支援総額
目標金額 500,000円
- 支援者
- 90人
- 募集終了日
- 2021年6月7日
好きだけどつらい・・デートDVのない社会のために相談窓口を続けたい
#子ども・教育
- 総計
- 61人
311人募集中!|311子ども甲状腺がん裁判応援サポーター
#災害
- 総計
- 296人
高校生が北海道に平和の響きを届ける【高校生被爆ピアノコンサート】
#子ども・教育
- 現在
- 1,125,000円
- 支援者
- 139人
- 残り
- 24日
学生によるメサイア演奏会復活プロジェクト|国際基督教大学(ICU)
#子ども・教育
- 現在
- 1,492,000円
- 支援者
- 119人
- 残り
- 16日
不幸な猫ゼロを目指して! "もりねこサポーター" 募集中!
#まちづくり
- 総計
- 47人
1匹でも多くの猫を救い新しい飼い主に繋げる為に|ツキネコサポーター
#動物
- 総計
- 221人
DVと貧困に苦しむ親子を支える|オリーブの家おやこ基金
#子ども・教育
- 総計
- 53人
プロジェクト本文
終了報告を読む
▼目標達成のお礼とネクストゴールについて
みなさまの温かいご支援、応援メッセージ、ありがとうございます。
おかげさまでなんとスタート日から数えて5日でプロジェクトを達成することができました。
女性への暴力(DV)についてこんなに多くの方が「なんとかしたい」「何かしたい」と思ってくださっていること、また加害者についても「学ぶ場が必要だ」と考えてくださっていることが分かり、とても心強く、励まされます。
DVをなくすために、やりたいこと、必要とされていることがまだまだあります。
そこで、ネクストゴールを設定することにしました。
▽ネクストゴールの金額
50万円
▽ネクストゴールの金額の使途
DVを目撃した子どものグリーフプログラム
DVをなくすため、加害者を作らないためには、DVを見て暴力を学んでしまった子どもたちへのケアも大切です。
holoholoでは、DVを目撃した子どものグリーフプログラムを始めました(写真は第1回の様子です)。
子どものプログラムは、小物作りなどのワークやお話の時間を通じて、普段フタをしがちな気持ちを仲間と一緒に感じてみるプログラムです。
自分も相手も大切にすること、暴力を選ばない方法があることをみんなで学んでいきます。
並行して母親のピアサポートグループも開催します。
低年齢のきょうだいがいれば、託児も用意します。
子どものプログラムにはスタッフがたくさん必要であり、更にワークのための道具やみんなが楽しみにしているおやつの用意など、かなり費用がかかります。
前回は安くない参加費でしたが、それでも赤字で開催しました。
みなさんからのご支援で、子どものグリーフプログラムを開催したいと思います。
費用があるうちは、参加費を低価格で開催できます。
思春期の若者向けなど、年齢別での開催も考えています。
6月7日のゴール日まで、ご支援よろしくお願いします。
▼自己紹介
▽被害者のためのDV加害者プログラム
初めまして、holoholo代表のまつもとゆかり(40)です。
10年前、DVにあっていました。そのときに「同じ経験をした仲間と話したい」と思ったことをきっかけに、DV被害女性のための団体holohloを立ち上げました。最初はピアサポートグループだけだった活動ですが、DV講座「心のケアとサポート講座」や個別相談も実施するようになりました。
holoholoで安心してDVの仕組みについて学び、自分に起こったことを整理していくと、女性たちは自分らしさを取り戻し、見違えるほどに輝きます。
暴力はこんなに輝ける人をあんなにも抑圧し怯えさせることができるのかと、愕然としながらも、輝いていく女性たちから力をもらえることが活動の原動力となっています。
そんな中、多くのDV被害女性のお話の中で、心に引っかかる言葉たちがありました。
「DVは辛いですが、別れたくはありません。でも子どもへの影響が心配です。」
「どうして被害者である私と子どもが逃げ隠れしなければならないのでしょうか。」
「加害者は変わろうと努力もしていない。それなのに調停で面会交流を要求されています。」
日本では長らく、DVから助かるためには被害者が「逃げる」しかないと思われてきました。しかし、ジェンダーギャップ先進国最下位のこの国で、女性が自立していくことは困難が多く、逃げる選択が難しいケース、逃げた後に苦労して心身を壊してしまうケース、面会交流を求められて逃げきれないケース等が多くあります。「逃げる」選択をしない/できない人がいて当然です。
それなのに、「別れたくないけれど辛い」という人の相談場所が、ありません。
そして、加害者は野放しです。
「北海道で加害者プログラムを受けられる場所はありませんか?」
この質問を何度か受けるようになりました。
何を隠そう私も、被害の渦中にあったとき、北海道の加害者プログラムを探したことがありました。「変わらないかもしれない、でも試してみたい。それでだめなら諦められる。」そう思って検索を繰り返し、「東京にはあるのに」と絶望した気持ちを思い出しました。
幸運なことに、DV被害者支援を長年やってきた信頼できる仲間が実施資格(awareの手法による)を取得しており、DV加害者プログラムを始めたいという希望を持っていました。
彼女に、DV加害者プログラムをholoholoでやりましょう、と声をかけ、2015年、パートナー部門「のびぽこNo-vipoco」をholoholo内に設置、北海道初のDV加害者プログラム実施団体として活動がスタートしました。
(実施者の2人。2人1組で実施しています。)
私たちのDV加害者プログラムは、「被害者のため」に行っています。
被害者の希望を最優先とし、「逃げる」「別れる」だけではない選択肢のひとつとして、被害の悪化と孤立化を防ぐために始めました。
「別れた後にも、ストーカーや嫌がらせ等によって警察に相談をしている被害者も多くいます。また、暴力の影響で心身ともに疲弊し、社会生活がうまくいかない被害者(子ども含む)もいます。ただ別れれば解決ということではありません。また、1人の加害者に複数の被害者が存在するケースも多いです。1人の加害者が学び行動を改めることは、複数の被害者を救うことでもあるのです。」
のびぽこには、設立当初から、全国的にも例を見ないほどの問い合わせがあり、現在は17名の男性がプログラムに参加しています。問い合わせ数や事前面談数はその何倍にも及びます。
のびぽこは札幌で活動していますが、道内各地から参加者が通ってきています。
DV加害者プログラムは必要とされている、と強く感じています。
「グループプログラムであることに意味があります。同じ過ちをした人同士がコメントし合うことで、より深く心に響くのです。他人のことだと冷静になれて素晴らしい指摘をした後に、それは自分にも当てはまることだと気づくことがあります。学びの進んでいる人が初参加の人に、自分も最初はそうだったがその考え方は間違っている、と発言することもあります。」
(ある日のプログラム。近況の振り返りから始まります。)
「DV加害者プログラムをやってみて意外だったことがあります。
それは、通ってくる男性たちが、最初はイヤイヤだったのに、だんだん喜んで(やる気をもって)来るようになることです。健全な方法を知らないことをただ批判されるのではなく、新しく学び直せる場があるということは、難しい道のりではありますが、加害者にとっても希望なのだと感じています。」
しかし、DV加害者プログラムは、DV被害者支援の中ではまだ認知度が低く、公的な支援が全くありません。 被害が悪化したり広がったりしないための活動であるにも関わらず、そして今まで多くの被害者に感謝されているにも関わらず、加害者の支援をしているかのような誤解を受けることも未だにあります。
そこで、資金難を解消し、かつDV加害者プログラムの理解を広げ、応援してくれる方を増やすために、クラウドファンディングという場を活用してみることにしました。
私たちのプロジェクトを以下に紹介します。
▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ
▽「ここがあるから、やってこられた」その活動を続けるために
なんとか5年間活動してきて、私たちは問題に直面しました。
今まで活動してきた場所が、もうすぐ使えなくなります。
そこは、他の市民団体とシェアして使っていた場所でした。のびぽこの活動に理解のある個人が家賃のほとんどを拠出してくれていました。しかし、もうそれに頼ることはできなくなりました。
でも、
「ここがあるから、やってこられた。夫には死ぬまで通ってもらいたい。」
「DVが直ったとは思わない。でも、私はもう彼が怖くない。私もここで学んで、癒やされた。」
そう言ってくれる人がいる限り、この活動は続けていきたいのです。
加害者プログラムは、公的な支援がないと書きました。活動場所も資金も自前で揃えなければなりません。
幸い、今までの活動でのご縁で、安価で借りられるスペースが見つかりました。
けれどそこは何年も空いていた事務室で、殺風景でカーテンもレースだけ。外から丸見えで、冬は冷えそうです。
内装を整えたい。
しかし、月々の家賃はなんとか工面するとしても、まとまった改装費用がありません。
holoholoは、ほとんどのスタッフがDV被害経験者という手作りの団体です。自己資金もありません。
安定してDV加害者プログラムが実施できる拠点づくりのために、改装費50万円をご支援いただけないでしょうか。
そして、DV加害者プログラムの応援団になってください。
どうぞよろしくお願いします。
(のびぽこのDV加害者プログラムは、男性加害者専用です。女性加害者、LGBTsの加害者もいることは承知していますが、全てを対象にできるだけのキャパシティがないので、当団体は現在、女性被害者、男性加害者のカップルを対象としています。)
▽拠点があればこんなことができる
・参加者が増えているDV加害者プログラムを開催できる専用の拠点
―3グループを月に各2回計6回開催
・パートナー女性の会
―月1回(託児つき)
・グループ参加前の事前面談
―月平均4回
・パートナー女性との個別相談
・面会交流の引き渡し場所
▽のびぽこは家庭の延長線上にありたい
遠方から何時間も車を走らせて来る人、仕事終わりに急いで来る人、年齢も職業も様々な男性たちがのびぽこに集まります。
「のびぽこは、会社ではありません。上下も勝ち負けもありません。正論を言うべき場所ではなく、正直であるべき場所です。だからこそ、靴を脱いで、家庭的な雰囲気に拘りたい。のびぽこでできたことは、家庭に帰って実践しなければならいのですから、かけ離れた場所ではあってはならいないのです。」
のびぽこの活動拠点は、加害者が本音を言えるような、秘密が守られ、安心できる場所にしたい。
被害を受けた相手の気持ちに共感し、涙を流せる場所でありたい。
そう思っています。
さらに大事なのは、DV被害者(パートナー女性)との面談です。
相談には至急な対応が必要な場合が多く、その都度会場を探して予約をするという方法では間に合いません。
初めての人と初めての場所でDVの話をする、それだけで相談者はとても緊張しています。
案内された場所が殺風景な事務室なのと、家庭的な温かい雰囲気の場所なのとでは、緊張の緩み方が違います。
幼い子どもを連れている場合も多くあり、這って遊ばせられる環境であれば、そこは「自分が来ていい場所」だと思ってもらえることでしょう。
加害者には、「ここで学んだことを家庭で実践する」
被害者には、「家庭で何があってもここに来て相談できる」
そう思ってもらえる場所にすることが目標です。
素敵な内装にできるよう、改装費のご支援をよろしくお願いします。
(パートナー女性の会。夫の様子を聞いたり、近況を報告したり、ワークをしたりします。)
▼費用の使途
①長尺シートの床にタイルカーペットを敷きます。
靴を脱ぐのと同時に、自分の背負ってきた鎧も脱ぎ、本当の自分と向き合ってもらいたいからです。
また、子どもを連れて相談に来る方もいるので、カーペットが安心です。
費用を削減するために、カーペットは自分たちで貼る予定です!
②カーテンを取り付けます。
窓だらけの部屋です。
片面は西日、片面は隣の建物と近接しているので、日よけと目隠しのためにカーテンは必須です。
また、ここは北海道。冬の冷気を遮るためにもカーテンは重要です。
③エアコン購入・設置
北海道ですが、最近の夏は暑いです。西向きなので、西日が入るとなおさらです。
また、冬は暖房としても使います。ストーブ1台ではなかなか暖まりにくいので、エアコンも活用します。
④照明を付け替えます。
事務所なので、アイソのない蛍光灯が並んでいます。
機能的かつオシャレな照明に付け替えたいです。
⑤引越費用を支出します。
今までの拠点に持ち込んでいた折りたたみ椅子や膝上テーブルは持ち込みます。
ミニ冷蔵庫やPC台、プリンタ、本棚等の荷物があります。
⑥時計、湯沸かしポット、スリッパ等細かなものを揃えます。
こういう細かなものもいざ揃えるとなかなかな費用になって驚きます。
(西日が差し込む新拠点)
▼プロジェクトの展望・ビジョン
活動拠点の改装が完成したら、早速拠点での活動を始めます。
新拠点は、公共交通機関も近く、向かいに大きなコインパーキングがあり車で来る人にも便利です。
少し歩けば大きな公園もあり、託児があるときには公園で遊ぶこともできます。
holoholoは、別れた人も別居の人も同居の人も非婚の人も、そして暴力を手放したいと思う加害者も、DVで辛いと思うあらゆる境遇の人と繋がりたいと思っています。
そうして、暴力を手放し健全なコミュニケーションを学んだ人が増えることにより、社会全体がよりよくなっていくことを、私たちは願います。
DV加害者プログラムへのご理解と、応援をよろしくお願いします。
▼プロジェクト終了要項
オープン完了予定日
2021年7月31日
建築・改修場所
札幌市中央区
建築・改修後の用途
DV加害者プログラムや事前面談、パートナー女性の会の会場
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
プロフィール
holoholoは、札幌でDV・モラハラからの回復を目指す活動をしているグループです。ピアサポートグループ、DV勉強会「心のケアとサポート講座」、DV加害者プログラム、個別相談を実施しています。2011年設立、今年で10周年です!
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
リターン
3,000円
感謝のメール
●完成した内装写真を添付した感謝のメールを送ります。
- 申込数
- 21
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年8月
5,000円
感謝のメール&holoholo活動報告メール(不定期)
●完成した内装写真を添付した感謝のメールを送ります。●holoholoの活動報告メールを不定期でお届けします。
- 申込数
- 38
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年12月
3,000円
感謝のメール
●完成した内装写真を添付した感謝のメールを送ります。
- 申込数
- 21
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年8月
5,000円
感謝のメール&holoholo活動報告メール(不定期)
●完成した内装写真を添付した感謝のメールを送ります。●holoholoの活動報告メールを不定期でお届けします。
- 申込数
- 38
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年12月
プロフィール
holoholoは、札幌でDV・モラハラからの回復を目指す活動をしているグループです。ピアサポートグループ、DV勉強会「心のケアとサポート講座」、DV加害者プログラム、個別相談を実施しています。2011年設立、今年で10周年です!