スラム出身ケニア人留学生の大学院進学を応援！！！

▼ご挨拶

初めまして！NPO法人まちあす代表理事の福井と申します！

まちあす とは、仙台で社会福祉事業を営んでいる仲間たちと共に作ったNPO法人です。

　　まちの明日を考える。

　　まちとわたしたちを考える。

　　誰しもがより良く生きるため

　

　　そして次世代の子供たちの明日へのために

　　福祉からのまちづくり。

 

このような思いを持ち、少しずつではありますが、活動を充実させています。

 

また私自身も、株式会社未来企画として

高齢介護、障害者・児、保育園などの事業運営もしております。

 

　・小規模多機能ホーム福ちゃんの家

　・アンダンチ 医食住と学びの多世代交流複合施設

　・アスノバ　放課後等デイサービス

 

 

 

▼ケニア人留学生ドリスさんの夢の後押しをしたい！

今回のプロジェクトの主人公は、Dorice Awino （ドリス・アウィノ）さんです。

 

1993年3月生まれの彼女は、

ケニア最大のスラム/キベラスラムにあるマゴソスクールを卒業後

カアニライオンズハイスクールへ進学。

 

※マゴソスクール とは、ケニアの首都ナイロビの中心から5kmほど離れた

　アフリカ最大規模のスラム街、キベラスラム。

　2.5km四方の土地に100万人から200万人の人々が暮らしていると言われています。

　その中にマゴソスクールがあり、孤児、元ストリートチルドレン、虐待を受けた子どもたち、

　労働させられていた子どもたちなどがマゴソスクールにやってきています。

　またスラムの駆け込み寺として、子どもたちだけではなく、大人も、若者たちも、

　困った状況にある人たちがここで共に生きていく場所になっています。

 

　　ぜひ「マゴソスクールを支える会」のHPをご覧ください！

 

 

ドリスさんもマゴソスクール在学時は、他の身寄りがない子や家庭環境が良くない子供達と共に

共同生活をしていました。

学年を上がるに連れ、小さな子供達の面倒をよく見ながら、みんなで支えあい暮らしていました。

 

高校卒業後はマゴソスクールで幼稚園の先生補佐役としてアルバイトをして、

大学での勉強する機会を探していました。

 

 

2013年マゴソスクール卒業生の代表として他2名とともに来日し、

全国を回り自身の生い立ちやマゴソスクールについて語る活動もしていました。

 

 

その後、大学の先生たちの多大なご支援により、

2014年5月立正大学の日本語コースを受ける為来日し、

2015年9月まで日本語を学びました。

 

日本語学校に通いながら受験勉強をし、2016年4月聖学院大学人間福祉学部子供心理学科に合格！

 

養護学校、中高保健体育の教員免許を取得し、2020年3月卒業予定となりました。

 

 

その中で、インクルーシブ教育の研究をしたい！という思いが彼女の中で強くなり

大学院進学を考えております。

 

大学院に進み、日本や欧米の研究を進め、将来的には母国ケニアに戻り

子供達の教育環境の整備や制度にも関わっていくことも彼女の夢です。

 

アフリカ、ケニアでは、まだまだ子供たちの教育環境の整備も十分とは言えません。

さらに、障がい児や障がい者が暮らしやすい福祉の視点も決して良くはありません。

 

だからこそ、スラムで生き抜いてきた彼女だからこそ、できることがあるはずです！

彼女の夢を応援し、ケニアの未来のためにも

一人でも多くの子供達により良い教育の機会を作っていけたらと思います。

 

 

▼私たちが応援する理由

私自身は、2006年大学3年時に、ケニアに約半年のインターンシップ留学の機会を得ました。

その時の経験は僕にとっては非常に大きく、自問自答を繰り返しながら生活していたことが、

自分の中の「軸」を作ってくれたと思っています。

 

そのケニアでの暮らしの中で、現地で暮らしている早川千晶さんと出会い、キベラスラムに入り、

その中のマゴソスクールを訪れ、何かでっかいものを受け取りました。

 

 

ケニア最大のスラムであるキベラスラムにある、マゴソスクール。

その時の貴重な体験が、今の自分の糧になっているのは間違いありません。

スラムでは普通に生きるだけでも大変な厳しい環境を目の当たりにしました。

 

 

スラムの中にある学校では、生徒たちの話を聞き、

両親とも亡くしている子や虐待された子も少なくなく、

壮絶な人生にショックを受けました。

 

それでも笑顔で生きる子供たちの強さに触れ、大変感動したことを鮮明に覚えています。

 

 

生きるとは？

幸せとは豊かさとは何か？

 

深く考えさせられる経験が今も、私の福祉事業にも確かに繋がっています。

 

 

それから大学卒業後も、地元仙台でマゴソスクールの創設から携わっている

NPO法人アマニ・ヤ・アフリカに2009年11月からメンバーとして参画しています。

マゴソスクールを卒業した子供達への奨学金支援も全国の支援者の仲間とともに実施したり、

職業訓練の場を作るなど活動をしておりました。

 

 

少しでも自分を成長させてくれたケニアに何か恩返しが出来ないかとも常々考えています。

一つ一つの出会いが糧であり、ご縁が人生を豊かなものにしてくれます。

 

そこでドリスさんたちをよく知っていくようになりました。

卒業生３名が来日した際もそうですが、同様に私自身も久しぶりにケニアを訪れた際も

交流を重ねてきました。

 

 

 

そして、2019年10月には理事を務めているNPO法人アマニ・ヤ・アフリカの創立20年イベントを

私の運営している「アンダンチ 医食住と学びの多世代交流複合施設」で開催出来ました！

アマニ・ヤ・アフリカ創設者でもある今は亡き、前理事長に思いを馳せながら、

ドリスさんも埼玉から駆けつけてくれ、トークあり、歌あり、太鼓あり、ダンスありの

楽しいイベントになりました！

 

 

翌日は、ドリスさんに、全事業所を見学してもらい、

さらに、午後は利用者さんやスタッフ、園児向けにプチ講演会！

夜は、早川さんとドリスさんを迎え、まちあす塾を開催して、アフリカの教育や福祉に触れました。

 

2日間という時間でしたが、何よりも高校生くらいからずっと知っているドリスさんの成長を

感じ取れて嬉しかったです。

 

そして、日本に来てから5年、一度もケニアには帰国すること無く、

真摯に学んでいる姿勢に彼女の人間性が現れています。

 

 

その中で、大学院進学の夢を本人から聞きました！

 

やはり未来には教育が不可欠。

自分のそばにいる頑張ってる友人はぜひとも応援したい。

 

私の中では、自分が大好きなケニアと事業としても取り組んでいる福祉が

関係ないように感じていましたが、今回ドリスさんによって、強くつながりました。

 

教育、福祉分野での学ぶドリスの大学院進学は全力で応援する！　

それでクラウドファンディングに挑戦することを決めました！

 

▼資金の使い道

 

１．大学院入学金　　　　　　　300,000円

２．１学期目の学費と設備費　　420,000円

３．在籍料（学期毎）　　　　　  30,000円

４．引っ越し費用（敷金等含む）500,000円

５．家賃（6か月分） 　　　　　 420,000円

６．生活費　                                    200,000円

 7.   リターン費用　　　 　　　　300,000円

 8.   手数料　　　　　　 　　　   330,000円

　合　計　　　　　　　　　　2,500,000円

 

 

▼実施スケジュール

2019.12/23        大学院願書提出期限 

2020.1/11          面接 

2020.2月上旬　結果発表 

※ドリスさんはすべての教育実習が終わり、卒業も確定したそうです。

2020.4月　        大学院入学予定

 

 

▼スラムで生きるこどもたちの大きな希望

彼女のように夢を諦めずにチャレンジする姿は、

スラムで生きるこどもたちの大きな希望になります。

励みとなり、目標になります！！

 

それがもたらす効果は計り知れません。

 

スラムで生き抜いてきた彼女だからこそ、できることがあるはずです！

ぜひ応援のほど、よろしくお願いします！！

 

 

 

 

 

 

 

 

プロジェクト終了要項

寄贈するもの    
奨学金

寄贈個数    
187万円

寄贈完了予定日    
2020年6月30日

寄贈先    
ドリス・アウィノ(留学生)

その他    
大学院に進学できなかった場合、返金します