歴史の宝庫「石清水八幡宮文書」を未来へ|第1弾『石清水と天下人』
歴史の宝庫「石清水八幡宮文書」を未来へ|第1弾『石清水と天下人』

支援総額

18,612,888

目標金額 15,000,000円

支援者
389人
募集終了日
2023年5月31日

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2023年05月19日 17:30

【ひめくり石清水|5月18日】八幡大神様の御託宣

頻繁に言葉を託す神―八幡神―

 

 八幡さまという神さまは『日本書紀』や『古事記』などにおける、いわゆる神々の物語のなかには登場せず、しかもその成立の契機は九州在来の信仰と渡来系の信仰といった複数の要素が複雑に絡んで成立した、成立時期の比較的新しい、さまざまな信仰の混淆により生じた、それまでになかったタイプの神とされています。

 

 また、八幡神の特徴として、頻繁に人びとに神がかったり、神のことばや神からのおつげである託宣を伝えるということがいわれます。

 

 鎌倉時代の石清水八幡宮にかんする由緒や縁起、また祭祀や祭祀組織、同宮に関連ある諸社の由緒など多方面にわたる歴史的文献の記述を編纂した記録である『宮寺縁事抄(ぐうじえんじしょう)』には、「御託宣」というまさしく歴代の託宣事例をまとめた篇があります。

 

 そのうちの奈良時代の宝亀8年(777518日の託宣は、八幡神の神仏習合的性格を象徴する、注目すべき託宣です。

 

 そもそも明治時代以前の八幡宮は、「八幡宮寺」と称したところも少なくなかったように、仏でありながら神の姿をまとった存在として考えられていました。問題の託宣事例をみても宝亀8年以前にも「神道の名を借る」(天平勝宝某年)、「最勝王経1万巻を読み奉る」(天平神護2年〈766〉)といった仏神的な顔を垣間見せていました。

 

 けれども、宝亀8年の託宣ではハッキリと「垂迹は大悲菩薩の御身なり、仏位にして説き給をは経教と仰ぎ奉る」とあり、「経教」すなわち仏の教えについて託宣をおこなっているのです。

 

(*活字翻刻『大日本古文書 家わけ四 石清水文書』田中家文書五 

 

活字翻刻を見たい方はこちらをクリックしてください。

 

https://clioimg.hi.u-tokyo.ac.jp/viewer/view/idata/850/8500/05/0405/0178

 

御神像(女神像)

 

リターン

5,000+システム利用料


A:竹しおりコース

A:竹しおりコース

感謝の気持ちを込めて、竹しおりをお送りいたします。

●お礼のお手紙
●ご芳名1年間顕彰
●竹しおり 2枚

申込数
166
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年12月

10,000+システム利用料


B:特製御朱印コース

B:特製御朱印コース

クラウドファンディング限定の御朱印をお届けいたします。

●お礼のお手紙
●ご芳名1年間顕彰
●特別御朱印 1枚

申込数
183
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年12月

5,000+システム利用料


A:竹しおりコース

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感謝の気持ちを込めて、竹しおりをお送りいたします。

●お礼のお手紙
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申込数
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2023年12月

10,000+システム利用料


B:特製御朱印コース

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クラウドファンディング限定の御朱印をお届けいたします。

●お礼のお手紙
●ご芳名1年間顕彰
●特別御朱印 1枚

申込数
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2023年12月
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