殺処分ゼロ！保護猫活動を継続し譲渡の輪を広げたい！

今日は、新入り子猫ちゃん、リボンちゃんとボタンちゃんを紹介します🐈🐈

 

↑リボンちゃん

 

↑ボタンちゃん

 

先日、お腹が空いて、寒くて凍えていて、餌場をフラフラ彷徨っていました。

なかなか捕獲機に入らず、週末の2日間、捕獲機の様子とにらめっこ状態。

息を凝らして耐えて、外で凍えそうになる私・・・

本当に、本当に、お外は寒い。

大雨も降ったし、強い風が吹きつけるこの頃。

 

こんな寒空の下、よくがんばって生きてきたね。

よくここまでたどりついたね。

もう大丈夫。温かいお布団で休んでね。

お腹いっぱい食べて、栄養状態、よくなろうね。

 

子猫ちゃんのお母さんはどこかな？

今も生きているかな？

 

 

猫ちゃんの避妊手術ですが、産後すぐはできません。

乳腺が張っていて、出血が多くなりがちで、危険を伴うからです。

そして子猫と一緒のままの母猫は、ずっとお乳を吸われ続け、ガリガリに痩せこけていきます。

そしてそのままの状況では、母猫も、ずっと避妊手術ができません。

 

でも母猫は、子猫といても、たった2カ月過ぎれば、また妊娠する可能性がでてきます。

更にその頃になると、母猫の多くは、先の子猫を放置します。

餌だって、母猫と子猫の、本気の取り合い。

母猫の方こそ、休む間もなく妊娠し、体はボロボロ。

いつでも、食べ物を探すことで精いっぱい。

母猫も子猫も、生きるか死ぬか、毎日が戦い。

 

　猛スピードで走り去る車

　カラスやイタチ

　強いオス猫

　餓死、事故死、衰弱死、病死、人間からの虐待・・・

　とにかく、一瞬一瞬が命がけです。

 

猫の環境も、数年で様変わりしていると思います。

外で昼寝をしている野良猫をみて、猫の世界を羨むような話は

この時代にはもうないんじゃないかと思います。

でも、この現実を、私たち人間が知る機会は殆どありません。

 

そして、猫の保護って、本当に難しいです。

どの子がオスでメスなのか、どの子が妊娠していて、どの子は子供を産んで育てている最中か、

病気があるのかどうか、最初は全て、手探り状態におかれます。

 

そして、どこの病院なら保護猫（所謂、野良猫）の手術を引き受けてくれるのか、手術の予定を入れられるのか、

費用がいくらかかるのか、どこの病院なら信頼できる獣医さんがいるのか…

現地のリアルな情報を掴むことも、簡単ではないです。

 

私も、保護活動を続けて、沢山失敗もして、徐々に徐々に身についてきました。

じっくり猫ちゃんと付き合っていき、「猫ちゃんとともに生きている」そんな感じの毎日を過ごしています。

 

大雨の日も、雪の日も、火傷しそうな猛暑でも、毎朝毎晩、猫ちゃんは待っています。何時間でも待っています。

私の足音や、車の音や、声や、息遣いを覚えていて、聞こえるとすっ飛んできます。

私が仕事から戻ることを、とにかく、毎日待っています。

 

保護団体のみなさんが、多くの時間と労力、費用を費やし、

積み重ねた努力によって、保護活動のノウハウを掴んでいます。

しかしそれは、なかなか表に出てきません。

動物に対しての考え方は千差万別あり、表に出すと、私たちが望まないことも沢山起きるからです。

 

私は、今回のクラウドファンディングに成功して、早く、お母さん猫を救いたいです。

そして、このノウハウは最大限にOPENにして、

もっとみなさんが保護猫に簡単にアクセスできるように、

身近に触れ合い、家族になる機会を得られるように、

もっと楽に保護団体さんが生きていけるように、

そして幸せな猫ちゃんが増える世の中に、なればいいな、と願っています。

 

みなさま、応援のほど、どうか、どうか、宜しくお願い致します。