クラウドファンディングの御礼
友人の皆様
小川和久です。いつもお世話になっております。
皆様方には、新型コロナウイルス感染症による社会的・経済的困難のもと、全力で奮闘しておられますことと拝察申し上げます。
さて、このたびは当方のクラウドファンディングにあたり、多大なご支援を賜りまして、誠に有難うございました。
お陰様をもちまして、目標金額を大幅に超えるご支援が集まり、メールマガジン『NEWSを疑え!』の配信継続ばかりでなく、外国文献のご紹介など独自の情報収集を始められるところまでこぎ着けることができました。お心遣いの数々に、心より御礼申し上げます。
クラウドファンディングは、運営会社READYFOR(レディーフォー)を中心に5月11日に開始し、6月26日に今回のプロジェクトを終了いたしました。
ご支援を賜りました総額は698万6000円に達しました。
内訳は、READYFOR経由507万6000円、ネットでの呼びかけに対する国際変動研究所への直接のお振り込み191万円となっております。
今後の計画といたしましては、7月中にイスラエル・ヘブライ大学のアムノン・シャシュア教授(自動運転の世界的権威です)のポストコロナ出口戦略に関する考察(当方で翻訳)をメールでお届けいたします。
シャシュア教授の考察は、①経済をロックダウンすることなく新型コロナウイルス感染症を封じ込められるか、②経済蘇生の道、③新型コロナウイルス感染症ロックダウン解除の翌日――弱者に注意が必要、の三部構成となっています。
配付の順番は、最初にクラウドファンディングにご支援いただいた皆様、10日後にメールマガジンの購読者、その10日後にネット上に公開するというもので、シャシュア教授の許可をいただいております。
さらに、READYFORのリターンの条件としてオンライン勉強会をご希望の皆様には、Zoomを使った勉強会を開催させていただくつもりです。オンライン勉強会は2ヵ月に1回、合計6回を予定しております。1回2時間で、第1回は米中関係と日本の安全保障、敵基地攻撃能力や核兵器の保有に関する議論などを取り上げたいと思っております。
新型コロナウイルス感染症、少し気が緩んだのでしょうか、7月2日には東京都の1日あたりの感染者が107人、3日も100人以上となっており、第2波の襲来を予感させる不気味さを漂わせております。
皆様方には、どうかご身体ご自愛のうえ、お過ごしになられますようお祈り申し上げます。
敬具
2020(令和2)年7月
小川和久拝
(特定非営利活動法人・国際変動研究所理事長、静岡県立大学特任教授)