【プロジェクト秘話①】クラウドファンディング実現までの道のり

こんにちは！J-Fun Youth に所属している津田塾大学学芸学部一年の澤田夏希です。

オンライン授業の日々で体が鈍ってしまっているので最近夕方、歩くようにしました。音楽を聴きながらの散歩はとても気持ちが良いです！！

さて本日は第一回目のプロジェクト秘話をお話ししていこうと思います！

リトルヤンゴンを盛り上げるクラファン、通称”ビルマのたべごとプロジェクト”。実はこの計画が持ち上がったのは7月頭。そこからプロジェクトが開始される10月中旬に至るまでには様々な経緯・試行錯誤がありました。今回はその中から特に印象的に感じた点をピックアップしてご紹介したいと思います。
ズバリ、実行者が最も困難であったと感じるのはやはり計画を具体化するまでのプロセスです。
当初はCOVID-19によって経営が困難になっている店舗への短期的な支援が目的とされたため、プロジェクトはかなり緊急性を要するものでした。しかし一方で、話し合いや試行錯誤を元に時間をかけてプロジェクトを具体化する必要性もありました。計画の段階にはこのジレンマが常に存在していたと思います。
 
このプロセスに時間を要したのには大きく３つ理由があります。
１つ目は、やはり単なる寄付だけでなく長期的な支援につながる策を考案する必要があったためです。短期的に寄付するだけではリトルヤンゴンの啓発にはならないため、どのようにしたら長期的にリトルヤンゴンを発信・啓発していけるのか時間をかけて話し合いました。
２つ目は店舗の方々と一緒に計画を練る必要があったためです。実行者自身が店舗の方々が何を必要としているのかを理解していない点も多く、店舗の方と定期的にコンタクトを図りつつ段階的に計画を一緒に考えていく必要がありました。
３つ目は最終的に案を大幅に削減する必要があったためです。店舗の方々との話し合いを元に案を慎重に検討させていただき、最終的に今回は３つの支援に今回はプロジェクトを絞ってクラウドファンディングを実施することになりました。
 
しかし、こうしたプロセスの中で常日頃感じていたことはやはりミャンマーの方々の心の温かさです。
約３ヶ月間に渡る準備期間の中、幾度と無くお店の方々に電話したり訪問させていただいたりしましたが、その都度お店の方々は我々を温かく迎えてくださり我々の案に真摯に向き合ってくださいました。また、最終的に今回は参加されなかった店舗の方々の中にも我々の活動に理解を示してくださった方々が数多くいらっしゃいました。
こうした温かいミャンマーの方々に支えられて、今回のクラウドファンディングが実現に至ったと感じています。

私はまだこのプロジェクトに関わり始めたばかりですが、先輩方と一緒に全力で取り組んでいきたいと思っています。

皆様からの温かいご支援・ご協力をお待ちしております。引き続きビルマたべごとプロジェクトを宜しくお願い致します！