今日は「露芝」文様です!


広い範囲に生える芝草は、葉の色が変化することで、季節の移ろいが感じられるため、遠い昔から、和歌や俳句の題材に用いられてきました。

「露芝」は、小さな点々を、薄(すすき)の葉の上で結ぶ露の玉に見立てた文様です。


無数の白露がはらはらと舞う様子がうかびます。 もののあわれを感じる日本人の美意識の典型ともいえます。露を帯びた草が乱れ伏すさまは、はかない風情を表します。


江戸時代の小袖にも多く用いられています。決して派手さはないのですが、和の風情と美意識が感じられる露芝文様は、江戸っ子たちにも人気があったのでしょう。
 

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