地産地消の天然甘味料で、働きたい障がいのある人の就労機会を
支援総額
目標金額 1,000,000円
- 支援者
- 13人
- 募集終了日
- 2020年2月28日
生活に困窮しているひとり親家庭の子どもたちに毎日お弁当を届けたい!
#まちづくり
- 総計
- 10人
「なまけものの通りみち」となる生物回廊農園を共に作り育てましょう!
#国際協力
- 総計
- 56人
夜の世界で孤立・困窮している女性たちに、必要な支援を届けたい
#医療・福祉
- 総計
- 196人
障害や病気と闘う子ども達へ長屋さんの絵本で笑って生きる術を伝えたい
#子ども・教育
- 現在
- 2,300,000円
- 支援者
- 151人
- 残り
- 26日
戦後復興の生き証人、九五式軽戦車改造ブルドーザーを次世代へ!
#子ども・教育
- 現在
- 17,440,000円
- 支援者
- 738人
- 残り
- 2時間
のん・ぼっち継続サポーター募集中!地域猫の保護活動にご支援を
#地域文化
- 総計
- 11人
「防衛技術博物館を創る会」のマンスリーサポーターを募集します!
#地域文化
- 総計
- 289人
プロジェクト本文
まずはこの動画をご覧ください!
はじめまして。宮城県仙台市で株式会社MITUという農業法人を営んでおります、佐藤好宣と申します。
以前はリハビリの仕事をしていましたが、その中で「働きたくても仕事が見つからない」という悩みを抱えた障がいのある方を、農業を通して支援したいと思い、東日本大震災をきっかけに農業を志すようになりました。
東日本大震災では、住んでいた地域は津波により被災し、壊滅状態になりました。落ち込んでばかりもいられないと、生活を一から築いていこうとしたときに「人生一度きり。自分のやりたいことをやろう!」と強く思い、新規就農しました。
現在は障がいのある方と農作業をしながら、地元でマルシェや農業イベントを行っています。
前回2017年にはソーシャルファームの土台を作るために、クラウドファンディングに挑戦しました。皆様からご支援いただいた費用で、障がいのある方が休憩したり雨の日に作業ができるハウスや簡易トイレを設置することができました。ありがとうございました。
前回のクラウドファンディング挑戦後、仙台市内の福祉施設さんと連携し、農園で障がいのある方たちの受け入れができるようになり、定期的に作業に来ていただいています。また、環境が整ったことで他の福祉施設さんからも「作業をしたい!」と連絡をいただけるようになり、少しずつ受入人数を増やしています。
今回、新たに皆様からご支援いただいたご支援で、スイートソルガムシロップの開発を行い、さらに障がいのある方や引きこもりの方の仕事を創出してソーシャルファーム活動を広げたいと考えています!スイートソルガムシロップの開発には100万円(手数料含む)が必要です。どうか皆様の応援・ご支援をお願いいたします。
私は学生時代に交通事故に遭い、これまで手先の痺れや頭痛、吐き気、めまい等の体調不良に悩まされました。診断から治療までに時間がかかった数年間は、社会から孤立ぎみになることもありました。そんな症状で悩まされている時、心身にとてもいい影響を与えてくれたのが「農業」です。
私は元々、実家が兼業農家ということもあって、幼少期から学校が休みの日には農業の手伝いをしていたので、外で作業をすることや野菜を育てること自体が心身にとてもいい影響を与えてくれました。
社会人になった頃、自分一人でやり始めたいと思い、10aほど畑を自由に使わせてもらい、自力で栽培を始めました。リハビリの仕事で障害のある方やそのご家族の悩みや現実を知っていく中で、自分自身の交通事故や農業で経験したことが頭の中で重なりはじめ、農業を通して、障がい等で悩みを抱えている人たちの支援をしていきたいと思うようになりました。
そして、東日本大震災をきっかけに新規就農し、地域の福祉施設と連携して障がいのある方たちと農業を一緒に始めました。
農業を始めてからは、たびたび障がいのある方や引きこもり経験のある方、いろんな福祉施設さんと出会うことが増え、交流する機会が増えました。その中で、個人の方、施設さんそれぞれからこんな悩みを聴きました。
引きこもりの方からは「働きたくても自分のペースで働ける場所が少ないし、障害者手帳を持っていないから相談できるところもあまりない」という悩みを聴きました。
施設さんからは「障がいのある方の仕事をこれから増やしていきたいんだけど、できる仕事が少なくどうすればいいか悩んでいる」という話を聞くようになりました。
彼らの悩みや施設の課題を聴いたときに、まずは私たちで仕事を創る!と決めました。私たちが仕事を創ることさえできれば、彼らは働くことができるようになると思ったからです。
ただ仕事を創る上で1つだけ課題がありました。
それは、仙台沿岸の農地に関わる課題です。東日本大震災のあと、仙台沿岸の農地は復旧工事やほ場整備という工事が何度か行われ、大規模な土の入れ替えや盛土が行われました。
この工事が行われたことで栄養分のない土が入り、また重機によって踏み固められたことで、作物が育ちにくい畑になりました。作物が育ちにくい状態の畑は、専門家から「5〜10年間は土作りに時間がかかる」と言われました。工事のあと、毎年土壌改良剤や堆肥を散布し、試行錯誤を繰り返しながら野菜を育てていますが、未だ野菜が育ちにくい状況が続いています。
このままでは障がいのある人や引きこもりの人の仕事を創ることはできない、と悩み続けました。しかし、あるときに「スイートソルガム」という作物があまり栄養のない畑でも育ち、シロップに加工することができるということを知りました。
そこで、スイートソルガムを育てることで障がいのある方や引きこもりの方の仕事を創ろう!と考えました。
スイートソルガムはタカキビの仲間で、茎を絞って煮詰めるとシロップにすることができます。
このスイートソルガムを昨年試験的に育てて、障がいのある方と一緒に作業をしたところ作業もしやすく、取り組みやすい作物であることがわかりました。
また、茎を絞ってシロップにするために県内の加工施設のある福祉施設に試作品の加工を依頼したところ、「彼らの仕事が増えるのでとてもありがたい」と快く受け入れていただきました。
「よし!スイートソルガムを育てること、シロップを作ることで障がいのある方や引きこもりの方の仕事を創ることができる!」と考え、スイートソルガムシロップの開発をすることを心に決めました。
実はこのスイートソルガムは、障がいのある方や引きこもりの方の仕事を創るだけではなく、仙台沿岸の養分のない畑を良くしてくれるので仙台沿岸の農家のためにもなることがわかりました。スイートソルガムは栽培すること自体土壌改良になったり、シロップを作るときに出る残渣物を畑に還元することで土をふかふかにしてくれ、作物が育ちにくい土を作物が育つ土にしてくれます。
同じ仙台沿岸地域で作物が育ちにくいと悩んでいる生産者にソルガムの栽培を提案することで土作りをしながら、シロップを販売することができ、これまで不安定だった農業経営を良くすることができます。
1人でも多くの仙台沿岸の生産者がソルガムを取り入れてくれることで、障がいのある方や引きこもりの方の仕事をもっと創ることができるようになります。
このスイートソルガムシロップの開発は仙台沿岸の農業と福祉が一体になる取り組みになると考えています。
障がいのある方や引きこもりの方の仕事を創るために挑戦するスイートソルガムシロップ作りでは、開発するにあたり3つの課題をクリアする必要があります。スイートソルガムシロップは日本ではほとんど出回っておらず、その栽培方法や加工技術、使用シーン(どんなふうに使うか)があまりわかっていません。そのため、今回のプロジェクトでは、皆様からのご支援を頂いてスイートソルガムシロップの開発を行います。具体的には、3つの取組みの費用の一部に使用させていただきます。
- スイートソルガムの栽培試験(シロップに合う品種の選定や糖度を高めるための栽培方法等)
- 加工施設での加工品開発、シェフによるレシピ開発や賞味期限検査
- 茎を搾るための専用の機械の導入
スイートソルガムシロップはミネラル分が豊富で、海外では健康食品や地産地消の天然甘味料として注目されています。「キャラメル」風味や「みたらし」のような味がして、様々な料理にも使えると言われています。
仙台沿岸の生産者と福祉が一緒になり取り組むスイートソルガムシロップをみなさんにお届けできたらと思います。
私たちは仙台沿岸部の農業にスイートソルガムを取り入れることで、これまで以上に障がいのある方や引きこもりの方の就労の機会を増やすことができます。震災後厳しい状況が続いている生産者や仕事が少ないと悩んでいる人・施設に活力を取り戻して、賑やかな地域になっていくと考えています。消費者の方には、仙台沿岸部のみんなの想いが詰まった、栄養たっぷりのシロップをお届けすることができます。
私たちの想いは「畑から元気を届けること」、「人の心や身体を満たしたい」ことです。1人でも多くの人に笑顔を届けるために、応援をお願いします!
本プロジェクトのリターンのうち、お名前掲載に関する条件の詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
プロフィール
農業を通して、障がいのある方の生きがいの場、働ける場を作りたいと思い、2013年に新規就農しました。元々はリハビリ関係の仕事に従事していました。 2017年には「畑から元気を届ける」をコンセプトに、自然農園MITUを設立。 現在は、販売担当の仲間とともに、宮城県内の福祉施設のスタッフさん数名を受け入れて野菜を育てています。
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リターン
3,000円
MITU応援コース
こちらのコースはリターンのコストがあまりかからないため、いただいたご支援の多くをプロジェクトのために活用させていただきます。
■お礼のメッセージ
■活動報告のお手紙
■自然農園MITUのHPに支援者さまのお名前掲載
※支援時に必ずご希望のお名前をご記入ください。記載を希望しない方は、「なし」とご回答ください。また特定の人物を揶揄するお名前や公序良俗に反するお名前は掲載をお断りする事が御座います、ご注意ください。
- 支援者
- 5人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年6月
5,000円
仙台沿岸の若手生産者が育てた野菜7種の野菜セット
■仙台沿岸の若手生産者が育てた野菜7種の野菜セット
■お礼のメッセージ
■活動報告のお手紙
■自然農園MITUのHPに支援者さまのお名前掲載
※支援時に必ずご希望のお名前をご記入ください。記載を希望しない方は、「なし」とご回答ください。また特定の人物を揶揄するお名前や公序良俗に反するお名前は掲載をお断りする事が御座います、ご注意ください。
- 支援者
- 3人
- 在庫数
- 97
- 発送完了予定月
- 2020年12月
10,000円
仙台沿岸部の若手農家グループで育てた新鮮なお米や野菜セットコース
■採れたて新鮮な野菜とこだわりのお米をご送付
仙台沿岸部の若手農家が育てた野菜やお米2kgをお送りします。
■お礼のメッセージ
■活動報告のお手紙
■自然農園MITUのHPに支援者さまのお名前掲載
※支援時に必ずご希望のお名前をご記入ください。記載を希望しない方は、「なし」とご回答ください。また特定の人物を揶揄するお名前や公序良俗に反するお名前は掲載をお断りする事が御座います、ご注意ください。
- 支援者
- 2人
- 在庫数
- 98
- 発送完了予定月
- 2020年8月
30,000円
お米と野菜のセット+ソルガムシロップの試食会へのご招待
■採れたて新鮮な野菜とこだわりのお米をご送付
仙台沿岸部の若手農家が育てた野菜やお米2kgをお送りします。
■ソルガムシロップの試食会へのご招待
ソルガムシロップの試食会は2021年2月頃を予定しております。場所や時間などの詳細は、決まり次第、個別にご連絡いたします。
■お礼のメッセージ
■活動報告のお手紙
■自然農園MITUのHPに支援者さまのお名前掲載
※支援時に必ずご希望のお名前をご記入ください。記載を希望しない方は、「なし」とご回答ください。また特定の人物を揶揄するお名前や公序良俗に反するお名前は掲載をお断りする事が御座います、ご注意ください。
- 支援者
- 2人
- 在庫数
- 48
- 発送完了予定月
- 2020年8月
50,000円
お米と野菜セット定期便+ソルガムシロップの試食会へのご招待
■採れたて新鮮な野菜とこだわりのお米をご送付
仙台沿岸部の若手農家が育てた野菜やお米2kgをお送りします。8〜12月まで月1回の定期便で送付いたします。
■ソルガムシロップの試食会へのご招待
ソルガムシロップの試食会は2021年2月頃を予定しております。場所や時間などの詳細は、決まり次第、個別にご連絡いたします。
■お礼のメッセージ
■活動報告のお手紙
■自然農園MITUのHPに支援者さまのお名前掲載
※支援時に必ずご希望のお名前をご記入ください。記載を希望しない方は、「なし」とご回答ください。また特定の人物を揶揄するお名前や公序良俗に反するお名前は掲載をお断りする事が御座います、ご注意ください。
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 19
- 発送完了予定月
- 2020年8月
プロフィール
農業を通して、障がいのある方の生きがいの場、働ける場を作りたいと思い、2013年に新規就農しました。元々はリハビリ関係の仕事に従事していました。 2017年には「畑から元気を届ける」をコンセプトに、自然農園MITUを設立。 現在は、販売担当の仲間とともに、宮城県内の福祉施設のスタッフさん数名を受け入れて野菜を育てています。