支援総額
目標金額 500,000円
- 支援者
- 38人
- 募集終了日
- 2014年8月27日
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- 総計
- 19人
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#子ども・教育
- 現在
- 12人
- 残り
- 25日
プロジェクト本文
アフリカ大陸のセネガルで日本について学ぶ学生を日本に招待したい!
はじめまして。沼川と申します。私はアフリカ大陸の西の端、セネガルの首都ダカールにある私立大学・ISMで大学院生と一緒に学内の情報通信技術インフラの整備を行っております。ISMでは2008年から日本語教育が行われており、私もITの仕事の傍ら、日本語教育を手伝っています。ISMで日本語を学ぶ学生達が、定期的に日本に関する勉強会を行ったり、イベントを開催したりする「にほんくらぶ」を立ち上げました。今年10月にその「にほんくらぶ」の学生達を中心に6日間の日本へのスタディツアー実施したいと考えています。
今回、往復の航空運賃15万円に関しては学生に自力で払って貰おうと考えています。平均月収が約1万6千円のセネガルでは、信じられないくらい高額の値段です。そのため、せめて国内の滞在費だけでも軽減してあげたいです。どうかご支援をお願いいたします。
(千羽鶴を折る学生たち)
西アフリカに位置するセネガル共和国のトップクラスのビジネススクールISM
セネガル共和国はアフリカ大陸の最西端に位置する国で、国土は日本のおよそ半分。政情不安定な国が多い西アフリカに位置しつつも、独立以後は一度も内戦やクーデターを経験していない平和な国です。首都ダカールは、西アフリカ経済の中心都市として発展してきました。貧困やゴミ、発電、洪水など、多くの都市問題も抱えますが、中心部には高層ビルも立ち並び、320万の人口を抱える大都会です。日本にタコ・タチウオなどを輸出しています。
(学校の近くにあるスンベジウム漁港では毎日多くの魚が取引される)
セネガルにはISMという、経営学の学士からMBA・博士までを一貫して取得できるセネガルの私立大学があります。ISMは2011年のビジネススクールランキングでは仏語圏西アフリカで首位を獲得しており、西アフリカ地域を代表するビジネススクールといえます。
今年6月、ISMで日本語を学ぶ学生達が「にほんくらぶ」を立ち上げました。セネガルではこれから夏休みに入るため、本格的な活動は新学期(9月~)からですが、「にほんくらぶ」は、定期的に日本に関する勉強会を行ったり、イベントを開催したりする予定です。「にほんくらぶ」の活動の詳細は、こちらをご覧下さい。
(子どもの日に、日本語クラスの学生達と)
地球の裏側に位置するセネガルで日本語教育を行うことには多くの困難が
ISMの日本語教育はついこの間まで順風とは決して言えない状況でした。セネガルはほぼ地球の裏側、日本人・日系人も少ない、さらにフランス語圏の英語が通じない国、と日本人からは地理的にも精神的にも遠い存在です。
ここセネガルで日本語の教師を確保することは難しく、JICAによる短期日本語教師ボランティアや日本に留学していたことのあるセネガル人による教育が行われていましたが、長期で連続したコースを作るのが難しく、2008年の開講以来、数カ月開講しては中断することを繰り返していました。
(日本のスポーツについてのプレゼンテーション)
私はITエンジニアなので、本来の仕事は学内の情報通信技術の改善・整備です。しかしこの状況を日本人として見過ごすわけにはいかず、昨年の7月頃から日本語クラスの再開に向けて動き始めました。ただ、それは残念ながらカリキュラムの都合上実現しませんでした。
しかし、今年2月にようやく長期赴任の日本語教師として大石紗己先生がやってきました。現在、特別選抜クラスが設けられ、大石先生の元で約50名の学生が日本語を学習しています。ISMの日本語教育はようやく再スタートすることができました。彼らを無事日本語話者まで育てることは、今後のセネガルにおける日本語教育においても非常に重要です。
(学生による日本経済についてのプレゼン)
本気で日本に行きたい学生だけが集まるスタディツアー
そこで、彼らの日本語の実践の場、またモチベーションを向上させるための目標点が必要だと感じ、私は日本へのスタディツアーが有効だと考えました。今年10月に、「にほんくらぶ」の学生達を中心に以下を目的とした6日間の日本へのスタディツアー実施したいと考えています。
1.日本語学習のモチベーション向上と実践
2.テクノロジーが社会に与える価値を経験
3.日本文化と高品質なサービスレベルを経験
(「にほんくらぶ」部長のアワ・ムベングさんと副部長のママドゥ・ムスタファ・リーさん)
今回、往復の航空運賃に関しては学生に自力で払って貰おうと考えています。本来セネガルから日本への航空運賃は往復で1人頭18万円程度かかります。しかし、今回はエミュレーツ航空で働いている大学のOBを学生と一緒に尋ね、値引き交渉をさせて頂いた結果、15万円で行けることになりました。
値引きできたといっても、15万円は大金です。日本人としても決して安くない値段ですが、平均月収がおよそ1万6千円のこの国としては、信じられないくらい高額の値段です。本気で日本へ行きたいという想いと、家族の理解、日本での経験を将来の仕事に活かすことのできる学生だけが、今回参加します。
そこで、せめて国内の滞在費だけでもなんとか軽減してあげたいという思いがあり、今回みなさんに資金のお願いをするに至りました。引換券購入分を除き、集めさせて頂いた資金は以下の支払いの補てんとして活用させて頂きます。
・宿泊費(3日分) 12,000円 * 10人 = 12万円
・新幹線移動費 13,000円 * 10人 = 13万円
・その他の移動費、施設入場料 15,000円 * 10人 = 15万円
・滞在中の食費 17,000円 * 10人 = 17万円
(2014年度の卒業式の様子)
アフリカの未来を作るのはアフリカ人自身
日本におけるアフリカのイメージは、飢餓や貧困、紛争かもしれません。アフリカ支援といえば、農村部の学校建設や井戸掘り、食糧配給を思い浮かべる方も多いかもしれません。確かにそれらも重要ですが、他国の支援団体やNGOがいくら頑張ってもアフリカの人々自身が本気で取り組まなければ、支援が途切れた時点で発展も終わりです。
アフリカが本当に発展していくためには、本気でアフリカを良くしようと考える現地のリーダーが必要です。このプロジェクトは、将来のリーダー候補である学生達に「日本での経験」というそのきっかけを提供するプロジェクトです。
実際に日本を見て、いい所を感じ、悪いところを学び、それを自分達の国に持ち帰って、アフリカ社会に還元して欲しいと思います。ご支援どうぞよろしくお願いいたします。
(「にほんくらぶ」の学生達)
引換券について
●セネガルの絵葉書によるサンクスレター
セネガルの絵葉書によるお礼の手紙を、現地より送付させて頂きます。
●旅のしおり(電子版)
ツアー参加者向けのしおりをPDFにしてお届けします。
●セネガルのポストカード
サンクスレターとは別に、無記入の絵葉書をお送りします。
●セネガルのブレスレット
男女兼用で使えそうなブレスレットを選ばせて頂きます。
●セネガルの女性グループが作成したミニポーチ
●セネガルの女性グループが作成したカバン
●セネガルの女性グループが作成したぬいぐるみ
セネガル北西部・ケベメールという町の女性グループが、現地の布を使って1つ1つ手作りしたものです。今回はミニポーチとカバン、ぬいぐるみをお届けします。私もミニポーチを小銭入れとして、カバンを普段使いやパソコン入れとして使わせてもらっています。カバンについては、形状をショルダーバッグ、トートバッグ、ブリーフケースの中からお選び頂きます。
●セネガルのガラス絵(お礼メッセージとご支援頂いた方のお名前を彫り入れます)
セネガルの代表的なお土産の一つであるガラス絵です。ガラス板の裏から絵を描いています。今回はダカール在住のガラス絵職人、マム・ゲイ氏の作品にお礼のメッセージとご支援いただいた方のお名前を彫り入れてお届けします。
●訪日中の先生・学生との夕食会参加権
10月23日(木)に都内での開催を予定しています。会場までの交通費・飲食代についてはご自身で負担ください。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
プロフィール
2014年まで青年海外協力隊としてセネガルの大学でIT整備を行っていました。学生の訪日スタディツアープロジェクトへのご支援ありがとうございました。 現在は地元愛媛に戻り、学校法人の情報化推進を行なっています。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
リターン
3,000円
・セネガルの絵葉書によるサンクスレター(現地より送付)
・旅のしおり(電子版)
- 申込数
- 11
- 在庫数
- 制限なし
10,000円
3000円の引換券に加えて、
・セネガルのポストカード3枚
・セネガルの女性グループが作成したセネガル布のミニポーチ
・セネガルのブレスレット
- 申込数
- 22
- 在庫数
- 制限なし
3,000円
・セネガルの絵葉書によるサンクスレター(現地より送付)
・旅のしおり(電子版)
- 申込数
- 11
- 在庫数
- 制限なし
10,000円
3000円の引換券に加えて、
・セネガルのポストカード3枚
・セネガルの女性グループが作成したセネガル布のミニポーチ
・セネガルのブレスレット
- 申込数
- 22
- 在庫数
- 制限なし
プロフィール
2014年まで青年海外協力隊としてセネガルの大学でIT整備を行っていました。学生の訪日スタディツアープロジェクトへのご支援ありがとうございました。 現在は地元愛媛に戻り、学校法人の情報化推進を行なっています。