プロジェクト概要

世界トップクラスの情報技術を持った若者が競い合う祭典

各国の未来の担い手たちに日本の魅力を伝えたい!

 

はじめまして、NPO法人情報オリンピック日本委員会 理事長の筧捷彦です。

 

皆さま、「情報オリンピック」という言葉を聞いたことがありますか?もしかしたら「数学オリンピック」という言葉は聞いたことがあるかも知れません。高校生以下で世界トップクラスの情報技術を持つ若者たちが一同に会し、その技術を競う大会が「国際情報オリンピック(IOI)」です。

 

1989年にスタートし、今年で30回目、初めて日本で「第30回国際情報オリンピック日本大会(略称 IOI 2018 JAPAN)」が開催されます。技術を競い合う競技はもちろん、優れた技術を持った生徒・学生たちがネットワークを築くという大きな意味を持った大会です。

 

IOI 2018 JAPANは、世界約85の国と地域から、選手や関係者約860名が集まる一大イベントです。過去開催したほとんどの国は、国が主催者となって開催していますが、日本は主催者が独立した組織(IOI 2018 JAPAN 組織委員会/NPO法人情報オリンピック日本委員会)のため、補助金や共催してくださる皆さまから支援を集め開催する必要があります。日々奔走し、その多くを集めることができましたが、エクスカーションという出場する選手たちをおもてなしする資金が不足しています。

 

せっかく日本に来ていただけるのだから、日本の魅力をたくさん伝えたい!そして、日本大会で生まれたネットワークで、世界の最先端を牽引してほしいと思っています。どうぞ皆さん応援よろしくお願いいたします。

 

IOI 2018 JAPAN 日本代表選手
左から「北九州工業高等専門学校3年 井上航君」「N高等学校3年 清水郁実君」
「筑波大学附属駒場高等学校2年 行方光一君」「灘高等学校3年 細川寛晃君」

 

 

国際情報オリンピックとは?何のために実施されるのか?

 

1989年から始まった国際情報オリンピック。昨年は83ヵ国から合計308名の選手が参加。世界トップクラスの精鋭が名誉をかけてプログラミング技術を競い合います。競技は個人戦で、1日5時間で3問または4問を解く。これを計2日間行います。

 

ただ、この大会は技術を競い合い一喜一憂するだけが目的ではありません。日本中、世界中から集まった同分野に興味のある生徒・学生たちが、国や言葉を越えてネットワークを形成するというとても重要な役割があります。競技後のディスカッションや情報交換、はたまたボードゲームで一緒に遊んで国際交流が繰り広げられます。そして、大会での繋がりは、この場だけでなく、お互いの国に帰ったあとも続いてゆくのです。

 

もうひとつポイントを挙げると、開催国のことを知る(生徒・学生の価値観や世界観を広げる)というものもあるでしょう。昨年のイラン大会では、現地の歴史的建造物や植物園などを訪れました。そして、今年は、日本の寺社仏閣や日光江戸村で歴史や文化を感じたり、JAXAやエキスポセンターで日本の最新技術に触れてもらいたいと思っています。

 

▶競技

与えられた問題を解くためにアルゴリズムを考え、それに基づいてプログラム(※)を書く。コンピューター上で実行させ、出力した結果の正しさを競います。使用メモリ量や実行時間に厳しい制限があり、思いつくままに書いたプログラムでは時間内に解が出ないことも多い。良いアルゴリズムを設計する高い数理的能力がプログラミング技能以上に求められます。

※プログラムを書かない問題が出題され、アルゴリズムの効率の良し悪しにより相対的に評価される問題が出題されることもあります。

 

競技後は解法などをみんなで考える

 

 

過去出場者に聞く国際情報オリンピックの魅力

 

▶今城 健太郎◀

 私は、大学院修了後、ソフトウェアエンジニアとして就職し、仕事でプログラミングを続けています。情報技術の世界はめまぐるしく変化しており、日々新しい技術を学び続ける必要があります。新しい技術を深く素早く学ぶ上で、アルゴリズムを考える力がとても重要なのですが、プログラミングコンテストは実践的にアルゴリズムを考える力を身につける近道だと思っています。

 また、国際情報オリンピックに一緒に参加したメンバーは異なる道に進みましたが、研究者やエンジニアなど培った力を生かして活躍してますし、今でも一緒に遊びに行ったり、世界的なプログラミングコンテストに参加して賞を獲得したりしています。良きライバル・仲間を見つけ、世界で活躍できるエンジニア・研究者になる一歩になると思います。

 

▶秋葉 拓哉◀

 情報オリンピックへの参加は、私の人生の大きな転機でした。それまでやってきた自己流のプログラミングでは、解けない問題がたくさんあることを知った一方で、コンピューター科学という学問の存在とその楽しさ、奥深さを体験することができたからです。

 私はその後、コンピュータ科学を大学と大学院で専攻し、現在は人工知能関連の研究開発の仕事をしています。また、国際情報オリンピックで出会った仲間たちとは、今でも交遊関係が続いています。
 

 

競技だけが国際情報オリンピックの開催意義ではありません

 

国際情報オリンピックは9月1日~8日まで行われ、「2日間の競技」と「開会式・閉会式などの催し」そして「エクスカーション(日本の技術の粋を見学したり、テーマパークで一緒に遊ぶなどの交流を図る時間)」で構成されています。

 

 

 

前出の通り競技開催にかかる費用は、補助金などの助成が得られるのですが、交流にかかる費用については、なんとか工面する必要があります。工面できる金額で質素に行うこともできますが、前出の通り、「選手である生徒・学生同士の交流」「日本の魅力を知ってもらう」ことも、本大会の大きな目的の一つです。

 

今回予定しているエクスカーションは、以下のとおりです。

①つくばEXPOセンター/筑波宇宙センター等

最先端の研究開発に取り組んでいる科学技術集積地で、我が国最大の研究開発拠点の見学や宇宙航空分野の基礎研究や開発・利用について学んでもらいます。

 

②大洗水族館/国営ひたち海浜公園/大洗磯前神社/ワープステーション江戸

開催地の茨城県は、海、山などの自然環境に恵まれ、古代から人々が暮らし続ける歴史ある所です。豊かな自然を享受し、神社仏閣、伝統や歴史を学んでもらいたいと考えています。

 

▶さらに交流を活性化させるために

複数回設けたフリータイムはもちろん、交流スペースやゲームスペースを設けるなど工夫を凝らして、各国の生徒・学生同士の交流のきっかけを作る予定です。また、宿舎を一棟借りにしたので、宿舎内でも交流できるようにしました。これからの未来を担っていく彼ら・彼女らが積極的にコミュニケーションを取り、強固なネットワークが形成されていくことを目指しています。

 

今年のエクスカーションではJAXAに訪れる予定です

 

 

未来を担う若者に日本を知ってほしい!

そして、多くの方に優秀で頑張っている日本の若者がいることを知ってほしい!

 

今回、日本で初開催される国際情報オリンピックを通じて、競技で全力を尽くし成長してほしいという思いがあります。また、海外から来られる方々には「日本の長い歴史に基づく文化」と「最先端の研究や世界に発信している趣向(サブカルなど)」に触れ興味を持ってもらいたいと思っています。ボーダレスになり続けている今、海外の才能を持った選手たちに、日本に興味を持ってもらうことはとても大きな意味を持つでしょう。

 

また、日本の生徒・学生が海外の選手たちとコミュニケーションを図ることで、世界を広げるということはもちろん、改めて自分たちが住む日本という場所を見直してくれると嬉しいと考えています。

 

今回クラウドファンディングをお願いした理由は、ご支援金を集める必要があることはもちろん、それ以上に「国際情報オリンピック」というものをもっと多くの方に知ってほしいという強い想いがあります。これから世界が前に進むために重要な情報技術という分野で祭典が行われていること、そして何より日本の若者たちがそこで活躍していることを知ってほしいのです。

 

どうか皆さま、応援・ご支援・情報拡散、可能な方法で結構ですので、ご協力お願いいたします。

 

 

◇◆◇ご支援金の使用用途◇◆◇

皆さまから頂いたご支援金150万円は以下用途の一部に充てさせていただきます。
<内訳>
エクスカーションの移動時のバス代:2,500,000円
代表選手への大会参加記念グッズ準備費:1,500,000円
合計4,000,000円

 


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