プロジェクト概要

 

震災から1年半。
いまこの瞬間も仮設住宅の一室で、

泣いたり笑ったりして暮らしている人たちがいます。

 

そんな東北の小さな「声」を、たくさんの人に知ってもらいたい。

 

はじめまして。「メッセージ3.11」の小野寺理一郎と申します。私たちは、関東在住を中心とした数人の有志が集まった非営利団体です。震災以降、メンバーたちはみな本業をもちながら、炊き出し、瓦礫の撤去、泥出し、津波で破損した写真をCGで復元する作業など、それぞれが各地で、さまざまなボランティア活動をしてきました。


そんななか、私たちは、被災した方々の小さな「声」を届けたいという気持ちから、「メッセージ3.11」という展覧会の開催を企画しました。このプロジェクトは、11月に予定されている「メッセージ3.11」の神戸での展覧会を開催する資金を集めるものです。

 

いま、被災地東北に暮らす人々は、
被災地のことを忘れられることに不安を抱いています。
そんな東北に暮らす人たちの「声」を届ける、お手伝いをしていただけないでしょうか。

 

(メッセージ3.11のメンバーの写真です)

 

「忘れ去られることが一番怖い」


震災以降、私たちはボランティアを通して、避難所でさまざまな方に出会いました。
そして、避難所で知り合った方々のほとんどが、やがて仮設住宅に移り住みました。

その後、「みなさん元気かなぁ」と親しくなった方々の住む仮設住宅を訪ねて歩いていたときのことです。こたつを囲みながら、あるいは海辺の焚き火を囲みながら、たくさんの会話を重ねるうちに、私たちは、

「被災地のこれらの声が、遠くに住む人たちにはほとんど届いていない」

そう強く思いました。

 

日々のニュースや番組も減り、人々の関心が薄れていくなかで、それでも東北の人たちは目の前の現実と闘い続けている。そして彼らは一様に言います。

「忘れ去られることが一番怖い」と。

誰かに話を聞いて欲しい、みんなに伝えて欲しい――まだ問題が山積する日常を過ごしながら、被災地の人々は、東北の現状を、大勢の人に知って欲しいと願っています。


私たちは、この仮設住宅の片隅の一人ひとりの「声」にこそ真実があり、その小さな「声」から見えてくることもあるのではないか、と思いました。もし、彼らの心の「声」をたくさんの人に伝えることができれば、日々関心が薄れていく人々に気づきを与える大きな力となるのではないか。


  そうであるならば、それらの「声」を私たちが伝えよう。
「声」を紹介することで、東北の希望の光となる場をつくろう――そう決めました。

 

 

東北に暮らす人たちの「声」を紹介して、希望の光をつくりたい。
その「声」を見聞きした人の気づきが、被災地を救う力になるはずです。

 

東北の小さな「声」のメッセージに触れた人が、その「声」に何かを感じ、気づき、驚き、涙して、東北のものを買ったり、もう一度募金をしたり、東北に行こうと決心したりする。行けない事情の人も自分の想いを確かめる。そうした気づきのきっかけになりたい。薄れゆく東北への関心が目覚めて、本当は応援したいけどできていない人や、支援していたけどやめてしまった人たちの、心のスイッチを押したい。

 

多くの人が、自分にとって何ができるのかを考えるきっかけとなれば、いわゆる「風化」という言葉とも闘えるかもしれない。こんな想いを心に、仮設住宅の片隅で、メッセージ3.11の活動が始まりました。

 

 

まずは東京で、東北の人たちの「声」を届ける展覧会を開催しました。

 

では、その「声」はどうすればたくさんの人に伝えられるのか。さまざまに思案した結果、お預かりする「声」を展覧会という場で発表しようと考えました。どうせなら世界中から人が集まる東京タワーでやりたい。そんな思いと、一枚の企画書を手に、東京タワーの方々に直談判しました。
そして多くの人に助けていただき、2012年3月に東京タワーで、第1回の「メッセージ3.11」展覧会を開催することができました。続く6月には、銀座の東日本復興応援プラザでも開催しました。

この2回の展覧会では、東北に暮らす人たちの声を、文字・写真のパネル展示を中心にご紹介、またメンバーの一人のプロカメラマン平林克己氏が撮った被災地の写真展「陽」も 同時開催し、被災地の景色を体感していただけるようにしました。 

 

さらに展覧会では、東北の人たちの「声」を取材・編集した動画を上映するという形でも「声」をご紹介しました。その映像のダイジェスト版をご覧ください。次のURLをクリックするとリンク先につながります。

http://youtu.be/eTq6vOf7UMk

この他にも、会場で上映した東北の人たちの「声」の本編を、YouTubeの「メッセージ3.11」(東北メッセンジャーズ)のチャンネルにUPしていますので、お時間があればぜひ覗いてみてください。

 

 

震災のこと、そして被災地の現状を、風化させないために。

 

2回の展覧会で、有難いことに6000名を超える方々に足を運んでいただきました。展示をご覧になった人のなかには「ようやく本気で東北に行こうと思った。来月すぐに行くことに決めました」と、実際に行動に移された方もありました。

そのなかでも私たちの印象に残ったのは、赤ちゃんを連れたお母さんです。
 

「震災が起きてから、私は何もしていない。出産と子育てに追われ、何もできなかった。ずっと後ろめたい気持ちでいます」
 

そう言ってお母さんは、東北の声の展示や映像を、長い時間をかけてじっくりとご覧になっていました。

 

 

家庭や仕事、距離の問題、さまざまな事情で、東北に行きたくても行けない人がたくさんいます。いいのです、お母さん。あなたが東北の人を思う気持ちは、十分伝わってきました。あなたがこうして東北の人の声に触れる場をつくることができて、本当に良かったと思っています。
そして、あなたのその赤ちゃんに注ぐ愛情が、いずれ巡り巡って東北の力になる。あなたが愛情を注いで育てた赤ちゃんが、10年後20年後に東北の力になるかもしれない。お母さんが持ち続ける静かなる強い想いが、時間の経過による「風化」に勝つ最大の武器なのだ――そう確信した瞬間でした。

 

(実際に被災された方をお招きし、展覧会でお話ししていただきました)

 

いただいた多くの反響に応えるため、

次は、「神戸」での展覧会を企画しています。


2回の展覧会を通して、全国から「私の住む町でも開催して欲しい」という声をいただきました。そこで次回は11月に、被災地である東北、そしてこれまでの開催地・東京からさらに遠く、「神戸」での展覧会の開催にチャレンジしたいと思いました。やはり大震災を経験した神戸という街で開催することに、大きな意味があると私たちは考えています。


この神戸での展覧会が無事に開催できれば、この先も会を重ねることにつながります。東北に、「声を聞いて欲しい」、「現状を知らせて欲しい」という人がいる限り、どこまで継続していくことができるかにかかっています。勢いで始めた活動も、展覧会開催を望む方々が増えるにつれ、その責務の重さを感じはじめています。

ただ、ここまでは「何とかして伝えたい」という想いと勢いだけで、有志の仲間でカンパを出し合いながら進めてきました。これから先の継続、しかも「神戸」で開催するには、費用面で限界がある、というのが現状です。

 

そこで、皆さんにご支援をお願いしたいのです。東北の被災地の「声」を届け、被災の現実を風化させないために――神戸で展覧会を開くお手伝いをしていただけないでしょうか。

 

みなさまからお預かりする支金は、展示パネル制作、告知用のポスターとチラシ印刷費、交通運搬費、宿泊費、会場設備・機材費、展覧会でお話しいただく被災された方を会場にお招きする交通および宿泊費、郵送通信などの事務費など、実費の支払いが生じる部分に充てさせていただきます。


みなさまからのご協力を胸に、

いま東北に暮らす人たちの「声」を預かりに行こうと思います。

温かいご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。

 

(展覧会に来て下さった方からのメッセージを、被災地の方へ届ける活動もしています)

 

*展覧会の詳細

 

日時:2012年11月17日から25日まで
場所:神戸・三宮 センタープラザ2F マゼラン時計前広場

 

*引換券について

 

・オリジナルポストカード 5枚セット・・・被災地に昇る朝陽の写真のポストカードです。メッセージ3.11メンバーの一人、プロカメラマン平林克己氏がボランティアの合間に撮影しました。オリジナルの写真は会場にも展示します。(下図はイメージ図です。)

 

・東北からのメッセージ入り オリジナルクリアファイル・・・東北のみなさんからのメッセージがちりばめられた、クリアファイルです。みなさまの手元に置いていただき、東北からのメッセージをふと思い出し、少しでも東北を想う気持ちを忘れないことにつながればと思います。(下図はイメージ図です。白い紙は含まれておりません。)

 

・東北の仮設住宅に住む方からの<あなた宛て>の直筆サンクスメッセージカード・・・あなたに宛てた直筆のお礼状です。会場に展示する<声>を寄せていただいた方のうち、お一人からのメッセージとなります。このカードを受け取った方に、東北をより身近に感じていただければと思います。

 

・サイン入り 平林克己写真集「陽」・・・被災地に昇る朝陽の写真を集めた写真集です。メッセージ3.11メンバーの一人、プロカメラマン平林克己氏がボランティアの合間に撮影しました。オリジナルの写真は会場にも展示します。(A4判/表紙ソフトカバー/下図はイメージ図です。)

 

・宮城県石巻市の漁師さんの「とれたて殻つき生帆立の箱詰めセット」・・・15枚以上のセットを産地直送します。被災から立ちあがった石巻の漁師さんが丹精込めて育て収穫した、新鮮な帆立をお送りいたします。東北の海の幸に触れるきっかけとなれば嬉しく思います。

 

・岩手県山田町の漁師さんがセレクトした「岩手特産品詰め合わせセット」・・・漁師さんおすすめの海産物を中心としたセットです。東北の海の幸に触れてください。するめチップ+いわしチップ+山田せんべい+岩手復活暦2013年のカレン ダーの詰め合わせ。<するめチップ>はスルメイカを薄く延ばして、ポテトチップス大の一口サイズにした珍味の水産加工品です。<いわしチップ>はいわしの珍味の 水産加工品です。山田町の特産<山田せんべい>と<カレンダー>と合わせて、詰め合わせにしてお送りいたします。

 


*Facebookページをご覧ください


活動の詳細はFacebookページでもご覧いただけます。
現在も、継続的に東北のいまの「声」をご紹介していますので、よろしければ「いいね!」をお願いいたします。

メッセージ3.11Facebookページ

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