メッセージリレー第7回目は、みらいのこども舎の立ち上げメンバーの1人であり、むかいしまseedsのメンバーでもある高野哲成です。

 

みらいのこども舎では、事務作業や細々とした調整、力仕事をお任せしています。意見交換の際には、独特な視点にハッと気がつかされることも多く、とても助かっています。

 

哲成さんが想う、未来とは。

 

ご一読ください。
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はじめまして。みらいのこども舎メンバーの一人、高野哲成と申します。

今日はこの場をお借りして、この取り組みに関わって行こうと決めた理由を振り返ってみたいと思います。

長文になりますが、お付き合い頂けると幸いです。

 


世の中が変わるのは、経済→社会→教育の順番??
私が「むかいしまseeds」のメンバーになったこと、そして「みらいのこども舎」の立ち上げに関わることを決めた一番のキッカケは、自分自身が子育ての当事者になったことでした。



元々、日々の報道で知る、子育てや教育に関すること、例えば、児童虐待の問題や学校でのいじめの問題について「どうにかしたい」という思いはずっと心のどこかにあって、また、明治時代からほとんど変わっていないという日本の教育や学校のあり方に対する疑問もずっと持ち続けていたのですが、高校を卒業し、大学生になり、社会人になり、、、月日が経つにつれて、徐々に「教育」は遠い世界の話になってしまいました。

現代には未解決の問題が山積していて、しかも、問題同士が複雑に影響を与え合っており、一つの原因と対策を考えるのも非常に難しいのですが、光の当たった大きな問題の陰に本当の構造的な問題が潜んでいるという感覚を持っています。

世の中が変わるのは、経済→社会→教育の順番で変わるという言葉も聞いたことがあります。

つまり、子育てや教育について考える時には「経済」にも目を向けないといけないのかもしれません。また、「社会」そのものの構造についても考えないといけないのかもしれません。

 

今、自分たちができることは何か
今、日本の経済は本当の実力(稼ぐ力)を遥かに超える勢いで、円を刷って、日本株や日本国債を買いましていることで辛うじて回っているそうです。(*1)

こんな状況では、今後、これまで以上に、子育て、教育、福祉、社会保障、インフラの維持などにお金が回らなくなり、更に様々な問題が出てくることが予想されます。
 



この為に、今自分たちに出来ることは何なのか?

考えると3つのシンプルな解決策が見えて来ました。

1、国の収入を増やす(国際的に競争力のある企業、産業を興すこと)
2、経済的自立(食料やエネルギーなど海外への依存を減らす。日本の国土を活かす=自然との共存)
3、これらを担い、未来を創造できる人を増やす、子ども達を育てる



言うが易しですが、これなら誰にでも日々の生活や仕事の中で未来の為に何か出来ることがありそうです。



そんな中で、私は尾道のまちの先輩達(村上博郁さん、田中トシノリさん)が「学校を作ろう」と呼びかけ、開催されたある会に参加しました。

その会では、自分よりも年上の子どものいらっしゃる方々がどんなことを考えられているのか?どんな悩みがあるのか?を知ることが出来ると同時に、教育は「受けるもの」「与えられるもの」という印象があったのですが、「どんな教育が必要なのか」「自分たちに何か出来ることはないのか?」と前向きに考え、アクションを起こすことが出来ると感じました。

子ども達に「目標を持て」「夢を持て」と言う前に、大人たちがそれを実践すること。そして、一人では出来ないことも、共感してくれる人、応援してくれる人、実際に動ける人が増えていけば現実味を帯びて来ます。

幸いなことに、世の中には様々な分野に沢山の偉人や先駆者がいます、世界の様々な事例や歴史を学び、未来をイメージしていくと良さそうです。

Think global, Act local
Learn past, Imagine future


みらいのこども舎に関わることは、今の自分にとって、大きな挑戦であり、未来のために自分に出来る第一歩でもあります。

もっと、色々なことを学んでいきたいと思いますし、自分が誰かに伝えられることがあれば、是非お伝えしていきたいと思っています。

それぞれの立場で挑戦している人たちも沢山いらっしゃいます。そういう方々の挑戦についても、自分に何かお手伝い出来ることがあれば、是非お手伝いさせて頂きたいと思います。

今後ともどうぞ、みらいのこども舎をよろしくお願い致します。

(以下は、今回の記事を書くに当たって参照にした情報です。)

・自殺する子どもの増加
(2017年度 児童・生徒の自殺者数が250人と1986年以降で最多となった。)
出典:BBC NEWS JAPAN 2018年11月6日「日本の児童・生徒の自殺、過去30年で最多に」
https://www.bbc.com/japanese/46106033

・(*1)日本の経済状況について
出典:週刊現代 もし私が10歳の日本人なら…世界的投資家の「驚愕の問いと答え」2017年12月13日

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/53747?fbclid=IwAR1pB9h1W_kgjicVQaAFq17HKmOJdJdkoh6p2nsmThmtdTCHv0J4nD8b8-k

・貿易収支の悪化
(2011年以降実質貿易赤字が続いている。*1 2016年、2017年は黒字だったが、原油価格の下落の影響が大きい。*2)
出典:*1 一般社団法人日本貿易会「2019年度 わが国貿易収支、経常収支の見通し」

http://www.jftc.or.jp/research/statistics/mitoshi_pdfs/2019_press_reference.pdf
*2 楽天証券 東京石油ロングチャート
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/commodity/lineup/crude_oil/pdf/oil_tokyo.pdf

・日本企業の国際競争力の低下
(2019年1月末時点の世界の企業時価総額ランクキングでは、日本トップはトヨタ自動車の42位)
出典:180.co.jp 世界時価総額ランキング

https://www.180.co.jp/world_etf_adr/adr/ranking.htm

・将来性の高い新たな企業が誕生していない。
(「今世界中でGAFAの予備軍と目されるユニコーン企業(評価額10億ドル以上の非上場、設立10年以内のベンチャー企業)が注目を集めています。現時点でユニコーンがどこにいるかといえばアメリカがおよそ150社、中国が70社、インドが17社、EUが31社あるのに対して、日本はゼロだといわれています。」)
出典:プレジデントオンライン 出口治明「日本に必要な"変態"の作り方」2019年2月14日 12時15分

http://news.livedoor.com/article/detail/16019564/?fbclid=IwAR1dAkdkQ6MlufZ2vD1dfkaxWauWOX5Ji3wD0dTj2hE0LM4G97jlbd7scQQ
・食料自給率が低い
(2017年度 日本の食料自給率(カロリーベース)38%)
出典:農林水産省「食料需給表」

http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/zikyu_ritu/011.html

・エネルギー自給率が低い
(2016年度 日本は世界第4位のエネルギー消費国でありながら、エネルギー自給率はたった8%)
出典:関西電力 日本のエネルギー事情

https://www.kepco.co.jp/energy_supply/energy/nowenergy/japan_energy.html

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