プロジェクト概要

消えてゆく里山がカブトムシの森として

子供たちの遊び場としてよみがえります

 

はじめまして。「たすネット」ことNPO法人たすけあいネイチャーネットの木村と申します。私たち、NPO法人たすけあいネイチャーネットは、消えゆく里山の保全をカブトムシの生息環境作りという観点から捉え、都市部に残る雑木林でカブトムシを育てる試みを行っています。私が、生まれ育った千葉の雑木林も年々消え続け、沢山いたカブトムシやクワガタは本当に少なくなりました。子ども達に、私が子供のころ見ていた景色を見せてあげたい。

 

そのためには、皆様のご協力が不可欠です。どうかよろしくお願いいたします。

 

 ~みんなで育てたカブトムシの幼虫。こんなに大きくなったよ~

 

緑のリサイクルを体感する

このプロジェクトの最初のきっかけは、小学生と取り組んだ「学校内カブトムシ育成プロジェクト」です。これは、昆虫好きが集まる仲間たちのサークルで、森や林のない都会の子ども達に昆虫の楽しさや生態を伝えよう、というボランティアでした。カブトムシを自分たちの手で育て、自然観察体験とともに「緑のリサイクル」を学ぶ子供達の笑顔がとても印象的でした。そして、今回のプロジェクトでは学校敷地内ではなく、消えゆく都市の里山で「カブトムシのいた林」を取り戻そうと思っています。

 

~カブトムシの幼虫、こんなにいっぱいいる!~ 

 

私たちは、カブトムシ幼虫育成に必要なエサとして、放射能に汚染されて処分に困っているシイタケ原木を利用します。林の草刈りから始まって、ホダ木を埋めて、幼虫育成場を作ります。夏、採集体験で採ったカブトムシに産卵させます。秋、幼虫を掘り出してみます。幼虫は支援者の方々に配布され、支援者の家庭で成虫となります。その成虫が産卵し、産まれた幼虫達全部(30~150匹産まれます)は飼育しきれませんので、支援者から「カブトムシの森」に戻してもらいます。こうして、支援者の方々はカブトムシ飼育観察体験や採集体験を楽しみ、子ども達は自然環境や昆虫の生態を学び、里山にはカブトムシが増えて未来の環境を守っていくことになります。

 

 ~放射能で使えなくなったシイタケ栽培用ホダ木の山~

 

こども達の笑顔の連鎖をつくる

20年前はホタルがいて、10年前はカブトムシがいた林も今は何もいなくなってしまいました。このプロジェクトでは、「里山」という日本の風景を取り戻し、その大事さを学ぶ側面もあります。また、この取り組みでは、地権者に無益だった森を有益地にすることもできます。これにより、無差別的な開発や自然環境破壊が少しでも食い止められれば、今の子どもたち、まだ見ぬ未来の子どもたちの笑顔にもつながると思います。

 

~ちっちゃな幼虫から育てると、大きくなってもカワイイんだ!~ 

 

支援にご協力頂ければ、「カブトムシのいた林」があちこちで再生できます。そこでは、親子でカブトムシを育てるという貴重な自然体験やいのちの大切さ、自然の大切さを伝えることができます。現在、里山という日本古来からの素晴らしい風景は、日々、宅地造成や開発に追われて減少しています。里山が減ると、里山を生息地にする生きものも当然減っていきます。昔はあんなにいた田んぼのゲンゴロウは、千葉県では完全に絶滅しました。ホタルもほとんど見ることができません。カブトムシやクワガタも減り続けていますが、今なら、まだ間に合います。資金は、林の借地代、シイタケ原木の購入・洗浄・輸送代、林地の整備資材(草刈り機)として大切に使わせていただきます。

 

~都会の小さなクヌギ林で、カブトムシの幼虫掘り!~ 

 

夏の朝早く、ドキドキしてクヌギの樹液を見に行ったあの想い出を、未来に伝えたいと思います。皆様のご支援、どうぞよろしくお願いいたします。


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