文字の無いキーボードゲームで発達障がいの子どもが楽しめる

 

 

 

 

初めまして、ＯＦＦＩＣＥ　ＣＯＬＯＦＵＬ株式会社の小倉谷真由美（おぐらや　まゆみ）と申します。現在京都市伏見区で放課後デイサービス｢カラフルハウス｣を運営しております。

 

放課後デイサービスとは、小学校や中学校などの放課後に、学校の施設や地域の施設を利用して行われる、子どもたちの過ごし方を支援するサービスです。主に、働く親がいる子どもや、家庭での保護者の負担を軽減するために利用されます。

 

私はそこの施設長として毎日学校から帰ってくる子どもたちを11年間受け入れてきました。

 

 

 

 

 

 

 

  文字が読めなくても使えるキーボードがあったらいいのに  

 

発達障がいの子どもたちは、それぞれに素晴らしい特性を持っています。それでも世の中は、その多様性をまだまだ受け入れていません。

 

たとえば、現在のキーボードは文字を認識することを前提に作られていて、文字が読めない子や学習困難な子にとっては、タイピングの練習やキーボードの操作が楽しいものではないでしょう。

それでも、今やパソコンやキーボードを使わない場所はどこにもありません。

 

パソコンの前に座りたがらない子どもを無理矢理座らせることが、私たちのやりたいことではありません。

 

そこで私は「文字が読めなくても使えるキーボードやタイピングソフトがないのか？」との思いから、子どもたちのために「キボット」を作りました。そして多くの方へ知っていただくために今回このプロジェクトを立ち上げました。

 

 

 

『キボット』のキーボードにはアルファベットがなく、代わりにカラフルな形のキーキャップが備わっています。

 

色や形の認識ができれば文字が読めなくてもタイピングが可能です。さらに、音に反応しやすく正解と不正解を明確にわける音や、目に留まりやすいビジュアルデザイン、動作の意味を誤認しにくいキャラクターアニメなど、遊びながら学べるように多くの工夫がされています。

 

ただいま特許申請中

 

 

また、パソコン用に「キボット」のキーボードと連動して使える専用のソフトウェアのセットで使うことができます。使い方も、施設管理者が専用キーボードをお手持ちのパソコンにUSBでつなげて、まずは最初に1回ログインするだけです。そのあとは一人ひとりの子どもたちをプレイヤーとして追加できます。その際、難しくて面倒なログインやパスワードは不要です。

 

 

「キボット」のキーボードは、発達障がいのある子どもたちが楽しくタイピングを学べるようにデザインされています。カラフルで形の異なるキーキャップが特徴で、文字が読めなくても使えるのはもちろん、遊びながら学ぶことができます。

 

「キボット」には、集中力が低く、文字が読めない子どもたち、そして弱視の子どもたちでも遊ぶことができるように多くの工夫が施されています。広い色相環や特殊な形のキーキャップ、反応しやすい音や誤認しにくいビジュアルデザイン、そしてはっきりとした表情のキャラクターアニメなど、直感的に操作できるデザインになっています。また、施設全体での成績やポイントが表示されることで、モチベーションを高めることもできます。

 

 

また、「キボット」のキーボードはメカニカルキーボードを採用しているため、スムーズな打鍵と耐久性に優れた設計となっています。発達障がいのあるなしに関わらず、パソコンを初めて触る子どもたちのファーストキーボードとしてもおすすめです。

 

 

 

 

発達障がいとは、生まれつきみられる脳の働き方の違いによって、子どもたちが生きづらさを感じることがあります。

 

そこで「キボット」を通じて、発達障がいのある子どもたちも、パソコン操作を楽しく体験することを通じて、社会との繋がりへの可能性を感じながら自信をつけることができるのではないかと希望を持っております。

 

是非、「キボット」を通じて、子どもたちが新たな可能性を見つける手助けをしてください。

 

放課後デイサービスのカラフルは、預かるだけの場所ではありません。

子どもたちに個別での支援をすることに重きを置いています。

 

療育を通して、子どもたちそれぞれに今後習得して欲しいことを導入しています。
その一つがプログラミングなのですが、得意な子は取り組めるが、文字が読めない子はパソコンの前に座ることすらできない状況にあります。

そこで、子どもたちがパソコンに触れるよう、

文字ではなく、子どもに合わせた質問を作成し、色や形のシールを貼ることで、パソコンのキーボードを打てるようになりました。

 

「うちのこが、手紙を書いた！」

保護者からも喜びの声が届いています。文字を読めない子がお手紙を書いたり、落ち着いてパソコンの前で楽しく過ごすことができるようになったこともあります。

これってすごいことなのです！

 

「自分でできた！」という成功体験は特別。

キボットは、ゲーム性のあるシンプルな作りで、遊びの一環として楽しく取り組めることが特徴です。子どもたちが自分でできたという成功体験を得られ、将来の就労支援にもつながる可能性があるのです。

 

 

 

 

このプロジェクトを通じて、「自分でできた！」という成功体験を育むキボットというツールがあることを知ってほしい。

 

遊びの一環として楽しく取り組めるから、子どもたちにとってより良いものを探している保護者の方や、全国の放課後デイサービスを中心とする施設の方へ広く届けばいいな考えております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みんな違うけど、みんな同じ。 社会とはそんなものだと思っています。個性がある方がかっこいいと思っています。人とは違う自分を大切にしていきたい。色々な個性がぶつかりあったり、認め合ったり。それこそが社会だと思います。 

 

「かわいそう？」この言葉が大嫌い。私は自分の人生しか知りません。私は幸せです。人からどう見られるかは知ったことではないです。自分が幸せだと思っているのだから間違いないです。楽しいと感じることがみんなと違っていても​楽しいと思っているんだから間違いないです。​迷惑かけたり、かけられたり。それが社会です。

 

今という時代、なんだか感じる窮屈感・・・・​打ち破っていく！​​

 

小さな事業所ではあるけど、ここから何かを変えていく！

 

 

どうか今回の挑戦に、皆様のアツい応援をよろしくお願いいたします！

 

 

※トップ画像を含むページに掲載されている全ての写真は保護者の方より掲載許可済み

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