こんにちは、矢田@インドネシアです。


日本では度重なる台風で大きな被害が出たとのこと。被害にあわれた方々へお見舞い申し上げます。こちらジャワ島西部は乾季から雨季への移り変わりの時期で、連日の雷雨に悩まされる日々が始まろうとしています。

 


さて、今月の10日にこのプロジェクト実施でお世話になっているREADY FOR?さんから、支援金額の振り込みを頂きました。このウェブサイトを通じてご支援をお約束頂いた金額が1,305,000円!  目標としていた1,200,000円を大きく超えるご支援をお約束頂き、本当にありがとうございました。


実際にはクレジットカードからの引き落としが叶わなかった方などもいらして、最終的にこのプロジェクトにご支援頂けることになった金額が1,279,000円。

この額からREADY FOR?さんやカード決済システムの利用料として199,606円を差し引かれた1,079,394円が、私どもプロジェクト実施側が手にした金額となります。

皆さんからお預かりした100万円を超える支援額、村のGulahe生産者の方々と相談しながら、Gulaheを市場販売にこぎ着けるための機材購入やプロモーションに使わせて頂きます。

 

 

 

支援金の受け取りも実現しプロジェクトが動き出していますが、まず果たすべきはご支援頂いた皆さまへの「引換券」の内容にある商品をお送りすること。

3,000円、10,000円、30,000円、200,000円のそれぞれの支援額に合わせた商品をお送りするための準備作業に入っています。

 

 


ここで皆さまにお謝りしなければならないことがございます。
当初、10月下旬を商品発送の目途としておりましたが、日本にお送りすべきGulaheの量だけでも200kgを超える量となり、生産が追いつきません。


これまで月産5kg~10kgだったGulahe、いちどきに200kgの注文に生産者の喜びも大きいものでしたが、生産作業の忙しさに皆、テンテコ舞い状態なのです。これまでに経験したことのない量の生産でいろいろな問題も発生し、生産作業が追いつきません。


10月末にはご支援頂いた皆さまの元に、商品をお届けする予定で作業を進めておりましたが、もう1か月ほどの猶予を頂きたく、ご理解いただけますようお願い申し上げる次第です。申し訳ございません。

 

 

 

 

プロジェクトでは村との連絡調整のための臨時のアルバイトさんも雇いつつ、Gulaheの生産を進めていますが、生産者が多量の注文に対応しようと気が急くあまり、商品の品質保持を徹底できていないことが、緊急課題に挙がっています。


先日、事務所に届けられた商品を手にし、Gulaheを商品として販売するための意識の徹底が甘かったことを悟りました。 村から届けられた商品のうち、日本の支援者の皆さんにお送りすることを断念せざるを得なかった、こんな商品...

 

 

 

なんと、パッケージの包装がホチキス止めになっています。

 

これまでは糊付けで製作されていた包装、おそらくは多量の注文を捌こうと、急ぎで作業をした結果なのでしょうが、これでは商品として成り立ちませんね。

 

 

 

インドネシアでは、屋台で注文した焼き飯や焼きそばの持ち帰りなど、蠟引きの包装紙に包んでホチキスで止めることは普通に見られることではあるのですが、Gulaheの包装にホチキスで止めた商品が出てくるとは、私も想像していませんでした。

 

商品を手にした購買者が、お湯を注ぐときに誤ってカップの中にホチキスの針を落としてしまったりしたら大変です。食品の生産に携わる以上、安全性は最優先課題のはずなのですが、村の生産者にとって食品の安全性に対する認識が浸透していないことを再確認しました。日本人の私には食品の包装にホチキスを使用するという発想がなかったので、事務所に届けられた商品を手にして、一瞬茫然としてしまいました。生産活動を軌道に乗せるということは、こういうことにも気を配らねばならないのだということを、あらためて肝に銘じます。

 

 

 

残念ながら、ホチキス止めされた商品は包装を廃棄して、再パッケージングの作業に入らねばならなくなりました。

 

 

 

ホチキス止めの製品は極端な例ですが、そのほかにもパッケージへの髪の毛の混入なども多くみられました。

 

 

パッケージングの作業は、村のおばちゃん達が集ってワイワイと世間話をしながら進める楽しい作業ではあるのですが、衛生管理をどのように徹底すべきかは、プロジェクトを動かす我々の大きな課題になります。

 

 

衛生管理をどのように徹底していくかの方法論については、今週中に事務所スタッフでミーティングを開いて対応策を練ることにしています。

 

 

 

また、村の生産者レベルの問題以外にも、包装パッケージの印刷でも課題が出ています。これまでに何度か印刷をしてきたパッケージ。ジャカルタ市内の印刷屋さんにお願いして作っているものですが、毎回毎回、仕上がりの色が違っています。

 

 

前回注文の包装紙は黄色が強く、先日注文したものは茶色が強く出ています。他の印刷業者さんよりも低価格で対応してくれる良心的な印刷屋さんではあるのですが、肝心の仕上がりが一定しないと、商品としては好ましくないですね。毎回毎回色が違うので、どれがオリジナルなのか、発注している私のほうでもわからなくなってきてしまいました...

 

 

 

Gulaheの生産を巡っては、私が当初予想していた以上に様々な課題が出始めていますが、まずは生産者の皆に課題を指摘し、何が問題なのかを理解してもらったうえで、市場販売にこぎ着けられるまで品質を高めていくことが必要ですね。

 

上にご報告したような課題もあり、ご支援頂いた日本の皆さまへの商品の発送が予定より遅れてしまい大変申し訳ございませんが、なんとか、1か月後には商品の発送が叶うよう、プロジェクトを慎重に進めていきたいと思います。何卒、皆さまのご理解を賜り、ご容赦いただけますようお願い申し上げます。


 

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