■専用ケースの制作が着々と進行しています!

 

皆様、こんにちは!

いよいよ秋が深まってまいりました。

いかがお過ごしでしょうか?

前回は、かはほりあふぎ専用ケースをご案内させていただきました。

お申込みいただきました皆様、本当に有難うございました。

 

この扇子ケースは、深野洋一先生(Twitter:@hoypoykoy)にデザインいただき、京都市北部で革工房Takuを営まれる伊藤拓さんに制作頂いております。

その伊藤さんから、手間を惜しまぬ妥協なき手仕事の様子が続々と届いておりますので、11月のお届けまで、制作過程としてご案内させて頂きたいと思います!まずはパーツの準備からです。

 

パーツのトレース。型紙を使って広い牛革に余すことなく描いていきます。
ハンドカット。
手裁ち(テダチ)作業完了。
外側ボタンホック用丸型パーツのセンター出し
パーツの穴あけ。

 

パーツのコバ(断面)色塗り。

 

パーツのコバ磨き。
コバ磨き後。美しく整えられました!
プレスでホック付け。
罫書き(ケガキ)。線を引いていきます。
手縫い用の穴あけ。なんと細かい作業ですね!(O.O;)
ガラス板でパーツの床面(裏面)磨き。伊藤さん『ガラス板を使用する以外にも、黒檀などの固い板を使ったり、
メノウ石を使って磨いたりと様々ですが僕はガラス板を長年使ってます。革は繊維です。未処理の床面は繊維が毛羽立ってます。そこに布海苔を塗り、鏡面に仕上げるのですが、鏡面化するために、より摩擦面を鏡面的なもので磨くことにより光沢が出るのではないかと。きっと昔からの知恵から生まれたテクニックなのでしょうか。僕はガラス板以外にも、ヘチマタワシや頒布のハギレも磨きに使います。これらはどちらも繊維が共通点。
とくにこれが正解というものはなく、これらの手法は主にハンドメイドで作っている方に多いです。
量産の工場では作り方は全く異なります』 確かに「革は繊維」!今迄そんな風に考えたことなかったです。
パーツの面取り。
コバ着色。
左から「切りっぱなし」「面取り」「色塗り」「 磨き(仕上がり)」
床面(裏面)の磨き前と磨き後。違いが歴然。
二日がかりで面取りと磨き作業が終了!
穴あけの準備。
センター出し。
穴あけ完了。
伊藤さん『今回のケースのストラップ2本の革は、首〜背中〜腰にかけての、繊維の詰まった丈夫な
部位を使うことで、ボタンホック開閉時の耐久性を考えており、伸びにくい方向で裁断してます。
人間でも首の後ろにシワができますよね。それがその証拠です。
ちなみに、精肉と同じ様に革も部位によって価格が異なったりもしますよ。』 
なるほど、そこまで考えられて革をセレクトされているのですね!すごいです…。

 

次回に続きます。

新着情報一覧へ