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石見麦酒は名前の通り、クラフトビールを醸造するメーカーです。
世界中の一般的なクラフトビール（エールビール）は、

麦芽のデンプンを麦芽の持つ酵素で酵素分解で分解し、甘い麦汁を作ります。
麦汁を煮沸して殺菌して、Saccharomyces cerevisiaeという酵母で発酵するお酒です。

 

世界中の酵素や菌類を使った、分解・発酵・醸造の技術は、

もっとクロスオーバーすべきであり、

ビールの技術は、果実酒やワインに応用でき、

日本酒やマッコリの技術は、逆にビールへ応用すべきだと石見麦酒は考えます。

 

そして、エールビールに使う酵母は、Saccharomyces cerevisiaeという概念でさえ、

代えたって構わない・・・（もちろん美味しいことが前提ですが）

と、我々は思っています。

 

日本人が発酵醸造を語るには、日本酒の技術は避けては通れません。

本日は、石見麦酒の日本酒の技術を使用したクラフトビール（発泡酒）の醸造をご紹介いたします。

 

 

浸漬したお米をセイロで蒸します。

 

 

蒸し米を放冷して、麹菌をつけて米麹を作ります。

 

 

麦芽と米麹と水と乳酸を混合し、蒸米を複数回に分けて加えて

蒸米を麦芽と米麹の酵素で分解しながら、並行して酵母でアルコール発酵をしていきます。

 

この並行複式発酵という、日本の伝統的な醸造方法で、

醸造酒にもかかわらず、高アルコール度数のお酒を醸造することが可能です。

もちろん、この並行複式発酵にも、

チェストフリーザーとポリ袋を組み合わせた「石見式」の発酵機は大活躍です。

 

 

ここからが、ビール・発泡酒・果実酒の免許を持っており、

味噌技能士の資格を持っている石見麦酒工場長の真骨頂・・・

分解・発酵・醸造のクロスオーバー

どぶろく風の発泡酒を、日本の酒税法上、「懸濁酒」のカテゴリーで作らず、
クラフトビールの「発泡酒」のカテゴリーでつくることで、

桜をイメージするピンク色で甘口のどぶろく風発泡酒に仕上げていきます。

 

 

これで、桜どぶろく（発泡酒）の完成です！！

 

こんなに簡単に説明されても、わからない・・・

もっと知りたい！！と、お思いの方・・・
石見麦酒は、そんな方々が大好きです！！

石見麦酒が開発する、醸造方法はすべてオープンです。
我々の研究している膨大なデータは、この短時間の紹介ページでは伝えきれないことが満載です！！

 

そんな時には、

コチラのプランがおすすめです。

 

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▷サンクスレター
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ご希望の日程で1泊2日で希望するお酒を作りながら、醸造の基礎から設備設計や原価計算まで。しっかりとご指導させていただきます。醸造スタッフとの三密を避けたオープンエアーな食事と工場で出来立てのお酒を飲み放題。醸造所目の前のコテージでご宿泊いただけます。

 

分解・発酵・醸造の世界を堪能したい方や、
将来醸造家を目指す方の、大きな力になれるのではないかと思います。

 

マンツーマンなので、初心者の方には初心者なりに、

マニアックな方にはとことんマニアックに工場長は対応させていただきます。

工場長だけではなく、社員全員で出来立てのお酒を飲みながらおもてなしさせていただきます！！