プロジェクト概要

自分の気持ちに正直に生きたい!大手証券会社を辞め、フラメンコ修行へ。

 

はじめまして、永田健です。日本では数少ない、プロの男性フラメンコダンサーとして、全国のステージで活動をしています。

 

しかし、ここに至るまでには20余年、紆余曲折がありました。

 

 

今から20年前、僕は大手証券会社の本店営業部にいました。


会社から念願のMBA留学をしたものの、そこで目の当たりにしたのは過剰なまでの成功至上主義の価値観。その中で、本当にやりたいことは何なのか見失い、頭を抱え、葛藤する日々が続きました。

 

そのなある日偶然みたフラメンコの情熱が胸に突き刺さりました。そして猛烈にスペインに行きたい衝動にかられたのです。

 

自分の気持ちに正直に生きたい!そのためにスペインへ渡ってフラメンコを学びたい。悩みまくったあげく会社も学校も辞めて留学費用を返済した後、昼も夜もアルバイトで資金をため、スペインのマドリードへ約2年間の留学にいきました。

 

スペイン留学前、初めての発表会


それから15年後、権威と伝統ある日本フラメンコ協会新人公演にて、歴代初めて審査員満票で奨励賞を受賞するなど、多くの賞を受賞して今では日本を代表する男性ダンサーと紹介いただくほどになりました。

 

希望が見えず、目の前が真っ暗な中で自分を救ってくれたフラメンコは、今や自分にとって、無くてはならない存在となっています。「今後は自分が日本のフラメンコに貢献したい」という使命感を持って活動していきたいと思っています。

 

 

フラメンコに出会う前の葛藤の日々を、フラメンコ作品「HEART WASH! Flamenco in the Rain~踊る証券マン」に昇華しました。

 

映像プロジェクトでフラメンコ人口の減少に歯止めをかける


■日本フラメンコ界の危機

 

スペインに次いでフラメンコが盛んな国、日本。1960年代に海を渡った第一世代から始まり、1992年バルセロナオリンピックを機に一大ブームを迎え成熟期をむかえるものの、ちょうど自分が始めた2000年頃のピーク時から現在まで業界の人口は縮小の一途をたどっています。

 

現在の日本フラメンコ界は10年、20年前に始めた4、50代が中心。踊りのレベルは上がっている一方で、新たに始める若い人たちはどんどん減って、すそ野は逆に狭くなっています。

 

業界は今深刻な人口減と高齢化に直面しているのです。

 

そしてフラメンコ界自身が、業界の外に発信できていないという問題もあります。

 

僕自身、年間6、70本ライブをしていますが、来場されるお客さんは業界関係者や友人関係が主で、なかなか一般世間には届かないというジレンマを感じています。

 

このままでは10年、20年後はどうなってしまうのでしょうか…あまり想像したくありませんが、かなり危機的な状況です。

 

 

■フラメンコ業界の危機に立ち上がる

 

どうしたらもっとフラメンコの魅力を伝えられるのだろうか? それにはまずは気軽に見てもらえるきっかけが大事だと思っています。

 

元証券マンとして、かつての自分のような人にこそ届けたい。

 

誰でもスマホで気軽に映像を楽しめる今の世の中、まずはフラメンコに興味を持ってもらう手段として映像制作し、YouTubeで発信をしていくことにしました。

 

そして映像プロデューサーと組み、制作を開始。踊りに興味がない社会人が見ても共感できる内容にと思い、作ったのが2015年に発表したPV「HEART WASH! Flamenco in the Rain~踊る証券マン」です。

 

仕事に疲れ、ストレスが溜まり、その胸の内をどこにもぶつけることが出来ないビジネスマン(自分)の心の内を表現しました。

 

シュールな演出と雨の中で踊る映像が評価されて、NPO団体+ジャパン 短編映像賞を受賞し、パリのJapan Expoでも上映されました。

 

さらに昨年は第2弾として「日本人にしかできないフラメンコ」を目指し、殺陣を習い「Samurai x Flamenco」を制作。一人で侍とダンサーの二役を演じて、両者の対決から融合を描きました。

 

 

フラメンコには必須のギターも歌もなく、純粋なフラメンコではありませんが、フラメンコを見たことがない人たちからも面白いね!と評価され、またこの映像をきっかけにフラメンコを始めた子どももいます。

 

 

47都道府県の仲間を集めた、新動画プロジェクト

 

■一人ではできないことに挑戦したい

 

現状「フラメンコ」で動画を検索すると日本の再生回数トップは歌謡曲の『哀愁フラメンコ』や『星のフラメンコ』、堺すすむの漫談「なんでか?フラメンコ」、アニメ作品『サムライフラメンコ』などフラメンコとは本来関係ないものばかりという悔しい現実があります。

 

僕個人で作った映像は評価が得られたものの、それでも1万回再生。これだと挙げてきたような動画再生数を上回ることは難しい状態です。リアルなフラメンコを多くの人に届けたい、そのためにどうしていけばいいのか…

 

そこで思いついたのが、より多くのダンサーを集めて拡散すれば、もっと多くの人にフラメンコを目にしてもらう機会が増えるのではないか?ということでした。

 

どうせやるならば、日本全国、業界まるごと、巻き込みたい!

 

そしてフラメンコのすそ野を広げて、世間一般に広く魅力を発信していくために、全国規模でのPV映像を制作するプロジェクトを立ち上げました。

 

 

■「日本に恋した、フラメンコ」プロジェクト

 

今回は“日本の名所”と“和”をテーマに47都道府県で撮影をします。


各地元の教室・踊り手さんの協力を募り、今回は僕自身が裏方として一県ずつ周ってカメラを回します。また世界2位の人口を誇る日本独自の映像として衣装は和服(着物、浴衣等)で揃えることにしました。

 

同時に名所の前で和装で踊る=日本文化とフラメンコを融合することで、新しい文化の発信、日本の魅力を広く国内外にアピールしていきます。


全県での撮影と映像公開を一つのゴールに、撮影段階でもイベントとして盛り上げていきます。

 

2018年9月  参加募集開始
2018年10月~随時  撮影地決定および撮影許可申請
2018年11月~ 2019年9月  47都道府県を順次周りながら撮影

※2019年3月中旬より車で全国撮影ツアーに出ます。
2019年 11月  編集作業
2019年 12月  YouTube公開および上映イベント開催

 

使うのは、お祭りの曲:セビジャーナス。フラメンコは元来ジプシーの歌から発生した文化で、その奥深さと喜怒哀楽がわび・さびにも通じるものがあるのか、日本人の心を捉えて、ここまで発展してきました。

 

しかし一方で知らない人には難しくて敷居が高い印象を与えてしまいます。そこで老若男女誰でも楽しく踊れるお祭りの踊り「セビジャーナス」を動画の課題曲に採用することにしました。

 

山梨・甲府にある大正6年(1917年)創業の老舗ワイナリー:サドヤでの撮影


この「セビジャーナス」はフラメンコ教室では最初に習う踊りなので初心者の方にも気軽に参加して踊っていただけます。全国の踊り手の参加を呼びかけ、見た人が自分もやってみよう!と思うような映像を目指します。


さらに、フラメンコのコミュニティを活性化させるためにイベントとして盛り上げたいとも思っています。実際、撮影第2弾として千葉のお寺で踊った際には千葉日報社さんに大きく取り上げて頂き、yahooニュースにも掲載されました。

 

笠森観音でフラメンコ 和装のダンサー登場 全国巡る映像制作 /千葉・長南


地方から、業界に新しい風を吹かせたいと思っています!

 

作業量も費用も47倍。6ヶ月間舞台に立てないという現実


しかし、現実的な問題として、47か所での撮影のためには、撮影地の選定、許可申請、参加教室の呼びかけと日程調整、天候問題、着付けその他手伝いの手配、企画書やプレスリリース作成・送付等やることは山ほどあります。

 

さらに映像制作は一日の撮影でも莫大な資金がかかります。それが今回は47箇所での撮影となります。費用面での一番のネックであるカメラマンですが、47都道府県で撮る!ことを最優先目標とするため、私自身が撮ることにしました。

 

それでも、移動費、宿泊費、ロケ費用、などが膨らみます。

 

撮影風景の風景。このように、自分は踊りに加わらずに撮影を行なっています。


教室生徒さんが参加できるよう、日程は土日中心になるので、全県撮るのに最低でも6カ月はかかります。その間私自身は撮影優先で、普段行なっていたライブ活動も基本的にはできず、各地で特別レッスンをできれば収入が得られるかどうか、という状況です。

 

また編集は今まで私の2作品を担当してくれた制作会社に依頼しますが、比べ物にならないほどの莫大な作業量(費用)になります。その他HP制作、機材費、和風の映像に合うオリジナル音源作り等、小規模映画並みのお金がかかります。

 

教室参加費(目標100万円)で一部をまかないつつ、企業スポンサーも営業して回っていますが、まだまだ資金が足りません。

 

そこで、費用をまかないつつ、フラメンコ業界の状況を知ってもらおうと、クラウドファンディングを通じて支援をお願いすることにしました。

 

・映像制作費(編集、DVD、機材等):100万円
・ロケ費:50万円
・移動・宿泊費:130万円
・音源制作、ウェブサイト制作費、企画費等 60万円

・その他(発送、宣伝費、小道具等)10万円

合計:約350万円

 

 

フラメンコ、和の魅力、日本の名所。日本に、世界に発信したい


ステージは圧倒的に東京が中心です。でも映像であれば全国津々浦々に届けられます。さらに自分の地元で踊っている映像であれば親近感も湧くでしょう。

 

普段フラメンコを見ない層、見ようと思っても舞台がない地域にも届けることで新しい人口、ファンを各県で一人でも多く増やせたらと思っています。さらに見た人がすぐ始められるよう、参加教室のリンクを県ごとに紹介します。

 

また日本にはまだまだ知らないびっくりするような名所がたくさんあります。フラメンコだけじゃなくて旅行記としても気軽に楽しめる映像を制作することで和の魅力を国内のみならず海外にも広く発信できたらと思います。

 

上映会は撮影が予定通り10月に終われば12月にYouTube公開前に試写会という形で行います。参加者、支援者、メディア関係の方を呼んで盛大にできたらと思っています。

 

とはいえまずは、クラウドファンディングの達成が必須です。80万円を目指しますが、さらにその先も見つめています。あたたかいご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。

 


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