オルガンが見事に復活しました!!
こんにちは、博物館明治村です。
明治時代に製造され、
しばらく音が出なかったオルガンが、
半年の修理を経て令和の新時代に無事蘇りました!
皆さまの温かいご支援に感謝申し上げます。
長野の工房で修理を終え、
9月25日(水)に博物館明治村・聖ヨハネ教会堂に戻ってきてから、
調律を行い復活コンサートに向けた準備を行いました。
そして迎えた9月28日(土)の11時より、
復活コンサートを開催させていただきました!!
2日間で4回開催したコンサートには、
ご支援者とお連れの方合わせて200名を超える方にご参加いただき、
オルガニストの中村証二氏により、
ヘンデルの「オンブラ・マイ・フ(木陰よ)」をはじめ6曲が演奏されました♪
途中、明治偉人隊の樋口一葉先生と参加者の皆様が
オルガンの演奏に合わせて大中寅二の「やしの実」歌うなど
非常に楽しいひと時でした。
皆さまからご支援頂いた資金3,884,000円は、
オルガンの修理費に302万円、修理工房への輸送費に26万円、
コンサート開催費に15万円、オルガン資料調査費に20万円、その他諸経費で25万円
使用させていただきました。
今回皆様の温かいご支援によって復活しましたこのオルガンは、
今後子ども達の合唱の伴奏として使用したり、
コンサートを企画するなど多くの皆様に音色を聞いていただける場を提供していきたいと考えています。
11月30日(土)には「阿川(佐和子)村長と楽しむ風琴(オルガン)の調べ」を開催致します。(事前応募制)
詳しくは、明治村HPをご覧下さい。
博物館明治村には、
明治時代の貴重な資料が多く保管されており、
中には今回のオルガンのように壊れてしまっているものもございますので、
これからも後世にこれら貴重な資料を遺していけるよう務めてまいります。
引き続き皆様のご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。
このたびは「明治時代のオルガンの音色を新しい時代に蘇らせたい!」プロジェクトを応援いただき誠にありがとうございました!
※「【復活したオルガンの音色と明治村の特別ガイドをお楽しみください!】
明治村特別ガイド+オルガンイベントへのご招待」でご支援いただいた方には、
改めて特別ガイドのご案内をさせていただきます。
令和元年10月
博物館明治村