いざいとう時のために。災害用タンク『水蔵』を広めていきたい。

 

 

まずはじめに、この度、台風15号、19号により被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

 

そして私たちのページをご覧いただきありがとうございます。株式会社フューチャードリームの白石克子です。

 

私は5年前に群馬県の建設会社が開発した「水蔵（みずのくら）」という商品を知りました。その商品の販売がきっかけで災害対策をいろいろと調べていくうちに、災害時の飲料水の確保がとても重要だということを知りました。

 

災害は前触れなく突然起きるもの。

水の備蓄が十分にできておらず、どのように対策をすれば良いのかわからない方々がほとんどです。

 

国、地方自治体、県府、市町村の調べでは、災害時の備えとして『避難者1人に対して1日に必要な飲料水は3ℓ。1週間分の確保が必要。』と言われており、1人あたり1週間で21ℓが必要となります。（出典：首相官邸のサイト）

 

300人収容の避難所であれば、1日900ℓが必要ということになり、1週間ですと6300ℓにもなります。1ℓのペットボトルに換算すると6300本、とても防災倉庫に入りきれる量ではありません。

 

この「水蔵」を設置すれば、事前に水を貯蓄することができ、災害時には、飲料水として十分に水を利用することができます。85L（戸建て住宅用）の水蔵であれば、4人家族で7日間分の水を確保することができます。

 

そこで、今回、この「水蔵」を普及させ、一人でも多くの方に災害時でも飲料水を確保できるようにしたいと思い、普及するための広告費用のためにプロジェクトを立ち上げました。

 

自然災害が多発化している今だからこそ、ぜひ多くの方々に知っていただきたいと思っています。ご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

1995年1月17日に発生した阪神淡路大震災。被災した学校の校庭に「水たのむ」の文字。それを見て心が痛んだ群馬県の建設会社が、平常時から貯水する方法はないかと、群馬大学と共同開発をはじめました。

 

 

一番苦労したのは、大きなステンレス製の加工ができる工場をみつける事でした。群馬県内には工場は見つからず、長野県の商工会議所に飛び込み、長野県飯田市の株式会社ミヤコー（宮沢正二社長）を紹介してもらうことができました。

 

その次に苦労したのは、水がタンク内で滞留しない構造にすることと、日本水道協会の認証（JWWA)をもらうことでした。それら全てをクリアし完成したのは2003年。初めて設置したのは、群馬県桐生の住宅でした。

 

開発から16年。近年は需要が高まり、小中学校や介護施設、避難所、一戸建て住宅、民間会社などに設置され、2019年9月時点では、全国約100箇所に設置できました。しかしまだまだ全国の方々に知ってもらうことはできていません。

 

内閣府防災対策会議では、南海トラフが起きた場合、水道は4800万ℓが不足すると想定されてます。上水道は全国で34万戸が断水。下水道は32万戸。復旧に至っては、上水道は約8週間かかる想定です。（出典：内閣府防災情報）

 

ただし、想定はあくまでも今までの震災から想定したもので、これまでにない災害に関しては想定以上の被害が出ることも考えられます。不足する水は想定される以上に考えなければいけません。ですから「水蔵」を予め設置して備蓄しておくことが必要だと思います。

 

 

 

「水蔵」は、水道メーターから自宅（家）の間に設置します。まさしく何かを飲み込んだ後のヘビの様なイメージです。水道管に直接水蔵をつなげてしまうので通常時は、水道管の一部として常に新鮮な水道水が水蔵の中を通り、自宅（家）の蛇口から水道水を使用します。

 

災害が起き停電や断水がおきると水道管の中の水圧がなくなります。水蔵の出入り口に水や汚れが逆流しない弁（逆止弁）が付いてますので、水圧がなくなると逆止弁の弁が閉じます。

 

そうすると通常時は水道管だった水蔵が貯水タンクになり、タンク内には新鮮な水道水が入ってますので、非常時でも飲料水として使用することができます。つまり、日頃から「勝手に備蓄してくれている」というわけです。

「水蔵」は一度施工してしまえば、壊れる心配はありません。適宜、水質管理や水蔵の管理を行いますが、あとは10年に一度程度、必要部品を交換するだけです。

 

設置の際は、庭に埋設したり、駐車場に埋設したりすることができるので場所を取らず、土地の有効活用にもなります。（地上置き40ℓを除く。この場合の設置場所は家の中やベランダ、メーターBOXの中）備蓄のペットボトルが要らなくなるのでペットボトルの廃棄問題の解消にもつながります。

 

 

 

 

 

 

 ‖ 一戸建て編

 

 ‖ マンション編

 

 

災害時の在宅避難についてはあまり知らせていません。

 

タワーマンションなど、地上60mを超える建物（20階ほど）は、災害後、7日間の在宅避難が東京都の条例で制定されています。これは、スペースが限られた避難所に収容人数以上が避難するとパンクしてしまうためです。つまり、マンションの住人は7日間分の備蓄を各家庭で行わなければならないのです。（出典：タワーマンションの災害時の対策に関する質問主意書）

 

また、事業所・会社においては、災害後3日間は自社にとどまるよう、帰宅困難者対策として国から指示が出ています。つまり事業所・会社は従業員の3日間分の備蓄を推奨しています。。（出典：大規模地震の発生に伴う 帰宅困難者対策のガイドライン）

 

皆さん、ご存知でしたでしょうか？

 

こうした事態に対応し、一人でも多くの国民の命を守るために、これからも「水蔵」の普及に努めていきたいと思っています。

 

収容人数300人くらいの避難所（学校や公民館など）には、「水蔵」（500ℓ複数本）を校庭や駐車場に埋設することで避難者1週間分の水道水が確保できます。個人のお宅で4人家族でしたら、「水蔵」（85ℓ）を1本埋設しておけば、1週間分の水道水が確保できます。

水蔵は、水道管に直接つなぐことができ、普段は水道管の一部として使用できます。断水や停電があると「水蔵」のタンク内の水を水道水としてご利用できるため、住宅の設備として設置しておくだけで、災害に強い家となります。

 

地震だけでなく、近年は強力な台風や大雨による自然災害が全国で多発しています。

災害時にもより多くの方々が安心して水を確保できるよう、どうぞ皆さま、ご支援・応援のほどよろしくお願いいたします。

 

 

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今回のプロジェクトではみなさんのご支援をいただき、全国の方々に「災害時のために貯水をしましょう！」と、呼びかけるための広告費の一部に使用させていただきます。

 

個人の方々にもより詳細を知ってもらうために、水蔵の動画を作成しようと考えております。

 

TrueView広告サービス動画制作費：1,681,000円
 

多くの方に知っていただくには、個人レベルでは到底無理があります。皆さんのご支援のもと、広告やイベントなどを広範囲にわたって展開していかなければなりません。

 

最終的には全国に「水蔵」が行き渡ることを目標としています。どうか皆さま、ご支援・応援のほど、よろしくお願いいたします。

 

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本プロジェクトのリターンのうち、【お名前記載】に関するリターンの条件の詳細については、リンク先（https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix）の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。