をシ―ラー(袋を密封する機器)で止めて完成です。141個の干し芋ができました。今後、干し芋の生産を行っていき川越市内の店舗で販売していきます。最初は川越市内の4つの店舗に置いていきます。

川越観光のお客が持ち歩いていける、80グラム袋を広げながら、次に家族用の160グラム袋を生産していきます。そして、お土産用やお中元・お歳暮用として紙の箱に入れた製品を現在開発中です。

 第4川越いもの子作業所は、障害児の学校卒業後の働く場の拠点として、そしてさつま芋を栽培しながら、川越の名物となる干し芋作りを進め行きたいと思います。また、製品にならなかった干し芋は、今後他の施設と協力して、干し芋クッキーや干し芋うどん、そして干し芋餅(九州でかんころ餅)を開発していきたいと考えています。

     第4川越いもの子作業所の建設と初期整備や初期の運転資金に以下の金額がかかりました。

建設補助金        297,866,000円

自己資金           76,743,000円

Readyfor          3,267,000円

借入金                                 60,000,000円

合計                                437,866,000円

 

建設費          328,900,000円                                         

設計費            17,380,000円

干し芋設備整備費       43,450,000円

厨房設備整備費        19,250,000円

追加工事費         1,716,000円

調査費雑費         1,332,000円 地質調査、構造計算、住宅検査、検査済証

什器備品初度設備費     9,974,000円

2カ月間の運営資金                    15,864,000円    

合計           437,866,000円

    この度、Readyfor「川越に広げる、障害児が学校卒業後に働く場。第四拠点干し芋工場にご協力いただき、目標の200万円を超え3,257,000円のご寄付をいただきました。この資金は、干し芋作業に関わる備品や作業服等の初度設備備品に使用させていただきました。ここに深く感謝申し上げます。

芋を保管し、芋を洗いそしてボイラーで蒸す作業室です。
蒸した芋の皮むきをする作業室です。
皮をむいた芋を切り、乾燥させる作業室です。右の扉が乾燥室。2日間かけて乾燥します。

7月末、利用者の支援や干し芋の営業等を行う軽自動車が第4川越いもの子作業所に納車されました。さつまいものボディーカラーに、「干し芋 MAID IN KAWAGOE」と書きました。

この観光地の川越で、「MAID IN KAWAGOE」の干し芋を作りながら障害のある人の拠点となり、また地域に貢献できる施設として育っていきたいと思います。10月のサツマイモ(紅はるか)の収穫の時期が楽しみです。第4川越いもの子作業所の前の畑に植えた芋のつるは大きく育っています。

 

 

 

 

ギフト

3,000


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障害児の学校卒業後の行き場・働く場を!

■お礼のお手紙

■寄附受領書
*受領書は、2020年12月にお送りします。

寄付者
57人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年12月

5,000


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【干し芋もぜひ!味わって応援】

■干し芋(100g)


■お礼のお手紙

■寄附受領書
*受領書は、2020年12月にお送りします。

寄付者
78人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年5月

10,000


alt

障害児の学校卒業後の行き場・働く場を!

■報告レポート(PDF)


■お礼のお手紙

■寄附受領書
*受領書は、2020年12月にお送りします。

寄付者
25人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年5月

10,000


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【いものこグルメセット!味わって応援】

■干し芋:100g

■いもの子せんべい:2種類の味) エビ、ごま (60g:2パック)

■クッキー:2種類の味) 塩、いもチョコ( 45g:2パック)

■うどん(乾麺):300g

■手すき絵ハガキ:2枚セット


■お礼のお手紙

■寄附受領書
*受領書は、2020年12月にお送りします。

寄付者
63人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年4月

30,000


alt

障害児の学校卒業後の行き場・働く場を!

■工場の壁に、サンクスボードを掲げてご寄附いただいた方のお名前を掲載いたします(希望制)


■お礼のお手紙

■報告レポート(PDF)

■寄附受領書
*受領書は、2020年12月にお送りします。

寄付者
8人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年5月

50,000


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障害児の学校卒業後の行き場・働く場を!

■社会福祉法人皆の郷のHPにご寄附いただいた方のお名前を掲載いたします(希望制)


■お礼のお手紙

■報告レポート(PDF)

■工場の壁に、サンクスボードを掲げてご寄附いただいた方のお名前を掲載いたします(希望制)

■寄附受領書
*受領書は、2020年12月にお送りします。

寄付者
7人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年5月

100,000


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障害児の学校卒業後の行き場・働く場を!

■お礼のお手紙

■報告レポート(PDF)

■工場の壁に、サンクスボードを掲げてご寄附いただいた方のお名前を掲載いたします(希望制)

■社会福祉法人皆の郷のHPにご寄附いただいた方のお名前を掲載いたします(希望制)

■寄附受領書
*受領書は、2020年12月にお送りします。

寄付者
6人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年5月

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