【図式はおなじ】

「最近、たち吉さんがファンドから11億の支援を受けて再建する話がありましたけど、元々内部でのごちゃごちゃがあったことと、日本の生活様式が変わって随分になるのに対応できひんかった。婚礼の引き出物とか贈答品とか日本のそういう文化の背景の上で商売を展開してたのが破たんしていくわけです。

 

大塚家具とニトリやIKEAの図式と同じです。家族内の内紛はテレビでみっともないと言われますけど、私はそうは思わへん。もっと見せるべきやと思います。なんで苦しんでんのかということを見せるべきなんです。たち吉もハッキリ言えば潰れたんです。200億の売り上げが40億になったんやから潰れたわけです。それと我々の業界の飾り扇子やとか日本の習慣や文化の変化に伴って細っていっているんと同じですわ。

 

図式として陶器も家具も我々もそうですし、労働工賃の安い国との物流がうまいこといくようになったおかげで、過去のたち吉にしても大塚家具にしても我々にしても時間差はあるにしても潰れていく過程にもう完全に入ったなと。この頃ずっと言うてんのは京都の伝統産業は全滅するよと。友禅でもそうですやん、板場はん全部やめていく、もうそんな話ばっかりですわ。そんなとこに何も起こらないですわね。何かが起こるとしたら海外の製造拠点で何かがあって違うことが起こってくるくらいでしょうかね。もうこれは誰にも解決できへんのちゃうかなと思いますね。」

 

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