支援総額
目標金額 3,000,000円
- 支援者
- 308人
- 募集終了日
- 2023年12月10日
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プロジェクト本文
ノーアタック・ノーチャンス 創部50年に向け「20年」をかけた物語のスタート!
このページをご覧頂き、ありがとうございます。鹿屋体育大学自転車競技部です。
私たちの活動は、自己完結的ないわゆる「大学スポーツサークル」の範疇には収まりません。私たちは「大学スポーツでも社会と連携して貢献してこそ存在意義がある」と考え、1995年の創部当初から、世界に羽ばたく選手たちを輩出する一方で、応援いただく皆さまの活力になり、特に子どもたちからは『憧れ』の存在になれるよう懸命に取り組んできました。
実際に、大学自転車界においては異例の躍進を遂げた自負がありますが、創部から約30年が経ち今のチームは、全盛期からするとかなり「元気」が無くなってしまっていることも認識しております。
今回のプロジェクトは、チームが『輝き』を取り戻し、再び『憧れ』の存在となるために『復活』を果たし、世界を目指したアグレッシブな活動が維持できるための、さらには私たちのスポーツ活動が社会の発展に寄与するための、20年先(創部50周年=半世紀)を見据えた新たなアタックです。
「ノーアタック・ノーチャンス」私たちは、支援者の皆様と一緒に創り上げるこのストーリーが必ず成功するまでアタックを続けますので、「若い可能性が成長する」姿を楽しみながら、是非とも応援してくださいますよう宜しくお願い申し上げます。
鹿屋体育大学自転車競技部 後援会長 黒川剛
(兼第2監督=チームマネジメント担当)
まずは「強い鹿屋の復活」を。
改めまして、私は1995年に創部された鹿屋体育大学自転車競技部(以下鹿屋体大と表記します)の創設者の黒川剛です。
私は創部(前身の1992年サイクルスポーツ研究会発足)より約30年近くに渡り監督を務めてきましたが、2021年春に監督(大学教員)を辞し、教え子の山口大貴(現監督/入れ替わりで鹿屋体大教員に採用)に託し、第一線から退きました。
「競技力低迷の責任」「未来に向けたチームの存続」「コロナによる活動制限」など、私が退いた理由は一つではありませんが、時代と共に私の指導が若い選手たちに合わなくなっていたように感じていたのは事実です。
これまでも斬新なチャレンジで成長してきたチームは今、「強い鹿屋の復活」に向け次なる成長への道を探し苦しみながらも、山口新監督を先頭にしっかりと伝統を引き継いだうえで、これまで以上に「科学の目」を一層取り入れた強化により、生まれ変わろうと必死です。
その為の環境創りに対して関係者・理解者・ファンなど支援者の皆様にお手伝いいただきながら、皆様と一緒に確実に新しい歴史を積み上げて行くため、クラウドファンディングを実施させていただくことになりました。
20年先に「輝く」ために。
創部30年での「プロローグ」からのリスタート。
私たちは、昨年も『自転車界の「エスポワール」を一貫指導で育てる大隅・鹿屋の挑戦』のタイトルで、クラウドファンディングを実施いたしました。
エスポワール(小・中学生教室)➡南大隅高校➡鹿屋体大➡シエルブルー鹿屋(プロチーム)と連携した、地域一貫の教育環境創りが実現したのは、その中心に『鹿屋体大』があってのこと、そのポジションはこれからも変わらないはずです。
なぜなら、30年前の創部時に掲げた活動理念がしっかり守られ実践され、これからも同様に受け継がれていくからです。
2022年クラウドファンディング:
『自転車界の「エスポワール」を一貫指導で育てる大隅・鹿屋の挑戦
⇧⇧⇧ページをご確認ください⇧⇧⇧
昨年のクラウドファンディングは、お陰様で目標金額300万円に対し、393万円をご支援いただき、無事達成することができました。ご支援いただいた皆様には心より感謝申し上げます。
昨年のクラウドファンディングの冒頭、私は「プロローグ」とのタイトルを付けて挨拶をさせて頂きました。21ステージを走り抜ける世界最高峰のレース「ツール・ド・フランス」(グランツール)などで、初日にある顔見せレースを「プロローグ」と呼びますが、私の中では昨年のクラウドファンディングが第1ステージ「プロローグ」と位置付け、今年から20年間をかけて残りの20ステージを走り抜きたいと考えてのスタートでした。
小さな素人集団としてチームがスタートしたのが1995年、早いもので来年は創部30周年となります。
皆様と一緒に走り抜くこのプロジェクトの取り組みは、チームの成長の記録を公に残すことも目的としていますが、完了する20年先は丁度創部50周年に当たる年ですので、今よりずっと素晴らしい「憧れのチーム」を完成させる覚悟でいます。
チームや選手と一緒に走り続けアタックしてくださるよう、熱いご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。
第一目標金額:300万円
※本プロジェクトはAll or Nothing方式です。目標金額を達成した場合のみ、実行者は集まった支援金を受け取ることができます。
支援金の使い道:
❶活動環境整備:トレーニング&交流拠点「リンジンベース」のトレーニング器具の買い替え(2種各1台)
2019年に実施したクラウドファンディング「鹿屋体育大自転車部提案の「市民との交流拠点」で大隅を元気に!」(目標金額500万円=629.5万円獲得)で整備したトレーニング器具(ワットバイク、パワーマックス)を、毎年計2台ずつ順次買い替えていきます。「リンジンベース」では選手たちのハイレベルなトレーニングが実践されるほか、当初の開設目的でもあった「市民の皆様との交流」「サイクリストのランドマーク」としての拠点としての活動を継続していきます。
2019年クラウドファンディング:
鹿屋体育大自転車部提案の「市民との交流拠点」で大隅を元気に!
⇧⇧⇧ページをご確認ください⇧⇧⇧
❷広報活動の充実:「ホームページ」リニューアル及び広報誌作成
「ホームページ」のリニューアルによりアグレッシブな活動を随時紹介させていただきます。また、コロナの影響により第5号(2019年発行)で中断していたチームの年刊広報誌「BLUE SKY」を復活させ発刊します。(ホームページ、広報誌には今回の支援者のお名前を掲載させていただきます)
❸社会貢献活動:小・中学生自転車教室の指導と組織運営の支援
障害を持ったお子さんを含む小・中学生向けの自転車教室「シエルブルーエスポワール・サイクリングアカデミー」の指導と組織運営の一端を担って、次世代のサイクリストを育成(楽しく安全に乗れるよう教育)する活動を支援します。
❹大会遠征費の援助(※第一目標金額を超えた場合の使い道):上記❶~❸を達成した後は、全額遠征費に活用させていただきます。
大学生は年間を通じ遠征が多く、遠征に係る経費は莫大な金額となります。年間で最も支出の多い全日本インカレを例にとると、今年(トラック千葉、ロード長野)の遠征費は総額5,228,785円かかりました。そのうち個人負担は8万円(×22名=176万円)でしたので、チーム(後援会の補助等)で350万円近くを捻出するために奔走しましたが、実際には大きな資金不足となり150万円を借入金で賄っている状態です。実際に自己負担が厳しくてインカレ以外では遠征回数を調整する選手もいますので、第一目標の300万円を超えたご支援を活用し、遠征費(個人負担)の軽減を図らせていただきます。
ノーアタック・ノーチャンス
鹿屋体大監督として歩んだ「幸せ」な歴史
チームが輝いた時代と今を比較することで、現状を把握し復活の道筋をつけるために、私が経験した30年近い歴史を纏めてみました。
1992年にサイクルスポーツ研究会を作り、1995年自転車競技部を創部、最初は素人1名の登録選手からのスタートでした。当時大学の事務職員(文部事務官)だった私は、少数の素人の学生達を誘導し自転車部を立ち上げると、「どさくさにまぎれ」自薦で監督になりました。
創部当時から「強くなる」ではなく「日本の自転車のメジャー化のための人材育成」と大きな活動理念を掲げ、地域密着活動、企業支援、科学的トレーニング、女子選手の積極的育成など、当時の自転車界には無かった斬新な活動で、順調にチームとしての成長を遂げることができました。
全てに於いて「ノーアタック・ノーチャンス」のポリシーを持ち続けたことで、とにかく誰もやっていないことを「恐れず実践してみる」習慣がついたことが、このチームの発展には欠かせなかったと確信しています。
全日本インカレで女子が総合10連覇を決めた2013年青森大会で、遂に男子も総合初優勝(その後4連覇)を決めましたが、前年まで優勝記録を更新し続けた日本大学の30連覇は、後にも先にも我が国の大学スポーツ史上に残る快挙でした。強いライバル校「日本大学」を目標に出来たことが、鹿屋体大の躍進に繋がったことは間違いありません。
ちなみに私が現役時代(監督)に指導した教え子の丁度50%となる61名が全国覇者となり、延べ335回の全国優勝を決めました。日本代表選手も50名を数え、その内10%の5名がオリンピアンとなっています。こうして生み出された卒業生たちの存在は「私の宝」です。
「ロードの鹿屋」と言われるように沢山のロードプロが誕生し、多くのチームで活躍しています。そして今や「トラックも鹿屋」と言っても過言では無く、トラックプロ(競輪選手)も20名以上を数えるまでになりました。
プロ以外に進んだ卒業生たちも、高校教員、公務員、自転車関連企業などに就職し自転車競技に深く関わっていたり、OBOGの殆どがチームや地域(鹿屋・大隅)のことを愛し続けていてくれていて、「切れない縁」に幸せを感じています。
結果から言えばこの30年で大成功と言える躍進を遂げてきた鹿屋体大ですが、1995年の創部当初から地域密着活動を熱心に行ってきたことなどから生まれたご縁で、多くの市民の皆様に愛してもらい育てていただいた結果でもあると考えています。
頑張ってはいるけど・・・「元気」を失いかけている現状と要因
長期の目で見るとかなり好成績を残してきたのは事実ですが、中期で分析すると近年その成績には明らかに陰りが出始めていることが解ります。大学自転車競技の大会として最も最高峰に位置する「全日本インカレ」の総合順位で確認してみましょう。
鹿屋体大は、これまで男子が4回、女子が15回の総合優勝を決めています。2013年には最終種目のロードレースで大逆転し男子初優勝を達成、同時に史上初「男女同時同校優勝」を決めました。上野みなみ、塚越さくらが4年生になったこの年の女子チームは、ここまで4年連続の全6種目完全制覇の快挙で10連覇に花を添えました。
しかしながら男女とも連覇が途切れると総合3位まで順位を落とすなど勢いを失い、特に男子はあと一歩で表彰台を逃す年が続き、苦戦を強いられていることが解ります。2012年と2022年大会は地元鹿児島で全日本インカレを開催していただき、地域の皆様と一緒に大いに盛り上がりました。
次に年別の全国大会の優勝者と優勝回数を確認してみましょう。過去に優勝者が最も多かったのは2011年の16名、優勝回数が最も多かったのは2012年の44回となります。団体種目で勝てた年は優勝者が増える傾向にあるにせよ、優勝回数も含め男子のインカレ連覇が途切れたあたりから急激に優勝が減少していることが解ります。
それでも全国上位で戦ってはいますので、頑張っていることには違いありませんが、私たちの目標は更に高いところにあるため、これぐらいで満足することはできません。2020年からのコロナ蔓延の影響で、全国大会そのものが開催されないケースも増えましたが、やはり全盛期と比較すると力不足は否めない状況となっています。
私と山口監督が指導者を交代した時期は丁度コロナ期を挟みましたので、肝心な選手たちへの直接指導が殆ど出来ず、チームが築いてきた数々のシステム(伝統)の継承も上手くいかず、徐々にチーム力が低下、遂には泥沼にはまった状態になってしまいした。今でも良い選手が入学しているにもかかわらず、成績や活動が(私たちの自己評価では)低迷している現状には幾つかの要因があり、そのうちの代表的なものが次のとおりかと考えています。
①積み上げてきたチーム運営システムが上手く継承されていない
②積み上げてきたトレーニングシステムが上手く継承されていない
③目標設定が不明確で「やる気スイッチ」入力への誘導が上手くいっていない
④そのことによりトレーニングレベルが(全盛期より)低下している
⑤物価高騰によるトレーニング環境(器具類)の整備の遅れ
⑥物価高騰によるレース用決戦機材の整備の遅れ
⑦物価高騰による遠征費負担の増加
上記の①~④は指導の問題、⑤~⑦は経費の問題ですが、これら全てを解決しない以上「強い鹿屋」の復活はあり得ないと考えています。
「孤独」との闘いだった監督と言う立場
これまでチームを低迷させてしまった責任は当時監督だった私にあるのは間違いありません。その私が「責任を取って退く」のは当然ですが、一方で指導者の少ないこの自転車の世界に於いて、ただ現場から遠ざかるのは、無責任ですし残念ながら復活にはつながらないのも解っています。
「強くて・良い」チームを創るためには、選手育成と併せて、環境づくりなどのマネジメントがとても重要になります。私は競技経験者(国体出場4回他)ではありましたが、これと言って自慢できるリザルトや、元々指導者としての卓越した能力など持ち合わせていた訳ではありません。
そのため、監督になった私は、周りにいる学内の各分野の専門家(自転車専門家はいませんでしたが)、外部の自転車関係コーチ、育て上げた学生スタッフなど多くの方々に協力してもらい、選手を育成してきました。
それでも常に全ての場面での責任は監督の私にあり、早期退職まで心と体が休まることはありませんでした。
併せて鹿屋体大の最大の特徴ともいえる「選手が競技に没頭できる環境」創りにも、私が中心になり奔走してきましたが、このレベルのチームの「指導と環境創り」を一人でやるには限界を超えており、ずっと悩みながら走り続けていました。そのため、30年かけて私が創り上げた全ての世界を引き継ぎ「重荷」を背負わせてしまった山口監督を、当時の私と同じように「孤独」にさせてはいけないと、強く考えていました。
「後援会設立」でチームマネジメントを強化
一人の責任者(監督)がキャパ越えの状態で「選手指導とチーム運営」の全てを行わなくてはならなかった私自身の(楽しいけど)心理的にも物理的にもつらかった経験を基に、改善策としての一つの改革が「後援会」創りでした。
一旦チームを離れた私ですが、鹿屋体大に対する「愛情」はだれにも負けない自信がありましたので、退職と同時にOB・OG総会(コロナの為オンラインでの開催でしたが)を開き、その席で自転車部の「後援会の設立」を提案、私自身が初代後援会長に立候補し満場一致で新たな支援環境を創りました。「後援会」組織が出来ても機能しなくては意味がありませんので、先ずは私が会長になって外から山口新監督を助け、チームや選手のために働こうと考えたわけです。
「第2監督(創設)就任」で先ずは山口新監督を支える
基本大学スポーツでの「監督」は、チームと選手(スタッフを含む)に関係する全般に責任と決定権を持つことになります。
つまり「後援会長」だけでは外部からの支援だけになりますし、一方で「外部コーチ」だけでは選手の強化指導はできても、生活・思考・進路などの人材育成までを含めた教育や、チーム全体を包括するマネジメントには関われません。
従って現在は「第2監督」の役職を創設してもらい就任したうえで、まずは山口監督を補佐し「孤独な監督」にさせない環境を創ろうとしています。退職して独立した今は比較的時間のコントロールが効くので、教員時代以上に集中して「選手指導とチーム運営」の両方に携わらせて頂いています。
2人指導体制のメリットを最大限に生かすため、「選手指導」に於いては主にトラックを山口監督、ロードを私が担当しています。さらに「チームマネジメント」に於いては山口監督が学内業務(物品調達、学内イベント、大学広報、データ管理・研究、生活、学業、受験生対応等)を担当、私が学外業務(遠征手配、学外イベント、メディア広報、チーム広報、ボランティア、行政スポンサー、サプライヤー、クラウドファンディング、OBOG会、監査を中心とした資金管理、苦情処理等)を担当するなど、作業(責任)を二人でしっかり別けることで、以前私が一人で処理しきれず苦しんだ多くの業務をこなしています。
さらに昨年秋には、鹿屋体大の授業(自転車競技論・実習)の非常勤講師として教壇に復帰し、ここでも山口監督と二人体制での指導・教育環境を整え、特に私はこれまで蓄えてきた多くの成功事例等を選手たちに伝授しはじめています。
「強い鹿屋」「輝く鹿屋」の復活には、道標となる「体制の確立」と「実際の指導」の両方が必要ですが、その体制創りも順調に進んでいます。私は年齢的(61歳)にもこれから衰退期に入るのは確実ですが、しばらくは山口新監督を支え、育てる価値に満ち溢れる逸材たち(選手たち)の指導と支援に、全力を尽くしていこうと覚悟を決めています。
《プロフィール》
黒川 剛・くろかわ たけし(61歳)
〇鹿児島県日置市(旧吹上町)出身/鹿屋市在住
〇CCCチャリン・コ・クリエイション株式会社 代表取締役社長
〇鹿屋体育大学 非常勤講師(元同大教員)
〇鹿屋体育大学自転車競技部 後援会長・第2監督(元同部監督)
〇シエルブルーエスポワール・サイクリングアカデミー(小・中学生自転車教室) 代表
〇鹿児島県自転車競技連盟 理事長
〇一般社団法人九州自転車競技連盟 副理事長
〇日本学生自転車競技連盟 理事
〇公益財団法人日本自転車競技連盟 評議員(公認1級審判員/公認上級コーチ)
〇公益財団法人日本サイクリング協会 公認1級ディレクター
〇総務省登録 地域力創造アドバイザー(地域人材ネット/自転車活用地域創生)
〇鹿児島県サイクルツーリズム推進協議会 座長
〇FMかのや「チャリンコパラダイス」(毎月第一月曜日8時15分~) レギュラー出演 他
※日本の自転車メジャー化と大隅半島の自転車聖地化がライフワーク、自転車を活用した街創りなどにも情熱を注ぐ「自転車創業家」
「この際、紹介させて」のコーナーⅠ
スポンサーを"絶賛募集中"です!
自転車部では、今回のようなクラウドファンディングの他、関係者の皆様からの寄付金等を有難く活用させて頂きながら、アグレッシブなチーム運営を行っています。特に2001年に国内初となる(自転車以外も含めた)大学スポーツ界での、本格的スポンサー制導入の取り組みは、文字通り我が国での大学スポーツマネジメントのロールモデルとなっています。
スポンサー(サプライヤー)様には寄付金や物品等のご支援をいただいておりますが、ご支援内容によりウェアやチームカーへのロゴ掲載、ホームページやチーム広報誌等への社名等掲載など幾つかの違いがあります。
「若き可能性」を育成するために、是非ともスポンサー支援も合わせてご検討くださいますよう宜しくお願い申し上げます。
※2024年は2年1度のウェアデザイン変更のタイミングとなりますので、本年12月迄新しいウエア広告スポンサー様を"絶賛募集中"です。詳細は後援会長(黒川E-mail:nifs96kuro@gmail.com)までお問い合わせ下さい。
ノーアタック・ノーチャンスで「憧れ」を取り戻す!
○鹿屋体育大学自転車競技部 監督 山口大貴
(顧問教員・部長兼任)
ご挨拶と自己紹介
皆様こんにちは、いつも鹿屋体育大学自転車競技部にあたたかいご支援を賜り、心より感謝申し上げます。
2021年よりこのチームを黒川剛前監督から託され、2代目監督(顧問教員・部長兼任)となりました山口大貴(ひろき)です。
伝統と実績のあるこのチームを率いることになり、大変なプレッシャーを感じつつ、全国から集まった可能性を持った若き人材(部員)達と、新しい鹿屋の歴史を創っていけることを楽しみに毎日を過ごしております。
多岐にわたるアグレッシブな活動で認知度が高い前監督に比べると、未だ新米監督の私のことをご存じない方が多いと思いますので、今回は自己紹介と未来への抱負についてお話しをさせて頂きます。
陸上競技推薦で入学、怪我で自転車競技転向を決意!
まず、私自身も自転車部OBではあるものの、自転車競技を始めたのは遅くて大学3年生からです。実は推薦入試組では異例中の異例(自転車部では歴代私一人のみ)となりますが「他の競技(陸上)の推薦入試で入学し、途中で自転車に転向」してこの競技を始めました。
私は中学から専門的に始めた陸上競技(跳躍種目=走幅跳)で全国レベルの実績を残し、「夢」だった鹿屋体大へ進学、更なる高みを目指し新たな環境で学生生活を始めました。
しかし「悪夢」が私を襲います。入学間もない1年次の5月、走幅跳の大会中に空中でバランスを崩し、右足関節に大怪我をしてしまいました。最初は「時間の問題、直ぐ完治して復帰できる」と自分に言い聞かせ軽く考えていましたが、痛みが落ち着くことはなく、一大決心し手術を行ったものの、私の足は跳躍が出来るレベルまでは回復しませんでした。
こうなると入学時に胸を躍らせ「全国大会で入賞する」と目標を定め描いた未来の姿が、もろくも崩れ去り「焦り」「不安」「絶望」といったネガティブな感情が私を支配したことを忘れません(この経験は怪我、病気、スランプ等に悩む選手への指導には活かされています)。
そんなある日、私に転機が訪れました。陸上競技部で行っていた自転車エルゴメーターでの測定結果を分析すると、私のポテンシャルは自転車で生かせる可能性があると気付きました。鹿屋体大では推薦入試を受けて入学する場合、その競技を続けることが条件(要件)となっていますが、私は2年近く満足なトレーニングができない状態でしたので、陸上競技部の顧問の先生に「自転車競技に転向して残りの学生生活を頑張りたい」と相談したところ、快く転向を承諾頂くことが出来ました。
想像以上にハードな練習、"最強の仲間"に恵まれ全国優勝6回達成!
3年生になる4月1日より晴れて自転車競技部員になることが出来ました。正直「陸上よりマイナーな自転車なら簡単(楽)に実績が残せるはず」と思っていた私の考えは、入部と同時に打ち砕かれることになります。これまで専門としてきた陸上競技のトレーニング(跳躍競技は5秒程度の運動時間)と比較すると、運動時間が長い自転車競技の特性(短距離種目でも1分程度の運動時間)も相まって、「強度」「量」共にレベルの違う過酷さに圧倒され、毎日疲労困憊、年中筋肉痛になったことを覚えています。
当時のチームには、全国大会の優勝者は勿論、国際大会でも実績があるナショナルチームの選手たちが多数在籍、ギラギラとした「高い志」「正確な目標」「負けず嫌い」「根性」「執念」など強いオーラを放つアスリート達に囲まれて、強い選手に必要な意識(改革)を植え付けて頂きました。因みに同級生だけでも日本代表の黒枝士揮(AO)、山本元喜(推薦)、上野みなみ(推薦)等そうそうたるメンバーがいて、特に一般入試で入学し大学から自転車競技をはじめて急激に頭角を現していた塚越さくら(後のキャプテン、そしてリオ五輪代表)は、同じ転向組(塚越も高校までは陸上選手)として私の良い見本と目標になりました。
初めは「陸上とのギャップ」に戸惑いがありましたが、それでも怪我により「藁にもすがる思い」で転向した自転車だったので、どんなにきつくても意識を高く持ち、死に物狂いで取り組もうと腹を括りました。良い指導を受け、周りの環境にも恵まれたことで、沢山の失敗も経験しながらグングン力を付けた私は1年半で全国大会4位入賞を決めると、その後も自信を持って更に上を目指すようになりました。
最終的には、大学院修士課程まで4年間競技を続けて、全日本選手権など各種全国大会で6回優勝、日本学生記録も4回更新することができました。なかでも4年生の全日本インカレで、日本大学の31連覇を阻止して史上初「男女同時総合優勝」を達成し、仲間や応援してくださる皆様と歓喜を分かち合うことができたことが、私の選手としての一番の良い思い出となっています。
卒業論文で競技を考える楽しさに目覚め研究者&指導者を目指す!
黒川監督から常に自分で考えて行動するよう指導されたことで、陸上競技で学んだことを自転車競技にも応用、トレーニングで得られたデータを分析・検証など、自分独自の活動を展開していくうちに、専門知識が蓄積され記録も伸びてこの競技の面白さが解ってきました。自然な流れで卒業論文や修士論文でも、自転車競技を題材に研究を進めましたが、「どうすれば短い時間(効率よく)で競技パフォーマンスを向上させられるか?」試行錯誤を重ね、日々変化する問題点や課題を解決することで、競技力が向上する面白さに取りつかれていきました。この経験は、私が後に研究者兼指導者を志す最初の動機付けになったようにも感じています。
大学院修士課程を終えた4年間の競技引退後は、2年間の民間企業(OB経営の「(株)スマートコーチング」)でコーチとしてのスキルを磨きました。東京での仕事を通じ「人に伝えること」を身に着けた私は、「将来は自転車競技の研究者・指導者になる」という強い願望を持って再び鹿屋に戻ってきました。
ここからの3年間は、鹿屋体育大学と筑波大学の共同専攻博士課程に所属して「自転車のペダリング技能の可視化や指導に関する研究」(チームでは短距離コーチに就任し指導)に没頭し、博士号(体育スポーツ学)を取得しました。思い起こせば大学3年の入部(学部2年間)から、修士課程(2年間)、民間(2年間)、博士課程(3年間)、そして運よく鹿屋体大の教員として採用してもらい研究を続けること2年半、私の自転車を探求する生活も既に12年目に突入しています。
「輝き」と「憧れ」を取り戻す復活ストーリーの始まり!
私には過去の経験から、子ども達の『憧れ』となる『輝き』の理想の形があります。私がインカレ総合初優勝を経験した大学4年の頃は、鹿屋体大が最も輝いていた時代でした。ロード選手たちがプロとしての足掛かりを作るために、最重要視していたレースに国際大会の「ツール・ド・北海道」がありましたが、同期(在学の4年間で)の山本が2回、黒枝が1回、計3回もステージ優勝を決めるなどプロチームにも勝る大活躍を見せていました。
プロチームには若い女性ファンが集まる中、鹿屋体大の周りには沢山の子ども達が集まり、お手製の応援ボード等を前に一緒に集合写真を撮ったりしていました。また特集されたツール・ド・北海道のTV番組では「将来の夢」を聞かれた小さな子ども(幼児レースの優勝者)が、2年連続で「鹿屋体育大学に行きたい」と即答するなど、子ども達は強い鹿屋体大に『憧れ』を抱いてくれていて、鹿屋体大にとっても最大の評価と強く感じていました。
私は今一度、子ども達が集って来るような『理想』のチームを再生したいと決意しています。 お陰様で今のチームにも可能性を秘めた原石(人材)が集っています。競技力向上も社会連携も、チームの活動理念の「人材育成」には欠かせませんので、これからも両方に真剣に取り組みます。
自転車部の先輩たちが積み上げてきた沢山の実績は、学生スポーツ界のロールモデルになるものが沢山ありますので、先ずは伝統を守ることを大事にしていきます。そのうえで私自身の経験を基に、選手たちには“自分を実験台に研究する”という視点を持って競技に取り組んでもらいたいと思っています。
そのためには、現在地と目的地のギャップを主観と客観の両面から捉えて、不足しているところを理解し改善することで、チーム全体が強くなる状況に仕向けることが重要だと考えています。「きつかった」けど「楽しかった」、私の経験したことが再現できれば、学生最高峰の全日本インカレでの男女総合優勝や、オリンピック代表輩出も必ず再現できると思っています。そのためには選手たちの「決意」と「アタック(挑戦)」しかありませんが、選手がその気になるように誘導できる卓越した指導者を目指し精進していく覚悟です。
今でも私に指導者としての教育を続けてくれる恩師(黒川前監督)は、遠く離れた未来にチームが輝く姿をイメージしながら話してくださいます。私たち指導者二人と学生達で考えた「20年計画」が、こちらのページをご覧いただいた皆さまに支えられスタートを切るためにも、今回のクラウドファンディングは失敗できない取り組みだと考えています。鹿屋体大による「憧れを取り戻す復活ストーリー」は必ず成功させますので、厳しい競技の世界で失敗や苦労を重ねて成長していく選手の姿を、応援団(ファン)となって見守ってくださいますよう、どうぞ宜しくお願い致します。
《プロフィール》
山口大貴・やまぐちひろき(32歳)
○鹿児島県薩摩川内市出身/鹿屋市在住
○鹿屋体育大学 講師
○鹿屋体育大学自転車競技部 監督(顧問教員・部長兼任)
○鹿屋体育大学大学院博士課程修了(筑波大学との共同専攻博士課程)体育スポーツ学博士
○中学校・高等学校教諭専修免許状(保健体育)
○日本スポーツ協会公認コーチ3
○鹿児島県自転車競技連盟 理事
○日本学生自転車競技連盟 理事 他
「この際、紹介させて」のコーナーⅡ
絶好の環境で活動しています!
鹿屋体大の売りの一つが、最高のトレーニング環境と言えます。学内に於いては、国立体育大学ならではの贅沢な施設とシステムによる、最先端の医科学トレーニングを導入しています。
学内に学生宿舎(寮)や自転車倉庫(拠点)があり、生活・修学・トレーニングがコンパクトな空間で効率的に行われます。大学から8分の場所に学外でのトレーニング&交流拠点「RINJIN BASE」があり本格的な室内練習はここで行われています。大学から40分の場所(南大隅町)に、鹿児島県根占自転車競技場(333m)があります。現在九州で唯一稼働している専用競技場です。
トレーニングの中心は一般公道でのロードとなりますが、大学近辺には全国に誇れる最高のサイクリング環境が豊富にあります。
「憧れ」の鹿屋体大に進学して、成長を遂げる選手達からのメッセージ!
伊澤 将也 4年(キャプテン/中距離)
YouTubeで偶然見た「鹿屋体大」に入りたくて自転車をはじめ、今ではキャプテン!
私が自転車競技を始めたのは高校生の時です。
中学生まではサッカーをしていて、プロのスポーツ選手になることを漠然と夢みていました。小学生の時から趣味として自転車に乗っていましたが、ツーリングや機材をいじることがメインで競技としての興味はありませんでした。ただ、中学生になり体力強化のために部活後に河川敷で自転車に乗るようになると、次第に競技にも興味が湧いてきていました。
そんな時、YouTubeでインカレのハイライト動画を観て、圧倒的な強さを魅せる鹿屋体大を知り、衝撃を受けた私は未だ自転車を始めてもいないのに「ここ(鹿屋体大)に入りたい」という気持ちになりました。
それからは自転車競技で鹿屋体大に進学すると心に決めて、地元神奈川県で強豪の横浜高校に進学しました。
高校から本格的に始めた自転車競技ですが、自主的な取り組みを重視したチームだったこともあり、思考力や課題解決能力、独創性が身につき、併せて他競技と比べてより論理的に取り組めるところにハマり、着実に成長していきました。
高校で思い通りの結果を出すことは叶いませんでしたが、かろうじて獲得した全国タイトルをパスポートに「憧れ」の鹿屋体大に進学できました。
入学すると、これまで身につけてきた思考力と鹿屋体大ならではの学びを活かして競技に取り組んでいきました。決してスポーツの才能に恵まれていない私は、1,2年の頃は自分でやりたいことに取り組みながらも、実績が全く残せず中々上手くいかない日々に悩むこともありました。
そんな時でも鹿屋体大進学を夢見て自転車を始めた頃に心に誓った「将来は自分も鹿屋体大のカッコいい選手になる」という気持ちに支えられ、折れずに続けることができました。
「継続は力なり」。最初は全国大会で殆ど完走さえできない私でしたが、沢山の失敗を経験しながら毎年着実に競技力が向上していき、3年次のインカレで遂に頂点に立ち、今年も連覇できるまでに成長しました。それだけでなく、高校から続けてきた試行錯誤の繰り返しによって、普通に競技をしていては得られないような専門的知識や経験を、鹿屋体大で獲得することができました。
中学生の時たまたま見たYouTubeで「鹿屋体大に行くために自転車を始める」と決めた私が、今では夢だったこのチームのキャプテンを務めさせてもらっていることに、不思議な縁を感じつつも「自分は子ども達のカッコいい”憧れ”になれているか?」を自問しながら、毎日のハードなトレーニングを楽しんでいます。
今後は、鹿屋体大で培った知識と経験、また自身の競技力を活かして、自転車競技界に新たな風を吹かせ、自分にしかできないような方法でこの競技の発展に貢献していきたいと思っています。
「最強鹿屋」を目指す学生選手達、そして卒業しても活動を続ける私を含むOB・OGに熱いご支援を賜りますよう、引き続き宜しくお願い致します。
《プロフィール》
伊澤 将也(いざわ まさや)
〇神奈川県出身・横浜高校卒(AO入試)
〇高校時代の主リザルト
・2018都道府県対抗大会 1kmTT優勝
〇大学での主リザルト
・2022全日本学生TT選手権 個人TT 3位
・2022インカレ マディソン優勝
・2023インカレ マディソン優勝、チームパシュート2位、個人パシュート4位
〇鹿屋のお勧めポイント:トレセンの環境シミュレーター(低酸素室)
中西 美央 3年(次期キャプテン/短距離)
方向転換で大学は自転車に没頭! 11年ぶりの女子主将としてチームをけん引!
父が競技をしていたので子どもの頃から自転車には興味がありましたが、小学5年生で挑戦した地元のジュニアトライアスロン大会が競技を始めたきっかけです。
高校時代の私は進学校に通っており勉強漬けの生活でしたので、当時は父と二人三脚で取り組んで来た自転車競技を、まさか大学まで続けるとは全く思っていませんでした。しかし、進路を決める時期にコロナが流行し、不完全燃焼で競技を終えたくないという思いが沸き起こり、どうせやるなら女子強化の抜きん出た実績を持つ鹿屋体大へ進学したいと考えました。
高校での競技成績が良くなかったため、入学当初は優れた同期や先輩方と一緒に活動していくのがとても不安でした。しかし、大学入学後はただ練習をこなすのではなく、過去の先輩方のデータの分析や研究から得られた有力情報など様々なことを学び、主体的に考え行動する力を身につけ競技に打ち込むことができています。
特に力を入れて取り組んだのは、筋トレ時に毎回記録をつけ1kgでも1回でも更新させること、毎食のカロリーや成分を計算しながら体組成を改善させること、大きな目標から小さな目標まで様々な段階で目標設定をし、質の良い練習を計画的に行うことです。日々の地道な努力の成果が三年次のインカレでの個人種目優勝に繋がったのだと確信しています。来年のインカレでは今年果たすことができなかった三冠を達成したいです。
ここでの活動を通じ競技力向上に加え、人間力も高めてもらえたと感じています。
最終学年を迎える私に女子では塚越さくら先輩以来11年振りとなるキャプテンの大役が回ってきましたが、このチームなら男女関係なくリーダーになれることを証明するためにも、互いに高め支え合える同期や信頼できる後輩と共に、多くの人から応援したいと思われるような良いチームを作っていきたいと決意しています。
果敢に勝負に挑み続け、過去の先輩方に匹敵するような最強のチームの復活に一同頑張りますので是非とも応援よろしくお願いいたします。
また最近は、コロナ禍でなかなかできなかったイベントなどの開催が増えてきたので、ボランティア活動を通して地域の人々との交流も深め、自転車競技の普及に貢献していきたいです。機会があれば一緒に楽しく走りましょう。
《プロフィール》
中西 美央(なかにし みお)
〇岡山県出身、岡山高校卒(推薦入試)
〇高校時代の主リザルト
・2019インターハイ 500mTT 8位
・2020インターハイ代替大会 500mTT 6位
・2020全日本選手権ジュニアトラック選手権大会 500mTT 5位
〇大学での主リザルト
・2021インカレ チームスプリント1位、500mTT 3位、スプリント3位
・2022インカレ チームスプリント1位、500mTT 2位、スプリント3位
・2023インカレ チームスプリント1位、500mTT 1位、スプリント2位
・2023全日本トラック選手権 チームスプリント1位
〇鹿屋のお勧めポイント:「cocoa」というパン屋さん
津留 崚 3年(次期強化部長/中・長距離)
シエルブルーJr➡南大隅高➡鹿屋体大、完全地元育成でプロを目指す!
小学校から仲良しだった一つ下の福迫倖輔(現鹿屋体大2年)が先に自転車を始めたのに興味を持ち、地元にあるプロチーム「シエルブルー鹿屋」のジュニアチームに入ったのが自転車競技を始めた切っ掛けです。そのあと、鹿児島県内で有名な南大隅高校に進学し本格的な競技生活に入りました。
高校3年次の2020年には2巡目となる「かごしま国体」が予定されていたことで、ターゲットとなる学年のため、手厚い指導で着々と力を付けていきました。残念ながらコロナウイルスの影響により、3年時には主要大会が中止になりましたが、インターハイ代替大会と全日本トラック選手権では、チームパシュートで3位に入賞、少しずつ積み上げたものが結果となり自信に繋がりました。
高校では、地元の鹿屋体大の選手と練習することも多く、「憧れ」の先輩達と走れる何とも言えない高揚感でいっぱいでしたが、身近な存在だったこともあって早くから鹿屋体大に進学したいと考えていました。
念願の鹿屋育大に入学してからは、ここでしか学べない専門的な知識が習得でき、また質の高い練習を自分達で考えながら行うことで、より一層競技力向上に努め、全国大会での優勝を目指しています。
今年で3年目となるインカレでは、チームパシュートで2位となったものの、個人種目のロードではエースを任されながら途中リタイアに終わってしまいました。
新チームでは強化部長を任され、チーム全体の強化に責任を持つことになりましたが、先ずは自らの個人の実績をしっかり残し1度は全国優勝できるよう日々精進していきたいと思います。
卒業後はロードプロの世界で戦いたいと考えていますが、現在の実績ではプロチームとの契約は難しいため、限られた時間を大切に何事にも全力で取り組み、残された少ないチャンスを生かして夢を叶えたいと誓っています。
そのことが、「ロード鹿屋」の復活にもつながると信じ精進しますので、私の走りを見ていてください。ワクワクするような走りで盛り上げますので、これからも応援よろしくお願いいたします。
《プロフィール》
津留 崚(つどめ りょう)
〇鹿児島県出身、南大隅高校卒(推薦入試)
〇高校時代の主リザルト
・2020インターハイ代替大会 チームパシュート3位
・2020全日本トラック選手権 チームパシュート3位
・大学での主リザルト2023 全日本トラック選手権 チームパシュート2位
・2023 インカレ チームパシュート2位
〇鹿屋のお勧めポイント:荒平天神(学問の神様が祭られた美しいパワースポット)
福迫 倖輔 2年(中・長距離)
幼馴染の先輩を追い続ける、鹿児島純粋培養の最強オールラウンダー!
父が自転車で九州一周している姿を見て、僕も自転車に乗りたいと思うようになりました。
中学2年生の時に地元密着プロチーム「シエルブルー鹿屋」のジュニアチームに入り本格的に活動を始めました。僕につられて自転車を始めた幼馴染の津留崚先輩の後を追って、迷うことなく南大隅高校から鹿屋体大へ進んできました。
トレーニングやレースで一緒に走る鹿屋体大の皆さんは、いつも優しく振る舞ってくれて格好よく「憧れ」の存在で、「僕も鹿屋体大に入ってこんな速くて優しくてカッコいい選手になりたい」と誓った中高時代が昨日のことのように思い出されます。
「憧れ」の鹿屋体大に入学し、チームのトレーニング拠点のリンジンベース(ユクサおおすみ海の学校内)での室内トレーニング、鹿屋周辺の地形を生かしたハードなロードトレーニング、根占自転車競技場でのトラックトレーニング、専門家から指導を受けるレジトレ(ウエイト)、鹿屋体大ならではの低酸素トレーニング等によって、一年目からグングン力を付けた実感もあり、専門のロードに加えてトラックでも1㎞TTに於いて1分5秒で走れるまで成長できたと指導陣と仲間に感謝しています。
これからも競技では常にチャレンジャーとして走り続け、真の力を身に着けて後輩達の目標や子ども達の「憧れ」の存在になれるように精進してまいります。
《プロフィール》
福迫 倖輔(ふくざこ こうすけ)
〇鹿児島県出身、南大隅高校卒(推薦入試)
〇高校時代の主リザルト
・2021インターハイ ポイントレース4位
〇大学での主リザルト
・2022インカレ チームパシュート3位
・2023全日本学生トラック選手権 スクラッチ6位、マディソン6位
〇鹿屋のお勧めポイント:練習終わりに浜田海水浴場から見える夕日
年見 穂風 2年(短距離)
タレント発掘で見出された逸材! 子ども達への指導に意欲!
私は、小・中学校はバドミントンをしていましたが、県のタレント発掘事業で自転車競技への適性を見出されたのをきっかけに、このスポーツに魅了されて自転車の世界に飛び込みました。
高校のあった宮崎県都城市は、大隅半島の上部に隣接し、鹿屋市や根占自転車競技場のある南大隅町には、とても近いエリアに位置しています。従って、自転車を始めて直ぐに自転車部のある鹿屋体大が国内唯一の国立体育大学として、研究施設や周りの練習環境が整い、何より伝統的に女子強化に熱心なことを知ってから、同期の岩元美佳と一緒に自然と鹿屋体大への進路を熱望するようになりました。
自身の主観的な考えが強く思い込みの激しい私でしたが、入学後は意識の高い部員や専門的な知識を持った指導者の客観的な意見も取り入れながら、より質の高い効果的な練習に励むことができ、1年目でインカレのでは個人3位、国体では2位などの結果を残すことができました。
またこのチームは競技力向上だけでなく、ボランティア活動など地域貢献に参加し、人間力も高めてくれます。特に3年生になるとスポーツ指導実習という授業の一環で、小中学生自転車教室(シエルブルーエスポワール・サイクリングアカデミー)の指導を通じ、実践的な指導技術を学べるので今から楽しみです。毎週水曜日に開講される教室には、鹿屋市近辺の小中学校から子ども達(障害のあるお子さんも含みます)が集まるので、自転車の楽しさや安全についてしっかり教育できるよう指導者として私も成長したいと考えています。
《プロフィール》
年見 穂風(としみ ほのか)
〇宮崎県出身、都城工業高校卒(AO入試)
〇高校時代の主リザルト
・2019 JOC カップ U17スプリント優勝、U17ケイリン3位
・2021インターハイ ケイリン2位、500mTT 3位
〇大学での主リザルト
・2022インカレ チームスプリント優勝、500mTT 3位
・2022国民体育大会 ケイリン2位
・2023インカレ チームスプリント優勝
〇鹿屋のお勧めポイント:古江港のみなと食堂!海が近くにあるので魚が新鮮です!
香西 玲良 1年(短距離)
高校無冠をリベンジしたい!兄を追って鹿屋で急成長!
小1の時、2歳年上の兄が自転車を始めた縁で僕も乗り始めたと記憶しています。
高校3年時に出場したインターハイ、国体で共に2位とあと一歩で優勝を逃してしまい悔しい思いをしました。
兄の高良が鹿屋体大に進学していたこともあり、技術や数値等を用いた専門的な練習が出来ると知り、僕も鹿屋体大への進学を決め高校時代のリベンジにアタックすることにしました。
僕ら香西兄弟もそうですが、過去にも大勢の有名な先輩方が兄弟で所属されたことからもこのチームの信頼性の高さが証明されています。(山本元喜・大喜、黒枝士揮・咲哉、徳田鍛造・優・匠、橋本英也・優弥、成海大地・大聖・綾香、長松大祐・空吾、等敬称略)
僕は入学してまだ半年しか経っていませんが、今まで経験のない専門的なトレーニングや技術練習など次々と新しいことを学び、短期間で飛躍的に力をつけることが出来たと感じていて、実際に全国大会などにも出場の機会を与えて頂き、練習は苦しいですが選んだ進路が正しかったととても満足しています。
まだ僕の今の力では個人での全国優勝には程遠いですが、そこまでの道筋が見えてきたと確信を持てていて毎日がモチベーション高く生活できています。
これからも現状に満足せず指導者の皆さんや、先輩方、応援してくださる方たちの力を借りて、目標に向けて1歩ずつ近づいていきたいと思います。
是非、僕の4年間の成長を楽しみにして頂き熱い応援を頂きますよう宜しくお願い致します。
《プロフィール》
香西 玲良(こうざい あきら)
〇香川県出身、高松工芸高校卒(推薦入試)
〇高校時代の主リザルト
・2022インターハイ 4km速度競走2位
・2022国民体育大会 ケイリン2位
〇大学での主リザルト
・2023インカレ ケイリン5位、チームスプリント5位
〇鹿屋のお勧めポイント:とんかつ竹亭、鹿屋体大の先輩達♪
梅澤 幹太 1年(中・長距離)
夢はオリンピックメダリスト! 最高の環境で最高のパフォーマンスを目指す!
家が自転車屋(プロショップ&フレームビルダー)をしていて、沢山の選手が出入りしていたことから自然と小学4年生より自転車を始めました。
高校時代にJr日本記録樹立や全国優勝を決めたことで6つの大学から勧誘をいただきました。鹿屋体育大学は国立大学の為、積極的な勧誘は頂けませんでしたが、高校の監督の母校でもあり練習環境が抜群に良くトレーニングに打ち込めることを知り進学先に決めました。
実際に入学してからの通常のルーティンは、チームで揃っての朝練から始まり、皆で朝食を取った後に揃って授業に出席、そして午後からも皆で一丸となってクタクタになるまでロード練などをこなします。
週末は根占自転車競技場でバンク練や大自然のロードワークで終日走り、無意識のうちに活動へのモチベーションが高まり、競技力が順調に向上していることに満足しています。
お陰様で初のインカレには沢山の種目で出場の機会を与えてもらい、マディソン優勝、チームパシュート2位、オムニアム3位とチーム総合に貢献する良い成績を残すことができました。
私は将来オリンピックでのメダル獲得を目標としています。
自分を支えてくださる方々や応援してくださる方々に、熱い走りで感謝を伝えられるようしっかり練習して強くてカッコいい「憧れ」の選手を目指していきますので、学生時代の4年間及びプロになってからも絶大なる応援を賜りますよう宜しくお願い致します。
《プロフィール》
梅澤 幹太(うめざわ かんた)
〇愛媛県出身、松山工業高校卒(AO入試)
〇高校時代の主リザルト
・2022Jr全日本トラック選手権 ポイントレース優勝
※3km個人追抜Jr日本記録樹立
〇大学での主リザルト
・2023インカレ マディソン優勝、チームパシュート2位、オムニアム3位
〇鹿屋のお勧めポイント:食べ物が美味しくて、練習環境が最高!
プロジェクト留意事項
▽本クラウドファンディングでのご支援は、税制控除にはなりませんのでご注意ください。
▽リターンの各種企画は、新型コロナウイルス感染症などの影響により今年の実施などが難しい場合、期日を遅らせて実施する場合もございます。予めご了承ください。
▽リターンの発送予定月につきましては、製造状況などの影響により、当初の予定より遅れる可能性がございますので、予めご了承ください。
▽リターンにつきましては制限個数の追加、新たなコースの追加の可能性がございます。また、達成後に既にご支援いただいたコースから別のコースに変更することはできませんので、ご了承ください。
▽支援時にご回答いただく質問項目への回答は支援確定後、変更できません。
▽リターンの性質などに鑑み当団体の判断でご支援をお断りする場合がありますので、あらかじめご了承下さい。なお、この場合、理由に関するお問い合わせには応じかねます。
▽お名前掲載のリターンに関する条件の詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」をご確認ください。
▽ご支援に関するご質問は、こちらをご覧ください。
- プロジェクト実行責任者:
- 山口大貴(顧問教員、部長兼監督)(鹿屋体育大学自転車競技部)
- プロジェクト実施完了日:
- 2024年3月31日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
鹿屋体育大学自転車競技部が、トレーニング機器の購入・整備(パワーマックス1台・ワットバイク1台)、HPリニューアル・広報誌発行費用、子どもたちへの指導活動として使用する。
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プロフィール
世界を相手に活躍できる選手を輩出すると共に、日本でこの自転車競技をもっとメジャーにし、未来の自転車界を支える人物を育成することをモットーに日々活動しています。 この考えは創部時から変わっておらずOBOGを含め、自転車競技部全体が自転車競技のメジャー化に向けて努力しています。
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リターン
5,000円+システム利用料
純粋応援コース|5,000円
●お礼メール
●新HPにお名前掲載(希望制)
- 申込数
- 157
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年1月
10,000円+システム利用料
年刊広報誌(選手情報満載)お届け|1万円
●年刊広報誌(選手情報満載/写真は参考)
●チームポスター(2024カレンダー)
●お礼メール
●新HPにお名前掲載(希望制)
- 申込数
- 168
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5,000円+システム利用料
純粋応援コース|5,000円
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10,000円+システム利用料
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